泊まってる宿からもアクセスしやすかったので、
戦争証跡博物館へ行ってきました。
あまり深く考えずに行ってしまったけど・・
ここはホーチミンに訪れたのならば、絶対に行くべきだと思ったので紹介します。
楽しい観光地では決してありませんが。
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まず博物館に入る前。
このような米軍の航空機や戦車がたくさん展示されてます。
ココでは各々、記念撮影をしたりして明るい雰囲気。
子供たちが書いたと思われる明るい絵も壁に並びます。
中に入ってみると、目についたのが日本語で書かれたこんなもの。
日本で、ベトナム戦争を批判していた資料たち。
ベトナム戦争は、ベトナムの統一をめぐる戦争。
北ベトナム(ソ連が支援)と南ベトナム(アメリカが支援)で対立してて、
アメリカが北ベトナムへ攻撃して、拡大していった戦争。
当時、民間人の子供や女性もたくさん巻きこまれ、
アメリカへの国内外の批判が、沸き起こったみたいです。
戦争で被害にあった人。
生々しい写真、目をそらしたくなるような写真が
ここからは続きます。
ちょっと写真を撮る気持ちになれませんでした・・
銃を突きつけられ、怯える男性。
ガリガリに痩せた体で、泣きながら逃げる子供たち。
戦争が終わってからも、枯葉剤の後遺症で苦しむたくさんの人たち。
ふらっと訪れた事を後悔するぐらい
写真が、起きた現実を突きつけてきます。
日本人の高校生ぐらいの子たちも見学にきてました。
修学旅行かな?若者たちの目にはどう映ったのだろう。
楽しそうにしてた子達が、写真を見て言葉を失ってたのが印象的でした。
そういえば、ベトナム戦争中から40年もの間
ジャングルで暮らしていてた親子というのが、以前話題になりましたね。
平和ボケしてる私には、全く想像できないぐらい過酷なものだったでしょう。
日本の写真家が撮った写真も展示されていて、
そこは日本語表記がありました。
多くのベトナム軍(民間人も含め)が犠牲になったベトナム戦争。
勝ったのはアメリカではなくベトナムだったみたいです。
(死者数は圧倒的にベトナムが多いけど、
資金面や批判で、アメリカは手を引かざるを得なかったため。)
ココに来て全てを見終わった後
私がこうやってこの地を旅してること自体、とても幸せなことなんだと改めて実感しました。
本当に生きてるだけで丸儲けです。
私みたいにふらっと訪れず、少し覚悟して見てきてください!
コメント
コメント一覧 (2件)
世界一周に出たのであれば、
こういうディープな部分にも触れていきたいって思います^^
高校の時に世界史選択しとけばよかったってよく思います^^
同じくです!
私も世界史もっと勉強しておけば・・と
思ってます。習ったんだろうけど全く忘れてしまってます。。