こんにちは、女忍者です。
フィリピン、セブ島のサウスピークに3週間留学してました。
セブ島で初めて、発音強制レッスンを受けたのですが、「もっと、早くこの勉強法を知っていればよかった!」と思うぐらい衝撃でした。
ネイティブが英語を話すとき、舌ってこうなってたんですね~!
発音矯正を受けるまで全く知りませんでした!
サウスピークで受けている発音強制レッスンについてレポートしたいと思います。
「もっと英語を発音よく話したい!」「発音を治すコツを知りたい!」そんな風に思ってる方には特に読んでいただきたいです。
カタカナ英語しか話せなかった女忍者ですが、3週間で発音のコツを学ぶことができました。
カタカナ英語じゃ通じない
「英語の発音矯正なんて必要なの?」
「通じればよくない?」実は、私はそんな風に思ってました。
受験に必要がなかった発音。
大学入試の英語は、スピーキングやリスニングよりも、ライティングやリーディングをメインにしています。
だから、ぶっちゃけ私の中で発音の勉強に対する優先度がすごく低かったんですよね。
CD付きの参考書を買ったとしても、「何でこの本CD付いてるんだろう?」と、CDを開封したことがありませんでした。
私の話す英語は英語じゃない。
その結果、こんなことが起こりました。

自分では英語を話してるつもりなのに、「日本語じゃなくて、英語を話して!」と海外旅行中になんども言われたのです。
相手に伝わらなければ、英語とすら認識してもらえません。
カタカナ英語でも、「通じればよくない?」と思ってたけど、実際はぜんぜん通じなかったんです。(涙)
One hour(一時間)という超簡単な英語すら通じないときは、さすがに絶望しました。
途中からは「どうせ私の発音は通じないだろう。」と諦めて・・
一つ一つアルファベットで単語を説明するというめんどくさいことをして、コミュニケーションを何とかとってました。

もっとスムーズに伝わる英語を話したい!
カタカナ英語では、相手と自分に負担がかかる!
発音強制レッスンを受ける
そんな経緯もあり、フィリピンのセブ島で初めて発音矯正を受けました。
英語発音のコツを手っ取り早く習得したかったからです。
サウスピークでは、それぞれの希望や能力に合わせたカリキュラムを、事前に組んでくれます。
私は事前学習相談で、「発音をとにかく、よくしたい!」と相談していたので、
発音矯正レッスンは1日2コマ (50分×2) 受講できるカリキュラムでした。
発音テストでチェック。
まずは、自分がどの音ができて、どの音ができていなかのテストを受けました。
テキストに書かれている英文を読み上げて、先生がその発音ができてるかどうかをチェックしていきます。
また、先生が読み上げる単語を聞き、「LとR」「VとB」なんかを聞き分けるテストもありました。

今まで、英語の発音を意識したことない女忍者はすごく苦戦しました。
そんな状態で受けたテストの点数は・・
200点中、98点!



できていない音を発音強制。
発音矯正の授業では、事前に購入するように言われたこの教科書を使って勉強しました。
今回は3週間しか時間がなかったので、
発音テストを受けて判明した、私ができていない音を重点的に矯正します。
青のマーカーで色づけされたやつ全部です。
フォニックスの本でわかりにくい部分があった場合、英語耳の教科書を読んで勉強しました。
発音は舌の動きが大切になってくるのですが、微妙な舌の動きが書かれていてわかりやすいからです。
セブ島で初めて英語の発音矯正を受けてるけど、英語話す時、舌ってこんなに動くものなの?と驚愕してます。
舌が忙しすぎて、舌が筋肉痛になりそうなぐらい。
そりゃ外国人のキスは上手いはずだわ・・— 女忍者@世界一周 (@nappy_saya) 2017年7月19日
英語発音のコツ。できてない発音を練習しよう
英語発音をよくするコツ!
それは自分ができてない発音を練習することです。
例えば、みなさんはこの違いがわかりますか?

LとRの違い
先生の発音を聞いても、全くわからなかった「LとR」
「Light」と「Right」
舌の動きが違うんですよね。
L は、歯の裏に舌をつけるけど、
Rは、口のどこにも舌をつけずに、舌を引くるっとカールする。
このカールが中々できなくて苦戦しました。
「もっと舌をカールして!」となんど言われたことか・・
スペイン語のときに巻き下ができなくて苦労したけど、どうやら舌の筋肉が発達してないことが原因です。
下の筋肉のために、「さっぽろさーめん、とろろいも」と何度も休み時間中に、練習したりもしました。

SとSHの違い
例えば・・
「See」と「She」、「Sit」と「Shit」
日本で言えばどちらも、「シー」だけど、英語だと違った発音になるのです。
SH[ʃi] は、前歯の裏らへん舌の先がきて、唇は丸めます。
機関車の「シュッシュツポッポ」をイメージした音で、
静かにして欲しいときに「シー!」っていうときの感じがこっち。
S[si]は、下の歯の裏に舌の先がきます。
ガス漏れの「スースー」をイメージした音です。
SとSHの違いは、この動画がわかりやすかったです。
「She」と「See」の発音の仕方が違うって、発音矯正を受けて初めて知った。頻繁に使う「year」「very」「important」が正しく発音できないって、どういうことだ!!
— 女忍者@世界一周 (@nappy_saya) 2017年7月22日
FとVの発音
Fは、下唇を噛み、「ふ~と」息を出し、息がもれる音。
音というか息だけでいいんです。
Vは、Fと口の形は一緒だけど、下唇を震わせて「ヴッー」とバイブレーションさせるんです。
この動画にVの音がのってるけど、携帯のバイブ音みたいでしょ?
自分の口からこんな、音が鳴るなんて!と最初はビックリしました。
ちなみに、Zの発音も、ガス漏れイメージのSを振動させて、つくられるもの。

Yearの発音
日本語は「や」「ゆ」「よ」しか音がないから難しかった「Year」の発音。
じつは、これは未だに自信がありません。笑
「イィィアー」とためて、発音するとOKをもらえることが多かったのですが、
まだまだ練習が必要です。
私だけでなく、「Year」の発音はほとんどの生徒が苦しんでいました。
こんなによく使う単語なのに、正しく言えないってなんだか悔しいですよね。
でも、ちかさんも動画で言ってますが、「Year」と「Ear」は全く違う意味なので、そこまで完璧にしなくても文脈によって判断してもらえそうですね。
aは3つの発音がある
同じ「a」でも、単語によって発音の仕方が違うので苦労しました。
aの音
あごを舌に下げて、口をおおきくあけて発音する「ア」
æの音
「スマイリングエー」とよく先生に注意されました。
上下に口をあけるだけでなく、横にも口を開けます。
「ア」と「エ」が混じった「ア」の音です。
ʌの音
唇を自然に開いた状態で、あごをやや閉じて、歯切れよく発音する「ア」

頼むから3個じゃなくて1個にしてほしいし、せめてどの「a」なのかわかるようにしてくれへんかな~!
発音矯正するメリット
わざわざ私はフィリピンまで行って発音矯正を受けましたが、そこにはどんなメリットがあるのでしょうか。
自分の発音が正しいか知れる。
本や動画をみても、発音のコツは学べますが、はたして自分の発音があってるかは誰も指摘してれくれませんし、わかりませんでした。
サウスピークの発音矯正では、マンツーマンで自分の英語の発音が合ってるかを確認できるので、間違って発音を覚えるということがありませんでした。

本をみて、「コレであってるだろう」と発音した音が、実は間違った発音で駄目だしされたことが何度もありました。
一つ一つの発音の仕方はわかったとしても、それが合ってるかどうかを確かめる、
そして矯正をしてもらえるので、私のような英語初心者でもすごくやりやすかったです。
先生の口の動きを間近でみれる。
動画を見てもわからない、微妙な舌の動きを間近で何度でも見れる。
難しい発音のときは、これがすごく有難かったです。
先生の舌の動きをくいいるように見て、「もっかいそれやって!」っていうことを何度も繰り返してやりました。
脳は覚えるより忘れるほうが得意なんだって。
こんなときのために、サウスピークで発音矯正してもらったときに、自分の苦手な発音の仕方を、ビデオでたくさん撮らせてもらってたんです。
懐かしさに浸りつつ、発音の仕方を思い出そ。 pic.twitter.com/PBwZWtDMTs— 女忍者@世界一周 (@nappy_saya) 2017年8月12日
自分ができてない音は、ビデオにも撮らせてもらいました。
その場で、一時的にできてもやっぱりすぐに忘れちゃうので、後で復習するときに先生のビデオはすごく役にたちました。
皆が勉強する環境で勉強できる。
サウスピークでは、英語の音読を推奨しています。
なので、ほとんどの生徒が勉強部屋で音読してるんです。

「みんなやってるから私も頑張ろ!」といい刺激を受けることができました。
発音矯正するデメリットはある?
メリットしか思い浮かびませんが、あえてデメリットを挙げるとすれば発音を気にしすぎて
英語を話すことが億劫になることぐらいでしょうか?
イギリス英語、アメリカ英語、オーストラリア英語など、英語は国によってやはり違います。
(ちなみに、スペイン語も国によって発音は全然違います。)
発音は完璧を目指さなくても、いいんです。伝われば・・!
私は、カタカナ英語じゃ伝わらなかったので、伝えるようになるために発音矯正をしました。

最終発音テストでわかったこれからの課題
3週間みっちり発音矯正を授業でやった結果。
私の発音はどうよくなったでしょうか? 最後の授業の日に、初日に受けたテストと同じテストをもう一度受けました。
苦手な音の克服
まず、結果として。
3週間前に初めて受けたときの点数は、98点でしたが・・
153点 まで上がりました!
45点アップです。
発音の仕方、二つの音の違いをイチから教えてもらうことで点数がアップしました。
これからの課題
RとLの違い。
SとSHの違いなどは、発音のコツを教えてもらったのでアルファベットを見ればなんとなく発音できるようになりました。
ただ、やっかいなのが「A」とか表記は同じだけど、発音が違う音。
そして発音の仕方はわかっていたとしても、単語や文が繋がったときに、発音の仕方を忘れてしまうこと。

これまでしてきた英語の間違った発音がたった数週間で、完璧にはなりませんでした。
大事なのは、この発音を意識して、忘れずに話すこと。
なにより、継続することが大切なのです。
まとめ
セブ島で初めてうけた、発音強制レッスンの記事を書いていきました。
31歳にして英語の発音矯正をを受けたのですが、これは英語を学び始めた初期で学びたかった~!

カタカナ英語しか話せなかった女忍者ですが、3週間で英語の発音のコツを学ぶことができて、今までよりも英語が伝わりやすくなったと自負しています。
自分で発音ができるようになることで、自然とリスニング力もアップしてる気がします。
今までまったく意識してなかったんですけど、相手の口のあけ方や舌の動き方を注目してみるようになりました。
意識してみると、日本人よりもだいぶ口を大きく使っているのでおもしろいです。
発音矯正することによって、正しい発音のコツを学べたので、後は継続するのみ。
日本に帰っても、積極的に英語の勉強を続けたいと思います。

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