【インドのホーリー祭】女子はセクハラ覚悟!バラナシで参加してきたよ。

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こんにちは、女忍者(@nappy_saya)です。

一度は行ってみたかったお祭り!

 

女忍者
念願だったインドのホーリー祭に参加してきました!

 

パチパチ!

 

でも、私がホーリー祭のときにいたのは、ガンジス川で有名なバラナシです。

バラナシにくるまで知ったのですが、バラナシのホーリー祭はインドで一番過激

 

日本人宿では、参加しないように呼びかけていました。

 

「せっかく来たから、ホーリーに参加したい。でも、危険らしいからどうしよう・・」

こんな葛藤があったのですが、結局ホーリーには参加してきました!

 

  • なぜホーリーは危険と言われるのか
  • ホーリーで必要なもの
  • 実際にホーリーに参加した感想

 

これからホーリーに参加するか迷っている方にむけて、役に立てる記事を書いていこうと思います。

それでは、どうぞ!

 

ホーリー祭とは

 

ホーリー祭とは、春の到来を祝うヒンドゥー教のお祭りです。

インドだけでなく、ネパールでもこの祭りは行われます。

道行く知らない人、誰彼かまわず、色粉や色水を掛け合い「Happy Holi と言い合い、お祝いします。

ホーリー祭が危険だと言われる理由

 

バラナシは、ヒンドゥー教の聖地なのでホーリー祭もインドで一番激しいと言われています。

カラーパウダーだけではなく、小石や牛のウンコを投げられたり、過去には死者が出たりもしたみたいです。

ハッピーなお祭りのはずなのに、なぜそんなに危険といわれてるのでしょう?

 

カースト制度解禁

ヒンドゥー教にはカースト制度があるのは、ご存知でしょうか?

カーストは一般に基本的な分類(ヴァルナ – varṇa)が4つあるが、その中には非常に細かい定義があり、結果として非常に多くのジャーティその他のカーストが存在している。カーストは身分や職業を規定する。カーストは親から受け継がれるだけであり、誕生後にカーストの変更はできない。ただし、現在の人生の結果によっては次の生で高いカーストに上がれる。現在のカーストは過去生の結果であるから、受け入れて人生のテーマを生きるべきだとされる。まさにカーストとは、ヒンドゥー教の根本的世界観である輪廻転生(サンサーラ)観によって基盤を強化されている社会原理といえる。

出典-Wikipedia より

 

ヒンドゥー教では産まれながらにして、カーストによって身分や職業が決められてるんですよね。

本人の努力ではどうしようもないんです。

 

女忍者
このご時勢にそんな制度が?

 

そう思いましたが、世界は広いんですよね!

 

カースト制度は、ヒンドゥー教独自の制度なので、改宗すればその制度もなくなるみたいです。

 

またITという仕事は新しい仕事のため、カーストに属していないんです。

だから、IT系の仕事は身分に関係なく働ける仕事で、現在インドで急上昇してるみたいです。

 

話はそれましたが・・そんなカースト制度が解禁

普段、下のカーストにいる人もこの日は無礼講

 

普段の恨みが爆発するから危険。」そんな風に考えられてます。

 

 

お酒解禁

ヒンドゥー教では、牛を「聖なるもの」としているので牛肉は食べませんし、お酒も基本的に禁止されてます。

ただ、ホーリー祭のときは、お酒解禁!

 

「酔った人があばれるから危険。」

これも、ホーリーが危険だと言われてる理由です。

 

日本人宿では外出禁止

一日だけ泊まった日本人宿(サンタナ バラナシ)では、ホーリー前日の夜から当日にかけて外出禁止しています。

宿のスタッフには「外に出たら、101%レイプされるよ!」と注意されました。

宿の前の道路で、泊まってる日本人だけでプチホーリーをするとのこと。

 

 

女忍者

せっかくこのホーリーに合わせてバラナシに来たのに..
そんなん全然楽しくないやん!

でもレイプされるのは嫌だ!

 

 

直前まで、ホーリーに行くか迷いに迷いました。

 

注意を呼びかける横断幕

バラナシのガンガー沿いには、こんな横断幕。

「!! Happy Holi !!」と祝ってますが、こんな注意書きが書いていました。

バラナシのガンジス川にあった張り紙

For your information it is Dangerous Fesrtival for the girls.

All men will be totaly Drunk. That is why all Indian Women stay at home.

For security reason we give advise to the Tourist to enjoy this festival with Indian Familly of the guest house or on the hotel from 8 A.M. until 2.P.M

Don’t give any hug this day!

Nobody keep control so don’t take any Risk.

 

(日本語訳)

ホーリー祭は、女性にはとても危険な祭りです。

全ての男性は酔っ払っています。

だから、インド人女性は外出せずに家にいます。

観光客はホテルかホステルでホーリーを楽しんで。

この日は、ハグをしないで!

誰もコントロールできないから、危険をおかさないで!

 

どうやら、バラナシのホーリー祭は女性にはとても危険らしいです!

(꒦ິ⌑꒦ີ)

 

前日から街はお祭りモード

 

そんなホーリー祭。

私の心配はよそに、前日の街は賑やかな雰囲気で盛り上がっていました。

ホーリー祭(バラナシ)

当日に掛け合うカラフルなパウダーが、至る所で売られていて、

ホーリー祭(バラナシ)

ガンガー沿いでは、男性たちが馬鹿騒ぎしていました。

インド人は踊ることが大好きなのです。

ホーリー祭(バラナシ)子供

様々な色に染まる子供たち。

明日が待ちきれなくってワクワクしてるのが伝わってきました。

ホーリー祭(バラナシ)子供

もちろん、大人だって同じ気持ち。楽しそうに顔を染めてました。
(なぜか写真を撮る時は真顔になるインド人・・)

ホーリー祭(バラナシ)大人

さて、女性にとっては危険なホーリー祭。

参加するか、やめるかどうしよう..すごく迷います。

 

 

救いの神を発見。

そんな葛藤の中、私が参加しているブログ村の世界一周カテゴリーで偶然こんな記事を見つけました。

ホーリー祭までのカウントダウン開始!!!

 

書いているのは、沈没系男子二人旅さん。

どうやらタイであった友達とグループで参加されるとのこと。

 

てれさと二人だけやったら超不安だけど、大人数ならきっと大丈夫..!

過去行った方のブログ記事やらを読んで、そう判断しました。

 

早速「一緒に参加させてください!」コメントを送りました。

若者二人がよそ者を混ぜてくれるのか不安だったけど、
『もちろんです。是非混ざってください!!』との有難いお言葉。

 

女忍者
よし!これで念願のホーリーに行ける!!

ワクワク!

 

ホーリー祭に必要な持ち物準備

さっそくホーリー祭りに備えて、必要なものを準備します。

水鉄砲とカラーパウダー

ホーリー祭(バラナシ)カラーパウダー

ちなみにこのカラーパウダー。
黄色は尿、赤は血、緑は田畑を象徴してるらしいです。

 

汚れてもいい服

 

汚れてもいい忍者衣装もスタンバイ。

ホーリー祭(バラナシ)忍者服

いや、よく考えたら、黒とか色ついてもわからないよね..

ホーリー祭(バラナシ)忍者服

なので、当日は泣く泣く忍者をお休み。

白いTシャツにお絵描きして、挑むことにしました。

ホーリー祭(バラナシ)白い服

 

防水カメラ

私は持ってないので、友達に写真はお願いしました。

防水カメラは旅で、持ってきておいたらよかったなぁ~と思う旅の必需品ですよ!

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※インドにいるときは持ってなかったけど、チリで購入しました。

 

ホーリー祭当日

2015年3月6日 いよいよホーリー祭当日です。

無事に楽しめますように。

ホーリーは朝の8時から始まるけれど、大事をとって朝5時30分に集合しました。

インドも今の時期、朝晩は冷え込むのですが、この日もめちゃくちゃ寒かったです。

ホーリー祭(バラナシ)牛

牛も朝から、既にこんな色になってました。

みんなであったかいチャイを飲みに行って、ガンガーから登る朝日を・・

そして朝の8時になるのを待ちました。

ホーリー祭(バラナシ)ガンジス川

そして、まだ8時前だけどさっそく子供たちから攻撃を受ける私と姉さん。

ホーリー祭(バラナシ)

もうね、寒い!!

寒すぎる。

 

女忍者
ホーリーって、こんなに過酷なのか..

 

心が折れかけます。

 

いよいよ8時になって、メインロードの方へに移動。

さっそく、ビニール袋が顔面直撃。

女忍者

い、痛い。痛いよー。冷たいよー。

普通、顔面って狙わないよね。いや、インド人に私の普通なんて通用しないんだった。。

 

本来は色粉をかけあうみたいだけど、バラナシではビニール袋みたいなのに水と色粉を薄めていれて、容赦なく投げつけてくる子が多かったです。

中には手で色粉をとり、顔に優しく塗って、『Happy Holi』って握手してくれる紳士的な人も、もちろんいました。

が・・

やつらは基本、手加減なんて言葉を知りません。

 

全力で袋投げつけてきたり、水鉄砲してきたり、しまいにはバケツでかけてきたり

粉を持った手で顔面をぐちゃぐちゃに触りつけてきたり。

ホーリー祭(バラナシ)

ホーリー祭(バラナシ)


201503072208174a6.jpg

ホーリー祭(バラナシ)

てれさのこの表情で、冷たさはわかってもらえるんじゃないでしょうか。

開始数分で、みんなこんな感じになりました。

ホーリー祭(バラナシ)

沈没系男子二人旅のショウくんとタクくんと(変装中の)女忍者。
目に入るのを恐れて、サングラス着用。

ホーリー祭(バラナシ)

ショウくんは、インドでパーマをかけて失敗して、ストレートパーマをすぐあてたらしい。
てれさのパーマをなぜか羨ましがってた可愛い青年。

タクくんは見た目が怖かったので 、実はビクビクしてました。
でもめちゃくちゃノリが良くて、いい人でした。

ホーリー祭(バラナシ)

女子は4人で参加しました。
姐さん、ひとみちゃん、ともちゃん。

みんな元気いっぱいで、その元気が羨ましかったです。

この5人、タイのバンコクで仲良くなったらしいです。

バンコクとか私、日本人とほとんど接点なく過ごしてたけど..
やっぱり日本人宿に泊まったら、出会いっていっぱいあるのかな。

いや、彼らの陽気な性格だから、こうやって人をいっぱい惹きつけるんでしょう。

ホーリー祭(バラナシ)
インド人たちも、こんな感じで色づいてました。

ホーリー祭(バラナシ)

せっかくなので、ガンガーの方まで移動。

ホーリー祭(バラナシ)

ホーリー祭(バラナシ)

ホーリー祭(バラナシ)

テレビ局の取材が来てたりして、こっちはこっちで大盛り上がりしていました。

 

2時間ほどが経過したぐらいで、疲れと寒さがピークに・・

Happy Holi チームに別れを告げ、私とてれさは泊まってる BABA ゲストハウスの屋上へ帰っていきました。

 

ゲストハウスに着くまでの道も、油断大敵。

やつらは、屋上から通行人めがけて色水を投げてきます。
帰る途中も3回ぐらい色水の攻撃を受けました。

 

やっとの思いで、ゲストハウスの屋上に到着。
ココでは大音量のミュージックが流れ、下で踊る欧米人たちの姿。

その上からバケツで色水をドバッとかけあうカオスな感じ・・

 

女忍者
それ、絶対寒いやつや・・

 

震える体で水を避け、なんとか上へ移動します。

そん時に撮った写真がコレ・・

ホーリー祭(バラナシ)

・・

ゾンビ

・・

白いTシャツがこんな姿になるなんて。

その後は、やっぱりバケツで水を2回ぐらいかけられ、ヘロヘロになりながらシャワーへ直行しました。

 

ホーリー祭の感想

 

女忍者
バラナシのホーリー、想像以上にカオスでした。

思ってた以上に、寒いし、痛い。

 

カースト制度解禁って聞いてたけど、「カーストの下の人って本当に参加してたのかな?」

と疑問を持ちました。

 

「やっぱり、それなりにかける人、かけていい人を選んで楽しんでるのかな?」

という印象を、私は受けました。

 

そして、やっぱり女性は注意が必要です

みんなでいるときに、インド人男性に囲まれた時があったのですが、「Happy Holi」 と言いながら、胸に手が伸びる、伸びる..

女子だけじゃなく男子と一緒だったんで、胸触られるだけですんだけど

 

女忍者
もし一人だったら・・と考えるとても怖かったです。

 

張り紙にもあったとおり、外出してるインド人女性は、子供も含めて見かけませんでした。

女性で見かけたのは、欧米人女性のみで、日本人女性も、私たち以外は見かけませんでした。

 

 

これからホーリー祭に参加される方へ

 

観光客はやはり珍しいので、色粉の攻撃が半端ないので、覚悟して行ってください。

特に女性。

もし、参加される方は本当に気をつけてくださいね。

私たちは、大人数で行ったこともあり無事でしたけど、絶対安全なんてことはありえないと感じました。

もしかしたら、私達が大事には至らなかっただけかもしれないし、何とも言えないです。

 

行く人は自己責任で行ってくださいね。

そして、行ったのなら十分にホーリーを楽しんでください。

 

バラナシより激しい街?ブリンダバン

私は今度ホーリーに行くなら、バラナシじゃなくて、ホーリーの最激戦区と呼ばれているブリンダバンに行きたいです。

デリーからマトゥラーまではバスで約3時間。

マトゥラーからブリンダバンはオートリキシャで30分〜1時間でアクセスできるみたいです。

ブリンダバン街はクリシュナの生誕地として有名で、ヒンドゥー教の聖地。

ブリンダバンのバンケ・ビハリ寺院にのホーリー祭の様子がYoutubeに上がってたのですが、すごかったです。

色粉が飛び交いまくってて、私が体験したホーリー祭よりカオスです。

 

まとめ

想像以上にカオスだったホーリー祭。

これからホーリー祭に参加するか迷っている方にむけて

なぜホーリーは危険と言われるのか、ホーリーで必要なものやホーリーの感想を書いていきました。

 

行くかどうかすごく迷ったけど、結果的には行ってよかったです。

 

女忍者
寒くて、痛くて。ただただ、辛かったけど、

 

後から思い起こせば貴重な経験をできたなぁーとしみじみ思います。

ちなみに髪や肌に付いたカラー粉はシャンプーを3回ぐらいしても全然とれませんでしたし、案の定ホーリーの後は熱がでてしばらくバラナシからでれませんでした。

 

でも、それをひっくるめても良い思い出です。(笑)

 


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コメント

コメント一覧 (2件)

  • お久しぶりです。アヤレミのアヤです^o^
    ホーリ祭楽しそうですね^_^
    インドに行くかまだ悩んでます∑(゚Д゚)
    質問なんですが、トマト祭り行きますよね?
    チケットとりましたか?

  • トマト祭りまだ行くか悩んでます・・
    そん時は一人旅なんで、ヨーロッパ長くいるのもきつそうで!
    なのでチケットもまだです。。
    ヤバイです‼︎

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