私がノンキャウに来た理由。
「ゴミゴミした場所は好きじゃない。田舎者だから、自然な場所が好き。」
ノブ君(イケメン)に話してたら、
「ノンキャウ行ったけど良かったよ!」と教えてくれました。
ルアンパバーンで会ったアイルランド人女性も、
『ノンキャウ良かったわよ。グットネーチャー!』と話してくれてたので
決めてたルートからは外れるけど、行ってきました。
ノンキャウへの移動は大変!
ルアンパバーン → ノンキャウ
ミニバンで、70000キープ(約980円)
このミニバンで、初めて一番後ろの席に座りました。
何だこれは! 何かのアトラクションか?
と思うほど、揺れがすごい移動でした。
助手席に座るのとは雲泥の差・・
(次にバンに乗る時は絶対前に乗るんだ!)と心に決めました。
バンでは、欧米人グループと韓国人2人組と一緒。
縦揺れが続き車酔いに苦しんでる中、聞き覚えのある音楽が車内でかかりました..♫
そう!私の大好きなBob Marleyの『No Woman, No Cry』のラオ語バージョン。
ボブはやっぱり偉大な存在で..
世界各国の人が知ってる歌って、中々ないですよね。
車内でも、『No~ woman No cry~♬ No! woman No cry~♬』
と皆でサビの部分を合唱。車内は一気に和やかな空気に!
音楽の力って本当に偉大..
気を良くしたセレクター(=ドライバー)は、3回もリピートしてこの曲を流したけどね..
意識してなかったら、マイナスなことばっかり考えてしまう女忍者。
そんなとときは音楽の力に頼って、元気になればいいんだ..と思い出しました。
Everything gonna be Alright
大自然しかないノンキャウ
辿り着いたノンキャウは、想像してたのよりもずっと田舎。
観光スポットと言えば、この山からのグット ビューぐらいじゃないでしょうか?
何もない。あるのはこの大自然だけです。
はぁ~!癒される(´・Д・)」
そう、ここには癒されに来たのです。
少しだけ溜まった旅疲れ。
観光疲れ、移動疲れ、てれさとの喧嘩疲れにホームシック..
自分の好きなことをしてるんだから、絶対楽しいはず!と思ってたけど、気づかないうちに心が疲れてたみたい。
鳥のさえずりをBGMに、ゲストハウスのバンガローのハンモックに揺られ続ける数分間。ふっと楽になるのを感じました。
ノンキャウで泊まったゲストハウスは、
↑ビアラオ美味しいよね。
『ハロー』ってすれ違うだけで挨拶してくれて、ハイタッチを求めてくれた少女たち。
田舎の子供ってすれてなくって可愛い。ここノンキャウに来て、本当に良かった。
ノンキャウですっかり癒された女忍者は、新たな出会いを求めて次の街へ。
目指すはタイとの国境!
ラオスのノンキャウから、目指すはタイ!バスでの大移動です。
稀にあります。移動しかしない日。
24時間ずっとバスに乗り続けるとか、日本にいる時には考えられなかったことをこの旅でしてます。
今日の移動は、ノンキャウ → ウドムサイ → ルアンナムター まで。
バス料金は、合計11000キープ(約1260円)
朝にノンキャウを出発して、夜19じごろにルアンナムターに着く。
まさに移動しかしない一日です。
移動時に感じた隣人愛。
ローカルバスに乗り込んだツーリストは、オーストラリア人の綺麗な顔の男性と、香港人の老夫婦と、日本人の顔濃い私たちの合計5人。
国境越えの時っていつもお金に困ります。
なぜなら余ってもしょうがないんで、いつもギリギリのお金しか持ってないから。
そんな私たちよりもオーストラリア人男性はお金をもってなかったのか、一切ご飯を買わなかった。
そんなオーストラリア人にドライバーは「いるか?」 とバナナ1本をあげ、老夫婦はスティッキーライスを1本あげ、私たちはパンをあげる。
隣人愛ですね。
世の中、捨てたもんじゃないな..としみじみ思います。
人をどこまで信用していいか?
バス停に着き、ルアンナムターの街に行くまでの乗合トゥクトゥクは、みんなでシェア。
ここにドイツ人カップルも混じり、7人で移動しました。
ここで、ひと悶着。
先にお金を回収しようとするドライバーですが
ドイツ人女性は「後から払うわ・・!」と頑なに拒否して、なかなか出発しません。
ここで香港人の男性がたしなめます。
「ラオ人はいい人だから、先に払っても大丈夫だよ!信用して。なんなら僕がお金払うよ!」 と。
納得したドイツ人女性は「Sorry」と謝りお金を払い、無事出発しました。
彼女は先にお金を払うことで、どこか適当なところに降ろされてしまうのではないかと、心配したから払わなかったそう。
どこかインドにでも行って、騙されてしまったのでしょうか・・
私も思います。ラオスの人はいい人。
騙す人も少ないです。
でもどこまで人を信じていいのでしょうか。
特に、過去に騙された経験があると尚更です。
親切な人もいれば、騙す人もいる。でもその違いって最初はわからない。
心から親切にしてくれてるのか、それとも騙すために親切にしてくれてるのか・・
疑う自分も嫌だけど、信じた後に騙されたことに気付くと深く傷付く。
人の信じるか信じないかの線引きって、なかなか難しい。
そんな思いを抱きつつ、無事ルアンナムターの街についた私たち。
どっと疲れがでたけれど、暗い町並みを重いバックパックをかついで宿を探します。
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