こんにちは、女忍者(@nappy_saya)です!
バラナシにやってきました。
バラナシはヒンドゥー教の聖地!
この記事では、バラナシに訪れた際の体験談を書いていきます。
バラナシの治安情報、美味しいレストラン、宿情報など。
これからバラナシに行く予定の方はきっと参考になると思いますので、読んでいってくださいね!
バラナシのシンボル「ガンジス川」
バラナシと行ったらガンジス川!
ガンジス川は、ヒンドゥー教において神格化されてる川。
たくさんのヒンドゥー教の信者がガンジス川で沐浴するために、バラナシを訪れます。
その反面、ガンジス川で泳いでいて、溺れ死ぬ人も多くいるんですって。
【閲覧注意】わずか50センチ先の溺死 ― 周りに50人以上が群がるも助けられず… 水難事故のリアル=インド
日本人観光客でガンジス川で沐浴する人は多い。
でも、免疫のない人がガンジス川に入ると様々な感染症にかかると言われている。
溺死もそうだけど、ガンジス川に入る人は十分注意して入ってほしい。
ガンジス川で沐浴
私がバラナシに来たのは3回目。
1回目にバラナシに来たときに、すでに沐浴を体験していた。
『前来た時、沐浴したしなぁ。』
『わざわざ汚いと言われてる場所に入って、体壊すのも嫌やなー。』
そんな風に色々考えてたら・・
沐浴する前に熱が出た。
みんなでガンジス河に入る予定だったけど、熱のある私はもちろん欠席。
後でてれさから、みんなの楽しそうな写真を見せてもらった。
沈没系男子二人旅 翔くんから写真を拝借・・!
日本人男子4人で仲良く沐浴する様子。
ちなみにガンジス川で沐浴後、誰一人体調を崩した人はいなかった。
でも沐浴した人はみんな言っていた。
「心が清められたようだ!」って。
ガンジス河の水で沐浴すれば「ありとあらゆる罪が清められる」って、信じられてるんです。
嘘ついても、ガンジス河で沐浴したら罪はなくなるから、インド人はこんなに嘘ついてくるのかな?
バラナシの治安!
バラナシではそこまで治安の悪さは感じなかった。
でも、ここはインド。
夜になったら一人で出歩くのはやめましょう。
バラナシでは、何かとチップを要求されたり、お土産やに連れて行こうとする人が多かったのがすごくうっとおしかった。
下記は私の体験談。
ガンジス河を歩いてると、『ヒンドゥー教とは、何ぞや。』といきなり語り出すおじさんが現れた。
そう思いながら「はい、はい」適当に聞き流してたら、最後におじさんはこう言ってきた。
Money!
「講義してやったんだから金くれ!」だって。
こんな人がとにかく多くて、この頃には話しかけてくる人を全て疑ってたぐらい。
道に迷ってウロウロ..『どこにいくの?大丈夫?』と声かけられても
『大丈夫。一人で行けるから!バイバイ。』
超素っ気なく返している自分がいた。
本当に善意で聞いてくれてたら、最悪の態度。
そして、全てを疑う自分にもだんだん嫌気が差してきた。
人間不信になるバラナシ
ある日、私は一人で映画館に行こうとしていた。
方向音痴なので案の定迷っていたら、一人の紳士そうなおじさんに声をかけられた。
『どこに行くの?』って。
小さい声で「映画館だよ」とつぶやくと
『僕も一緒の方向に行く予定なんだ。途中まで一緒に行こう。』そう、言ってくれた。
『君は、どんな映画が好きなんだい?』
たわいもない話をしながら歩いてると、映画館に到着した。
『ありがとう、おじさん!』
ニコッと愛想良く笑って歩き出そうとすると、おじさんはこんな言葉を発した。
Money!
「忙しい中、案内してやったんだぞ。金をくれ!」って。
おじさんの態度が一変した。
・・信じた自分が急にアホらしくなり、泣けてきた。
同時に「紳士そうだから..」と見た目で判断して、信じることにした自分にも腹が立った。
そして、吹っ切れた。
もう傷つきたくなかったから、徹底的にそうしてやる。
そう決めたら、気持ちが楽になった。
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お金なんか絶対払うもんか!
オジさんが目を離した隙に、ダッシュで逃げて ・・
違う映画館に歩いて到着。
そうだよ、今日は映画を見るんだ。
嫌なことは忘れよう。
バラナシにいたら人間不信になる。
なんでバラナシは嘘をついてまでお金が欲しい人が多いんだろうか。泣
バラナシで見るインド映画
インドは映画が有名なので、バラナシで映画を観てみた。
インドの映画館は、席のランクが3つに分かれていた。
ランクごとに料金が違う。一番下のクラスで110ルピー(約220円)
インドで見る、インド映画。
その噂を聞いていたので、ワクワクドキドキしていたけど意外と普通だった。
椅子はリクライニングで快適。
ワーキャーうるさい!と想像してたインド人は、思ってたよりも静かで笑い声がでかいぐらい。
映画は字幕もなくて、あんまり内容がわかたない・・
気がついたらスヤスヤ寝てた。
何かが吹っ切れたこの日から、嫌な思いをすることが少なくなった。
そう。ここはインド。考えすぎは良くないね。
バラナシでちょっと暗い気分になる。そんな一日でした。
ガンジス川沿いをプラプラ歩いてみた!
宿探しも兼ねて、ガンジス河沿いや道路をブラブラ歩いてみた。
ここバラナシでは、特に何もしていない。
歩くだけで、日常とは違った風景が現れるから。
普通に牛がいる光景。
ガンジス川で沐浴する人たち。
見てるだけで、十分だった。
ある日、バラナシで雨がたくさん降った。
ここバラナシの狭い道は悲惨なことになった。
牛のうんこと雨が混じった道。
履いてたズボンが、泥なのかうんこなのか、よくわかんない茶色いもので汚れた。
この時点で、私は早くバラナシから違う街へ移りたくてしょうがなかった..
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ガンジス河沿を歩いていると、女子一人なこともありインド人の声かけが凄い。
「日本人?僕は日本に友達がいるよ。日本が大好きなんだ。」
「ボート乗りなよ!チーププライスだよ。」
「何を探してるの? 僕はここにいるよ・・!」
私の悪いクセ。
無視すればいいものを、いちいち反応してしまう。
ぶらぶらしてると、一人の日本人男子大学生と若いインド人男子に話しかけられた。
大学生は例のごとく、デリーで高額のツアーを組んでしまったらしい。
こんだけ情報が溢れた世の中でも、こういう被害に会ってしまう人、何人かに出会った。
高額ツアーの事前情報を得てる人をも、騙してしまう口の巧さ。
やっぱり、インド人って賢いのかな・・?
「弟が長澤まさみの映画に出たんだ。」そう語る、少し赤髪のインド人男子・・
彼はもの凄い勢いで、サンタナ(バラナシにある日本人宿)で働いてるインド人の悪口を言っていた。
何が正しくて、何が間違っているのか。
正直、私にはよくわからないから適当に相槌しておいた。
バラナシにある火葬場
バラナシには火葬場がある。
何個かある火葬場で、有名なのはマニカルニカー・ガート。
24時間365日休むことなく、遺体が焼かれています。
ヒンドゥー教徒にとって、ここで焼かれて聖なる川「ガンジス川」へかえることは一番の喜びとされています。
そのため、インド各地から遺体が運ばれてきます。
火葬場での写真撮影は禁止。
知らない人からチップを要求される場合もあるので、注意してください。
うーん。
何のために、人が焼かれてるのを見てるんだろう。
自分もいつか死ぬんだな。
自分が死ぬよりも、家族が死ぬのを見る方が嫌だな・・
たぶん、ありがちな考え。
そんなありがちなことを考えてる自分が嫌になって、一人その場を離れました。
幻想的な礼拝(プジャー)
ガンジス河では日没後、毎日プジャーが行われる。
プジャーとは、ガンジス河に祈りをささげる儀式のこと。
たくさんの人でいっぱい。
ガンジス川から見るために、たくさんのボートが出ていた。
イケメン発見!
ちなみに、このプジャーを行う若者たちはバラモン階級。
カースト制度の中で、一番上。
この斜めがけしてる白いタスキがバラモンの証です。
階級は親から受け継がれるので、産まれた時からある程度人生が決まっている。
自分で変えたりはできない。
街中にいる若者とは、どことなく顔つきが違ったように見えた。
うん、聖なるガンジス河はやっぱり奥が深い。
ガンジス川の朝日
ガンジス川沿いに素敵な朝日が見える。
素晴らしい朝日を見に行こう..
早起きして朝日を見に行ってきた。
早朝のガンガーは昼間より、人が多い。
たくさんの人がガンジス川で沐浴していた。
瞑想するサドゥーは、なんかかっこいい。
観光客からお金をもらうためにサドゥーの格好をしている偽サドゥーもいた。
ミーハーだから、お金払って写真撮ってもらっちゃった。
朝日をみるために、ボートに乗って向こう岸まで行ってみた。
ガンジス川の向こう岸は、不浄と言われる地。
インドの浄・不浄の思想は、よくわからない。
ボートから降りるとどこまでも続く砂。
少し不思議な感じ。
向こう側は人がすごく多いのに、不浄の地とされるところは人が少ししかいなかった。
ボートの上で念願の三点倒立!
ガンジス河から登る朝日は、真っ赤で大きい。
熱心に祈る人、瞑想する人、沐浴する人。
たくさんのインド人が集まるガンジス河。
やっぱりここは神聖な場所なんだ。
そう思ったバラナシ滞在7日目の朝。
考えずに、感じよう。
そう思ったとき、バラナシでの生活がゆっくりと馴染んできたような気がした。
バラナシで食べたもの
バラナシで食べたものを一挙公開します。
まずはターリー。インドのカレー定食です。
ご飯にチャパティー、豆スープ、ベジタブルカレー2種が基本。
お代わり自由で50ルピー(約100円)
バラナシで初めてターリーの存在を知りました。
そして、しばらくターリーばっかり食べてました。
だって、安くて美味しいんだもん!
ターリーが食べられるレストランでおすすめなのは2箇所。
MADHUR MILAN CAFE
NEW STAR HOTEL RESTAURANT
場所はどちらもサンタナの近くらへんです。
ターリーばっかり食べてた私は・・
飽きました。
太りました。
ようやくターリー以外のものに、目を向けるようになりました。
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【シバカフェ&ジャーマンベーカリー】
ネパール人が経営してい美味しいネパール料理が楽しめます。
*タントゥク。お勧め!
チベット料理だけどね。 麺料理。
エッグタントゥク 90ルピー(約180円)
カレー味じゃない!優しい味。
チキンタントゥクの方がエッグタントゥクより、濃厚だった。
あー、ここのタントゥク、美味しかったなぁ。
*名物のチキンシズラー
135ルピー(約270円)
ボリューム満点。じゅーじゅー美味しそうな音を立てながら
やってきたけど、やっぱり美味しかった。
パンも中々グッドでした。
【モナリザレストラン】
泊まってたウルバシゲストハウスの目の前。
*ベジタブルピザ
110ルピー(約220円)
あんまり美味しそうに見えないでしょ?
でもこれが美味しかったんだよねー。チーズ結構たっぷり。
*チーズ Lafa
65ルピー(約130円)
イスラエル料理。ピザっぽい感じでした。
パカッと開けると、具が沢山!
初めて食べるイスラエル料理だっけど、美味しかった!
【アプサラレストラン】
ウルバシゲストハウスの1階のレストラン。
*オムライス
50ルピー(約100円)
オムライスがおすすめです!
日本で食べるオムライスと同じ味で安くて美味しかったです。
【ピッゼリア】
アッシーガードの近くで、泊まってた宿からは遠めだったけど行く価値ありでした。
釜焼きピザの店ですが、お目当てなのはアップルパイ with アイスクリーム。
100ルピー(約200円)
ここぞとばかりに、2個食べたった!
バラナシで食べることで、何倍も美味しく感じました。
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後は、サラカフェの前ぐらいで
夕方から揚げてるコロッケがお気に入り。
1個5ルピー(約10円)
コスパ抜群。ここはサモサも美味しかった!
ヨーグルト屋さんに、ドーンと置いてあるヨーグルト。
1個10ルピー(約20円)
【ババラッシー】
イケメンのソナさんが経営するラッシー屋さん。
私たちが行った時は、韓国人が多め。
ミックスフルーツラッシー 70ルピー(約140円)
ええ、女子ならきっと好きでしょう。目でも楽しめますね。
飲むっていうより食べるラッシー。めっちゃ美味しいのでぜひ。
【マクドナルド】
バラナシ駅から徒歩10分ぐらい。
日本にいるときはマクドナルドのバーガーはほとんど食べなかったのに、インドでマクドナルドをみつけるとテンション上がる!
ソフトクリームをこうやってチョコでディップしてくれる。
1個約27ルピー(約54円)
チョコがパリパリで美味しいんだ。
インド限定のハンバンガー。
マハラジャチキン 60ルピーぐらい。
うん、マサラ味でした.. 笑
バラナシの宿
バラナシでは宿ジプシーしてました。
心に余裕がなかったからか
より落ち着ける場所を探して、ウロウロ彷徨ってました。
【ウルバシゲストハウス】
シバカフェの近くのゲストハウス。
一番、長く泊まったのはこのゲストハウスでした。
部屋は『安いし、まぁこんなもんか!』っていう感じの部屋。
綺麗すぎないし、汚すぎない。
Wi-Fiサクサク。超ホットなシャワー(共同)
シングル 200ルピー(約400円)
途中でてれさと合流したので、この部屋を二人で使わせてもらい300ルピーで(約600円)で泊まってました。
窓を開けると、猿と目が合ってビックリ。笑
バナナの食べ残しをあげてみた。
猿ってバナナ本当に好きなんだなぁ..
ココの屋上スペースが落ち着けて、気に入ってました。
ガンジス河も見れるよ..!
ただ、トイレが汚いのがマイナスポイント。
それ以外は、Wi-Fi早いし、超暖かいホットシャワーだし、安いしで、なんだかんだ一番長くいました。
1階にはレストランもあり、そこで食べたオムライスがお勧め。
50ルピー(約100円)
安いのに、ボリューム有り。
私が自分で作るオムライスよりも美味しかった!
【ババゲストハウス】
ここの部屋は綺麗でしたねー。
Wi-Fi付、ホットシャワー(共同)
ツインルームで550ルピー(約1100円)
(部屋によって、料金は変わると思います。)
屋上からはガンジス河も見渡せます。
シバゲストハウスの屋上と繋がっていて、夜屋上に行くと日本人ばかりでした。
時期的に大学生が多くて、ジェネレーションギャップを
感じずにはいられませんでした..w
あー。まだまだ自分は若いと思ってたのになぁ。
しっかり大人に成長してました。
【久美子ハウス】
一度は泊まってみたかった有名な日本人宿。
でも旧館ドミトリーに泊まる勇気はなく、新館のほうへ。
Wi-Fi付、ホットシャワー(ホットシャワーは時間制)
ダブルルームで400ルピー(約800円)
新館だと普通の部屋でしたね。
名物宿を体感したかったら、やっぱり旧館に泊まるべきでしたね。
【サンタナゲストハウス】
インドに何店舗かある日本人宿です。
シーツが清潔で嬉しかった!
3月に訪れたからなのか、泊まってる人は大学生がすごく多かったです。
久しぶりの日本人宿で、なんか、そわそわ。
インド人(男)2人と日本人(女)1人が外で喋ってる。
それだけで、「俺も見に行って来よう。」と、宿の中で少しの騒ぎになってました。
・・ここでは、インド人と喋ったらダメなのかいな?
ガンジス河沿いからは少し歩きます。
Wi-Fi付、ホットシャワー、朝食付き
ドミトリーで200ルピー(約400円)
門限22時。
↑ 朝食に、プラス15ルピー(約30円)で手作りヨーグルトを追加。
思いのほか美味しかった。
私は泊まってなかったけど、モナリザゲストハウスが、部屋も綺麗で安くて良かったらしいです。
泊まる日数、空いてる部屋、交渉次第で、ここに書いてる値段と変わってくると思いますが、私の宿ジプシー結果が誰かの役に立てば嬉しいです。
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