プドゥチェリーの思い出は、ちょっと苦い思い出。
本当に名残惜しい。
マハバリプラム
インドの北と南って、日本でいう北海道と沖縄ぐらい違うんでしょうか?
食べ物が違う。
北にはない、南ならではの揚げ物
(ワダとか)
チキンビリヤニも安くて美味しい。
バナナのオレンジバージョン!
(少しマンゴーみたいな味がした。)
女性が毎朝、玄関前に書く魔除け。
髪には花の髪飾り。
生花なので、とっても良い香り。
バスの中もこの良い香りが漂ってます。
その良い香りを堪能しながらやって来たのは、
プドゥチェリー
(マハバリプラムからバスで60ルピー)
インド南部は、バス移動が便利。
列車みたいに席予約がいらないから楽チン!
ここにも綺麗な海!
ここで激写してしまったのは、サリーを着たオカマさん。
・・ごつい
何これ。全然綺麗じゃない。
インドで綺麗なオカマさんって、結局一回も見なかったな。
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プドゥチェリーは元フランス植民地。
どことなく街並みがオシャレで
フランスの名残を感じる街。
フランス語表記があったり。
プドゥチェリーに来た一番の目的は、
オーロビル。
オーロビルとは、独自の経済システムで活動している小さな村。
実験型エコビレッジ。
ここの住民は全てのものが無料。
文字で説明を見ただけでは、なんかピンとこなかったから、実際にこの目で見てどんなとこか知りたかった。
でもね。
マハバリプラムまでわざわざ来たけど
オーロビル結局行ってないんだ。
オーロビルへのオートリキシャ代で揉めて、年甲斐もなく大泣きしたから・・
(´・Д・)」
往復の値段だと思ってオッケーしたら、行く途中に『片道の値段だよ..』って言われ・・
『今降りても200ルピーかかるからな。』って脅された。
『嫌だっ!』
って無理やり降りたら、ドライバーに重いバックパックを引っ張られ、尻餅ついてこけた。
その瞬間、何かがはじけて『ワーン。ワーン』って子供のように大泣きしたんだ。
(今思い出すと、恥ずかしい。)
今までなら、昨日までなら、笑って許せてたことが今日は許せなかった。
今回のことも、別に泣くようなことではない。
ちょくちょく蓄積されてきたインドの旅のストレスが、一気に爆発したんだと思う。
『何ごとだ!』と、わらわら集まってくるインド人。
『えーん。もうプドゥチェリーなんて、嫌いだよ。』
泣きながら日本語でブツブツ言いながら
・・
私は逃げた。
ドライバーから。
(追いかけてきて、なにやら汚い言葉を吐かれたけど。)
昨日までインドが好きだった。
離れるのが寂しかった。
でも今は、一刻も早く離れたかった。
誰も私に話かけてこないで。
そんなにジロジロ見ないで。
これは、インド離れ時のサイン。
オーロビルへも、もう行く気になんかならなかった。
プドゥチェリーの滞在時間、一時間ぐらい。早々と次の街へと向かいました。
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