やっぱり、家族っていいな。と気持ちが暖かくなったよ。
ドライブが終わった後、バハール(神様認定!)が、妹家族の家へ招いてくれた。
車で10分ほど、到着したところは豪邸。
あれ、バハールお金持ちだったの?
お部屋の中に、こんな大きなバービー人形があるんだよ。
突然お邪魔したにも関わらず、たくさんのおもてなしをしてくれました。
バハールの妹さんと、3人の子供。
一緒にヨガをしたり、
三点倒立を教えて尊敬されたり(えっへん!)
特に一番年下の子が、たくさん遊んでくれました。
「これ、やって!これ、やって!」
全部で4つのパズルを完成させたよ。
私が頑張ってるのにすぐ飽きだすからね、この子。
子供ってこんなもんなのか..
「日本のゲームを教えて!」
この要望には、定番の折り鶴をてれさが披露。
(ゲームじゃないけどね。)
案の定、喜んでもらえたのでよかった。
そして、バハールのお父さんとお母さんがわざわざ私たちに会いにきてくれました。
特にこのおばあちゃん!!
英語も全く通じないけれど・・
「私の横に来なさい!」 と言って、なぜか私のことをすごく気に入ってくれたのです。
そうこうしているうちに、お母さん(バハールの妹さん)がこんなご馳走を。
イランの家庭では、絨毯にビニールシートを敷いて食べるのです。
全部食べ終わると、食べ残しごと全部ビニールシートを捨てるスタイル。
うん、このスタイル効率いいのかな?
初めて食べるイランの家庭料理。
めちゃくちゃ美味しかった!
私のお気に入りは、このオコゲ。
わざわざオコゲを作ってご飯の上に乗せるんです。
あー。美味しかったなぁ。
丸ごと一匹の魚。豪快!
ヨーグルトも綺麗に盛り付けして出してくれました。
(イランのヨーグルトはしょっぱいです。)
お返しに・・?
女性陣にヘナのプレゼント。
初めての漢字デビュー。
「ゲデシュ。(名前) 私はジムが好き!」って書いてって要望。
どうでしょう。中々、悪くないでしょ?
ここのファミリー、ご飯やらフルーツやらお菓子やら、常に何かが出てくる状態。(多分、一日5食以上!)
この環境で、ゲデセのスタイルをキープするのは至難の技だよ。
だから、ジムに行ってトレーニングするんだね、ゲデセ。
本当に尊敬するよ。
インド以外で初めてしたヘナ。
不安だったけど、喜んでもらえてよかった!
そして、なぜかてれさは、ギターと歌を披露させられる・・
(うん、初めて聞くてれさのギターと歌は微妙でしたよ。)
夜は、ジョーズ(鮫)のパクリ映画を鑑賞。
しかも3D!
まさか、イランの家庭で3D映画を見ることになるとは・・
どんだけ、お金持ちなんだよ!
朝起きると、こんな贅沢な朝ごはん。
こんなに親切にしてもらっていいのでしょうか・・
この親切を、どうにかしてお返ししたい!
料理のできない私たち。
(女忍者さん実は主婦なのにね。)
2時間ぐらいかけてオムライスを手作りしました。「お腹空いたよ、早く!」っていう容赦ないプレッシャーに押されながら。
初めての二人での共同作品。
このオムライスは、きっと忘れられないメニューになることでしょう。
↑この下のやつ、アンパンマン。
オムライスは日本食なの?っていう疑問が産まれましたが日本食だよね・・
そうこうしてる内に、お別れのとき。
こうやって、何をした。これをした。って書き出してみると、
特に大したことはしていない。
でもこのファミリーと過ごした時間は、私にとって忘れることのない思い出になった。
お母さんのことが大好きでべったり甘える子供たち。
おばあちゃんのイラン・イラク戦争の話を聞いて、涙するお母さん。
移動移動の繰り返しが基本の私たち。
ここの日常での生活。
家族と過ごすあったかい時間をすごく懐かしく、まぶしく感じた。
バス停まで送ってくれるバハール。
そして、おばあちゃん。
おばあちゃんは、何度も私の手を撫でながら
「気をつけて旅するんだよ。またイランに来てね」って、泣きそうになりながら話してくれた。
初めて会ったばかりなのに、私のことをこんなにも心配してくれるなんて・・
私も思わず泣きそうになったけど、てれさに見られるのが嫌で何とかこらえました。
原付バイクを乗り回す、口の悪い私のおばあちゃんは元気かな。
おじいちゃんの様子はどうだろう。
いまだに一週間に一回ぐらい、夢に見るんだ。
日本で過ごしてる何気ない生活の風景を。
その度に、どこか懐かしく、どこか悲しくなる気持ち。
本当は帰りたいけどね、まだまだ日本には帰れません・・
コメント
コメント一覧 (2件)
ちょっと涙出ちゃった。
バハールのおばあちゃんステキですね(^^)初めて会ったのに本当に大事にしてくれて、どうしてそんな風にできるのか?ほんとに優しいんだね。
いい体験しましたね(*^^*)
貴重な涙をありがとうございます・・!
おばあちゃん。
私が自分の娘に似てるということもあり(そんな顔濃くないけど・・)余計に、優しくしてくれたんだと思います。
一度、車で家に帰ったのに、再度私の元に戻ってきてくれて
別れを惜しんでくれた時は本当にぐっときました。
本当に、貴重な体験ができてよかったです!