散歩することで見ることが出来た景色たち。
道に迷ってると、一人の女の子が『おいで、おいで!』と手招きしてくれた。
私と同い年の女の子(可愛いでしょ。)
畑仕事の休憩中のようでした。
この村に来たことをすっごく歓迎してくれました。
よく笑い、よく喋る女の子。
そんな子が急にしんみりして、こんな事を言いました..
『海外に旅行できるなんて、羨ましい。』
『今後の人生で、海外に行けるチャンスがあるかなんてわからない。
カトマンズ(ネパールの首都)にも二回しか行った事がない。』
人々が明るくて、つい忘れてしまいそうになるけどネパールは貧しい国。(金銭的にね。)
一日の内の半分の時間、計画停電が行われ電気だってまともに来ない。
別にお金があるからって、幸せなことじゃない。
ただ、こうやって世界中を旅してること。
ちょっとのお金とちょっとの勇気。
ちょっとの努力だけで、願いが叶う環境にいれること。
当たり前のことじゃないんだって、忘れないでいよう。
産まれた時に、人生が決まってしまっている。
自分の努力次第じゃどうにもできない。
そんな国もあるんです。
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今日は、この村周辺を一人でお散歩。
何度目かの夫婦喧嘩をしたことも原因だけど、
いつも一緒にいるんだもん。
たまには一人で自由に歩きたい。
『ギブ スイーツ!ギブ マニー!』
子供が外国人を見つけると、口にする言葉。
戦後の日本みたい。
写真を撮る時も、『マニー!』て言われる。
でも他の子は『フリー!』て言う。
『どっちやねん!』と日本語で言いながらも撮らせてもらう。
初日に乗った乗合ダンプから見た景色。
その景色がもう一度見たかったので、もう一度そこを目指す。
カラフルな女性たちの服装に目が行き、ついつい写真を
撮ってしまう。
それにしても、この村の女性たちは働き者。
ぺちゃくちゃ話しながらも、重い荷物を背負いながら
颯爽と歩いている。
『ねぇ、あなた。あなた、私の顔と同じ顔よ。』
そう言ってくしゃっと笑ってくれた女性。
何が同じなんかと思ったら、この歯が一緒。
ドラキュラみたい!と言われたこともあるこの八重歯。
共通点がある(歯だけだけどね。)
それだけで親近感が沸く。
私より年下なのに、二人も子供がいる彼女。どこの国でも働くママはカッコいい。
ただ歩くだけで、たくさんの出会いがある。やっぱり一人でお散歩するのは気持ちがいい。
ちなみに、私が目指して歩いてた景色はここ。
壮大な景色が広がります。
散歩しながら色んなことを考えた。
皆が化粧してないからって、なんで皆に合わせないといけないんだろう..
皆に合わせることってそんなに大事?
マイノリティ大歓迎!
私はいつだって自分の好きなようにしたい。てれさの意見をただ聞き入れるなんてまっぴらだ。
こんな考えだから、夫婦喧嘩するんでしょうね。
あと何百回したら喧嘩しなくなるんだろう。あぁ、恐ろしや・・
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