モロッコに女一人旅は危険?タフロウトで現地の人について行ったら意外な結末が待っていた。

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こんにちは、女忍者です。

現在、旦那と離れてモロッコ女一人旅を満喫してます。

女忍者

この人を信用するか、信用しないか。

見極めって本当難しい。

いきなりですが、今回はそう思った出来事がありました。
(問)現地の人と触れ合いたいタイプですか?

 

女忍者
(答)はい。その通りです。

 

(問)人を信用しやすいタイプですか?

 

女忍者
(答)はい。基本そうですが、インドに行ったことで、”疑う”ということを覚えました。

 

こんな私が体験した出来事を今日はお話します。

モロッコに女一人旅。

 

「モロッコに女一人旅は、危険かどうか気になる。」

「女一人旅で、モロッコに行くかどうか迷う!」

 

 

あんまり真似してほしくないけど、女忍者が女一人で旅していた体験談を話します。

「こんなこともあるのかー」と知っていただけたら幸いです。

モロッコの人がこんなにも、親切なことをみんなに知ってほしい!

 

現在いるのはタフロウトという街

モロッコは、町によってガラッと雰囲気が変わるから面白い!

エッサウィラから夜行バスでやって来たのは、タフロウトという場所です。

(民間バスで120DH+荷物代10DH)

合計130DH(約1550円)

中々の悪路で、モロッコ人は車内でゲーゲー吐いていました。

タフロウトの特徴は、岩。

そして、それにマッチするピンクの可愛らしい建物。

・・

・・

*ナポレオンの帽子

インドのハンピでも、たくさんの岩山の景色を見たけれど、より荒々しい光景が見れるのはコッチかな。

ツーリストだって、ほとんどいない。

岩と砂漠地帯にたくましく咲く草。この光景を見ながら、一人で歩きました。

女忍者
「あぁ。私、ずいぶんと遠いところまでやって来たな。」

 

そりゃ、感慨深くもなりますよね。

アジアから始まったこの旅、ついにアフリカまで私はやって来たのです。

 

地球にいるんじゃなくて、まるでナメック星にでも来たかのようです。

 

女忍者
「今、ここで殺されても、きっと誰にも気づいてもらえないだろうな。」

そんな感情が芽生えるほどの場所までやってきてしまいました。

 

とにかく親切にされることが多いモロッコ

翌日はまた別の村へ・・

地元の人が絶賛するというアデイ村へ行くことにしました。

 

タフロウトからは徒歩で、20分〜30分ほどかかります。

テクテク歩いてたらなぜか一台の車が止まり、乗せてくれました。

 

どうやらアデイ村に帰る途中だったみたいです。

家からこんなものまで持って来てくれました。

女忍者
優しすぎます、モロッコ人!

 

そしてこのバニラヨーグルト思いの外、美味しかったのです。

各家の玄関に、綺麗に咲く花。

ちなみに、アディ村でも、ピンク×岩な光景が広がってました。

こじんまりしたこの村ですが、人も優しいし、中々良いところです。

濃いピンク色が可愛いモスクは、この村のシンボルです。

徒歩での帰宅途中、まさかの雨が降り出した。

 

木の下で雨宿りしてると、またまた一台の車が乗せてくれました。

彼はレンタカーで旅してたフランス人。

 

モロッコは、フランスの植民地だったこともあり、英語よりフランス語の方が通じるのです。

ここまでは、ほんの序章。

翌日、さらなる親切の波が私に押し寄せてきます。

またもや乗せてもらう

その翌日。

タフロウトから少し遠めですが、散歩がてらアメルン渓谷へゆっくり歩いて行くことにしました。

テクテク歩いてると、『乗って行きな!』と声をかけてくれたおじさん。

ありがたいけど、これのどこに乗るんだろう..

あ、このダンボールが敷いてある空いてるスペースね..

食べ物と一緒にブーンと運んでもらいました。

タフロウト。今日も岩の景色がすごいです。


(おいおい。ヒッチハイクしないんじゃなかったんかよ。) という声が聞こえてきそうですね。

女忍者

このおじさんは、きっといい人だ。

 

私の心の中がそう反応したので、乗せてもらいましたよ。女の勘ってやつです。

私の女の勘どおり、無事目的地に到着しました。(おじさんありがとう!)

アメルン渓谷の近くにあった村を観光

女忍者

独特の配色が可愛い家。いいなぁ。
ピンクの家、住みたいなぁ。

 
この家なんて、お菓子の家みたいでした。
カスパ(地方の小さな砦や地方官)が見えたので、カスパを目指して歩きます。

村人を発見!

女忍者の背後にある建物から、人が二人出てきたので写真をお願いしました。
(あほあほメンバーからもらったセルフィ壊れちゃいました。)

一人は珍しく英語が話せて、『I’m おたく』と話してくれました。
女忍者
おたくって(笑)って
話を聞くと、どうやら彼は日本の漫画が大好き!
一番好きなのは、ドラゴンボール。そしてNARUTO。
ワンピースはあまり好きじゃないらしい。

おたくじゃない方の彼が「ついて来い」と言うので、「なぜ?」と思いながらもついてってみました。

木に成っていたイチジクみたいなものを採って『食べなよ。』と勧めてくれました。
お、美味しい。
女忍者
はい。言葉は通じないけど、彼はきっといい人でしょう。

犬にも村の人にも、好かれてたしね。

(彼が怪しくないかチェック完了)

なぜか家に招かれる!

到着したのは、彼の家。
彼のお姉さんらしき人と、その旦那らしき人と子供、お母さんが暖かく迎えてくれました。
彼が飼ってた羊さんたちもね。
眠そうにしてたら、「ここで昼寝しなよ。」と庭に布団を持ってきてくれました。
布団でウトウトしながら考えた。
女忍者
あれ、私ここで何してるんだろう?


30分ぐらい寝ていたのでしょうか。
目を覚ましたら、誰もいませんでした。

庭をフラフラしていると、連れてきてくれた男性発見。「ご飯できたよ!」だって。

女忍者
え!いいの?

そんな顔しながらも、ちゃっかり頂いちゃうよね。

だって、食いしん坊なんだもん。

手作り料理をいただく!

モロッコ名物のクスクス。(世界最小のパスタ)
大皿で出てきたクスクスを、皆でスプーンでシェア。

1/3 ほど食べ終えた頃、牛乳と、たっぷりのアルガンオイル
かけてくれました。

(日本で買うと超高いアルガンオイルは、モロッコで作られてます。)

初めて食べたその味は、ゴマ油をさらに濃くしたような味!
クスクスってこんな食べ方もあるんですね~。新発見。

食後には、サボテンの実と・・

ミントティーも頂きました。(高いところから注ぐのがポイント!)
まさに、至れり尽くせり。

女忍者
偶然会った言葉の通じない外国人を家に招く?

ごはん食べさせる?

海外に行くと、日本の普通が通用しません。(良い意味でも悪い意味でも)

毎日が新発見の連続です。

案内してもらう!

料理を作ってくれた妹さん(らしき人)にお礼を言ったあと再び、彼の後にフラフラとついてきます。

仲間も二人増えました。(笑)


相変わらず、道に生ってる果物を採ってくれたり、アーモンドを砕いてくれたり・・


(タフロウトは、アーモンドの産地として有名です。)

フラフラ食べ歩きしながら辿りついたのは、こんな場所。

どうやら、この渓谷の近くまで、私を案内してくれたようです。


(犬怖い。苦手。)

なんて、いい人達なんだ・・(涙)
彼ら達の親切に胸が痛い。言葉はもちろん通じないけど、別にいいや。


そして、更に歩き進める彼らの後をテクテクと追いかけます。
(今見ると、凄い景色!)

なぜか、犬も一緒についてきました。

彼らの後に着いていきながら、すばらしい景色を存分に堪能しました。

友達の家へお邪魔する!

なぜか、彼らの友達の家に連れてってもらいました。

そして、またまたごはんをご馳走になります。

(曰くつきだという手作りジャム)

ここで、もう一人彼の友達が登場。

なんと、この方、日本人の奥さんをお持ちだとのこと。

女忍者
まさに、世界の村で発見!こんなところに日本人!

 

タフロウトって、日本人の観光客がほとんど行かないところ。

情報めっちゃ少なかったもん。

 

まさか、こんなところで日本人を発見できるとは。

 

 

「会いたいか?」と言われたので、恐縮しながらも、お家にお邪魔させていただきました。

ここで、連れてきてくれた彼とはサヨナラ。

 

女忍者
私のことを思って、日本人の奥さんがいる旦那さんをわざわざ呼んでくれたんだね。

 

ひたすら親切にしてもらった彼には本当に感謝です。

お家に突然お邪魔したにも関わらず、ビーフ入りの豪華なクスクスとコーヒーでもてなしてくださるYさんは同じ関西出身。

もうここに住んで30年以上経つんだそう。

 

「ブログ読むわ~!」って仰ったけど、見てくれてるかな?

【追記:後日コメント欄にYさんの友達からコメントをいただきました。ブログってすごい!】

そして、もう暗くなるからとタフロウトまで、旦那さんがタクシーで送ってくれました。

タクシー代まで出してもらっちゃった!

 

なんなの、この出会い満載の一日。

私、親切にされすぎでしょ!

 

何が起きるかわからない。だから旅って面白いんだと実感した一日なのでした。

 

モロッコに女一人旅は危険か?

以上、モロッコに女一人で行って、私が体験した出来事でした。

女一人旅は危険かどうか気になる方。

 

モロッコは、日本に比べれれば治安はよくないかもしれません。

でも、私は実際に訪れて思ったよりも危険さは感じませんでした。

 

女忍者

なんで、こんなに親切な人が多いの!

 

むしろ、そんなことを思ってモロッコの人を大好きになりました。

モロッコって、旅人の間でよく言われる世界三大ウザイ国に入ってるんです。

でも、実際にモロッコに行って「ウザイなんて誰が言ったんだ!」と怒りたくなるほど、私は親切にしてもらいました。

モロッコは、絶対に女性が旅行するのに好まれる国。

女子受けするスポットや可愛い雑貨がとても多い国。

 

日本からは少し遠いけど、モロッコを旅する女性がもっと増えればいいのにな~!と思っています。

イメージだけで「危険」と思うんじゃなくて、しっかり調べて、モロッコを旅行地の一つに入れて欲しい!

そう思って、今回私が体験した出来事を書きました。

 

日本にいるとたまに忘れてしまいそうになりますよね。

知らない人に親切にするということを。

一日、一親切。

 

私は、旅の間にたくさん親切にしてもらいました。

その親切を誰かに返して、親切の輪を増やして生きたいと思っています!

 

【追記】

モロッコで、女性一人で旅していて「セクハラを受けた!」という旅友の声も聞きました。

嫌なときは、強めに「No」と断りましょう。

強く断らなければ、それは「Yes」と思われてしまいます。

 

モロッコを含め、イスラム圏では女性が一人で旅するというのが、とても珍しいことみたいです。

危険な目にあわないためにも、夜は一人で出歩かない。

 

人がいない通りは歩かない。など、最新の注意をはらってくださいね!


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コメント

コメント一覧 (5件)

  • 素敵なモロッコジャーニー満喫したんだね!
    こういう旅、わたしには到底できないからすごい。
    モロッコ行きたいよおおお。

  • ありがとう*\(^o^)/*
    ぜひ。行って行って!
    再出発とブログ楽しみにしてます!
    なかあかちゃんのブログ見て、ブルガリアとかマケドニアとかあこらへん周ることにしたんだけど、楽しかったよ。ありがとう!

  • こんにちは。
    モロッコには、20年ぐらい前に行ったことがあるんですけど、タフロウトって、初めてしりました。
    クスクスも美味しそうで、出会った人は、親切で、素敵ですね。
    イスラムの国の人々、特に遊牧民の人々は、遠い国からは来た旅人をもてなす習慣があるので、
    とても親切です。(都会の人は、そうでもないようです)
    30年も、この地に住んでいらっしゃる日本人に会えたなんて、素晴らしい出会いでしたね。
    これからも、素敵な旅になりますように。

  • かぁしぃ青木さん
    こんにちは!
    確かに都会の人より、田舎の人の方が素朴で優しかったように思えます!
    クスクスもすごく美味しかったです。
    まさか日本人の方にお会いできるとは思わなかったので、すごくびっくりしたのと同時に、とても嬉しかったです。

  • シャムスさん
    ありがとうございます。嬉しいです!
    わぁ!Yさんも読んでくださってたんですね!感激です。
    海外からのサーバーからコメントできない。って、5日ぐらい前にも友人が教えてくれました。(今Lineの方に対処法、問い合わせしてす。)
    せっかく書きこんで下さったのにごめんなさい。書き込みありがとうございます!
    シャムスさんもタフロウト住もうとされてたんですね!良いとこですもんね。
    私はカサブランカのホテルで見た情報ノートで、タフロウトの存在を知ったのですが
    本当に訪れてよかったです!☻
    >シャムス
    >初めまして。 女忍者さんが出会ったYさ
    >んから、聞いてブログを拝見しました。
    >笑 私もかつてタフロウトに滞在してて、
    >ここに住みたい!とアレコレやっていま
    >したが、あえなく断念した者です。彼女
    >とはその時からの付き合いです。Yさんが>コメント送りたいのに拒否られると言っ
    >ていたので、私が代わりにコメントして
    >みました。これからも楽しい旅を続けて
    >ください。

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