いつもならお勧めの宿だけ載せてますが、あまりお勧めじゃない情報も。
ジャイサルメールに着いたとき、こんなことがありました。
(今日は写真少なめです。)
↓
もうすぐジャイサルメールに到着する列車の中、一人のインド人のおじさんに話かけられた。
『もう、宿は決まってるのかい?僕の宿はチープでグッドだよ!!』
もちろん、泊まる宿なんて決めてなかった私たち。
一泊一人200ルピー(約400円)
宿までジープで連れてってくれるとのことで、その話に乗ってみた。
到着した部屋は、200ルピーにしてはそこそこ綺麗。
おじさんの愛想もすごく良くて『宿すぐに見つかってよかったね!』って、その時は満足していた。
列車の中でかいた汗をシャワーで洗い流し、スッキリした後
屋上に向かうと、おじさんがウェルカムティーを入れてくれた。
屋上からの景色はなかなか良くて、城壁が綺麗に見えた。
そして、おじさんは本題を話し出した。
『砂漠ツアーに申し込まないかい?』
ここまでは、良くある話。別にそこまで気にしてなかったが
よくよく話しているうちに『ん?』と気になる点がでてきた。
・砂漠はゴミも落ちてなくて、ツーリストもあまりいない。
ガイドブックにも載ってないすごく穴場な砂漠。
・明日ツアーがある。参加するのはこの宿に泊まっている日本人カップル人組と、オーストラリア人カップル。
・値段は、1泊2日で一人3000ルピー(約6000円)
・明日行くのには時間がない。
今すぐ決めてくれ!
砂漠ツアーの相場がよくわからなかったから、街にでて、 相場を調べてから決めようと思っていた。
そのことを伝えるも、今すぐじゃないと駄目だよ!と
しつこい。
そして、3000ルピーだった値段をどんどん下げてきた。
『ん?なんかおかしい?』と思い、ネットで泊まってた宿名を検索。
すると、悪評ばかりがヒット。
トリップアドバイザーの評価は、★1つの低評価ばかりが並んでいた。
『やっちゃったね..』と、てれさと苦笑い。
ここでは申し込まないことを決め、おじさんを何とかいなして街へ繰り出した。
(そもそも、他に泊まってた人はいなかったから日本人カップルとオーストラリア人カップルが申し込んだというのも嘘だろう。)
その後、他のホテルで泊まってる宿名を話したところ
『そこの宿で出された食べ物を食べて、人が死んでるから気をつけてね。』
という何とも物騒な情報をいただきました!w
(でもこれを教えてくれたのもインド人。真実はわからない.. )
夜遅くに宿に帰ったので、おじさんと顔を合わしたのは翌日のチェックアウト時。
諦めたのかなんなのか、もうツアーのことは話してこなくてテンションがすごく低かった。
『くっそ!おじさんめ!』と内心怒ってたけどそのおじさんを見て、何とも言い表せない感情になった。
自分がこのおじさんだったら・・
口コミで最悪なことばかり書かれてるから、待ってても宿には誰も来ない。
だから自ら列車に乗って、毎日声をかけに行くんだろう。
ようやく来たお客さん。
ちょっと高めのツアーを勧めてやろう。
おじさんも生活しないといけない。
奥さんもいて、小さい子供だっているかもしれない。
やってきた日本人は、きっとお金持ち。
相場がわかってなかったらその金額でも申し込むだろう。
だって日本で申し込むのよりは安いんだからね。
うーん、おじさんそんなに悪くないように思えてきたぞ..!
(食べ物で人が死んでるという情報は不確定なので、除いて)
砂漠ツアーをしつこく勧めてきた以外は、別に嫌なことはなかった。
なので、敢えてホテル名は載せません。
うーん。批判的な内容書くのって難しいですね。
その宿を経営している家族や、働いてる人の家族のことまで考えてしまう。。
『べしゃり暮らし』っていう漫画を見てから余計に。
これから行かれる方は、こんなこともあるんだ。っていう情報だけ、頭の片隅に入れておいてくださいな。
結局砂漠ツアーは、クーリー村で申し込んで一人500ルピー(約1000円)で行ったけどね。
ごめんね、おじさん。
私がおじさんだったら、別の宿名に変えて良いコメントを自演して何個か書くと思うよ・・
がんばってね。
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ジャイサルメールの宿はプール付きが多いので、暑い時期に泊まるなら是非プール付きをお勧めします。
ここのプールが可愛かった!
↓私たちが泊まったお勧めのホテル。
ホテル 東京パレス
深夜出発だったので、正確に言うと泊まってはいないけど..
ドミトリーを値下げしてもらって、一人150ルピー(約300円)
ここもプール付き。
マンゴーと、カトマンズで買ったワインで乾杯!
うーん、優雅。
屋上にあるレストランのカレーもなかなかグッドでした。
エッグカレー100ルピー(約200円)、
バターロティ30ルピー(約60円)
眺めも最高。
宿のオーナーのマタールさんは、板橋でインド料理屋ボンベイパレスを経営。
普段は日本にいるみたいだけど、身内に不幸があったみたいで
インドへ戻ってこられてました。
日本語ペラペラ!
急にインドに帰ったマタールさんを心配して、たくさんの日本人から
マタールさん宛にLINEが届いてました。
マタールさん始め、ホテルのスタッフも優しくて面白い。
そして何よりこんな高そうなオシャレなホテルに、低価格で泊まれるのが嬉しい限りです。
他のインドの街とはちょっと違う、ジャイサルメールの街並みをご紹介。
砂漠の街、ジャイサルメール。
ここに訪れて、びっくりした。
街中の建物が茶色(黄金?)だからだ。
しかも建物の装飾がいちいち繊細で豪華。
まさか、こんなに乙女心をくすぐられるとは、思わなかった。
牛がいるのはインドでは当たり前の光景だけど、ここには豚がいた。
インドに来て初めて見かも。
インドでは牛は神聖な動物だけど、豚は汚らしい動物。
だから、牛も豚も両方食べない。肉食といえば、チキンとマトンを食べることが多い。
そして、全く肉を食べない人も多い。
ここジャイサルメールのシンボルは、城壁に囲まれた大きなお城。
ビューポイントからのの眺め。
ね、街中が茶色でしょ?
さぁ、ここで間違い探し。
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《上》
《下》
この二つの写真、何が違うでしょうか?
目を凝らして探してみてください。
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正解は!
下の写真に注目。私が写ってます!
ほらっ!
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拡大写真
民家に頼み込んで、屋上登らせてもらいました。
↑これ、多分お礼言ってるとこ。w
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ジャーサルメールの建物の中で、一段と豪華な建物がある。
貴族や大富豪が住んでた住宅。
その名も、ハブェリ。
(動物とのコラボにはまる・・)
そして、トゥクトゥクに乗って王家のお墓バタ・バーグへ。
ね!全体的に茶色でしょ?
この街では、ジャスミンになった気分で観光を楽しみました。
(・・服は忍者だけどね。)
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バタ・バーグまで乗せてくれたトゥクトゥクドライバーは、英語もわからなくて
すごく素朴な感じの人。
なんと・・家に招いてくれて、ご飯をご馳走しようとしてくれた。
睡眠薬強盗か?と、普段の私なら疑うでしょうが、不思議とこの人からは
危険な感じはしなかった。
家に招いてくれてくれたお礼に、少しだけチップとして支払額を上乗せしたら
すごく喜んでくれた。
あの時の喜んでくれた笑顔が今でも忘れなれない。
今までケチケチ節約してインドを旅してきたけれど・・
日本と物価が違うんだもん。
喜んでもらえるのならば、気前よくお金を支払ってやろうじゃないかい!
・・と、ちょっと大人になった女忍者なのでした。
念願の砂漠を見るために、クーリー村へ。
砂漠を見るために、やって来ました!
インド人もビックリ! 「月の砂漠」にピンク忍者参上
↑またまたyahooニュースさん等に取り上げてもらいました。
詳しくはこちらを是非ご覧ください!
クーリー村という小さな村へ自力で行き、宿泊先のアルジュンファミリーで砂漠ツアーを申し込みました。
お昼過ぎ出発 → 砂漠で一泊 →朝帰宅 コースで、一人500ルピー(約1000円)
初めて乗ったラクダ。
ラクダの身長って予想以上に高い。
怖い。
そして、予想以上にラクダは凛々しい。かっこよかった。
ガイドは、こんなに小さな少年。
クーリー村では、こんなに小さな時から働くようです。
井戸へ水を汲みにきていたクーリー村の女性たち。
水汲みは女性の仕事。
頭の上に水を乗せて、器用に運びます。
茶色い砂漠の中に現れた、色とりどりのサリーとパンジャビドレス。
ラジャスタン地区の女性の服装は、他のインドの地区と比べても色彩豊か。
このカラフルなサリーたちに完全に心を奪われました。
どんどん進むラクダ。乗り心地は、最悪。
こんなにも苦痛だったなんて思ってもなかったよ。
休憩時が一番の至福って、どんだけ。
基本的には、荒野を進むラクダですが・・
時折、こんなに美しい場所も通ります。
テレビでしか見たことがなかっこよかった、この砂漠の模様。
『架空のものじゃなくて、本当に地球上に実在するんだ.. 』と、自分の目で確認する。
これこそ、私が旅に出て良かった!と思う瞬間なのです。
だんだんと日は暮れる・・
夜ご飯も、もちろん砂漠の上で。
こんなに小さいのに、ご飯だって作ってくれる。
粉から作るチャパティ。
見よう見まねで私も挑戦。案の定、Not good ってダメ出しされる。
(てれさは、器用に作ってましたけどね。)
満点の星空の元、布団を敷いて砂漠で就寝。
パッと目が覚めて、朝4時ごろに見た星空がすごく綺麗で
忘れられない思い出になった。
↑朝目を覚まし、ふと横を見たらこんな景色。
砂漠の中で寝るなんて、人生の中で何回訪れる経験なんだろう。
砂漠の乗り心地にはびっくりしたけど、楽しかったよ。
ありがとう、少年よ。
追伸
寝る時は、忍者ではありません!w
ジャイサルメールから砂漠ツアーのために行ったクーリー村。
泊まったのはアルジュン・ファミリー
ここでの宿のコスパが凄かった!
一泊三食付きで300円。
どっひゃー。
*意外にも可愛い建物
※注意
ダニに噛まれたので、シーツの上に自分で布はひきましょう。
*意外にも美味しい食事
暑いので夜は、お外でピクニック気分。
*以外にも綺麗な星空
この星空を見ながら、屋上にゴザをひいて就寝するのもいいかもしれない。
ここに、一か月泊まったとしても、1万円行かない。
す、素晴らしい宿です・・!
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クーリム村は砂漠にある小さな村。
砂漠以外は、特に何もない。
駄菓子屋さんに行くのが、毎日楽しみだったぐらい。
1個2ルピー(約4円)で買えるアイスにハマる。
ジュースを冷凍庫で凍らせたような味。
歩いてると、めちゃくちゃ視線を感じるしめちゃくちゃ話しかけられる。
「ちょっとこの子の写真、撮ってきな!お茶あげるから。」
そんな感じの緩い雰囲気。
子供たちが素敵な歌を歌ってくれた。後で、高額のチップを要求された。w
動画も撮ってたから、ほんの気持ち分のお金を渡したら、てれさと喧嘩になった。
「そんなことをするから、日本人はなめられるんだ!」 って、怒ってた。
てれさの言うことも一理あるけど・・
渡したい人は渡して、渡したくない人は渡さない。
それでいいんじゃないのかい?
子供たちにねだられ、ヘナをして遊んだ。
ちょっとだけ大人になった女忍者は、最近人に喜んでもらうことをすごく嬉しく感じるのですよ。
これは、きっとすごい変化・・
それにしても、ここの村の女性のサリーは華やか。
いつまでも見ていられるよ。
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