こんにちは、モロッコへ女一人旅中の女忍者です。
現在は、モロッコの秘境といわれるトドラ渓谷に来ています。
トドラ渓谷は、ロッククライミングの聖地として有名な場所ですが、マラケシュやカサブランカと比べてとても田舎な場所にあります。
こんな小さな町ですか、日本人の旅人はトドラ渓谷によく訪れます。
「アーモンド」と「のりこさんの家」
今回私が泊まったのは、アーモンドです。
- アーモンドってどんな場所だった?
- トドロ渓谷への行き方は?
- トドロ渓谷ってどんな場所?
そんな疑問が解消するような記事を書いていきますね!
「のりこさんの家」のことを知りたい方は、詳しく書かれているこちらのブログ記事をオススメします。
トドロ渓谷への行き方
トドロ渓谷があるのは、ティネリール (Tinghir)という街。
ティンジル(Tinghir)とも呼びます。
※以下、ややこしいのでティネリールで統一します。
マラケシュ、メルズーガ、ワルザザードから行く場合の3通りの行き方を載せて行きますね。
マラケシュから行く場合
3つのバスがあるようです。時間、値段にあわせて選んでください。
① Supuratoursバス
出発:マラケシュ 8:30
到着:ティネリール 16:00
料金:130dh(約1550円)
※15時発のバスはティネリール到着が22:30でトドラ行きのタクシーがないみたいです。
なので、マラケッシュを早朝に出発するバスに乗るのがベター。
② CTMバス
出発:マラケシュ 7:30
到着:ティネリール 15:30
③ 民営バス
出発:マラケシュ 深夜2:00
到着:ティネリール 11:00
※民営バスは値段交渉が必要です。
モロッコのイベントで混雑していない場合の目安は 90dh〜100dhらしいです。
もしマラケシュから世界遺産のアイトベンハッドウによってからトドロ渓谷へ行きたい場合は、途中下車できる民営バスで行きます。
私もマラケシュから、アイトベンハッドウ(途中下車)、ティネリールというルートで行きました。
ワルザザード手前の オード・マレで早朝6時から6時半頃着で下車。
ここからアイトベンハッドウまでは9km、相乗りタクシーで約10分です。
メルズーガ(砂漠)から行く場合
Supuratoursバス
出発:メルズーガ 8:00
到着:ティネリール 13:00
ワルザザードから行く場合
Supuratoursバス
出発:ワルザザード 13:00
到着:ティネリール 16:00
トドロ渓谷から他の都市への行き方
砂漠メルズーガへ行く場合
Supuratoursバス
出発:ティネリール 16:00
到着:メルズーガ 21:30
マラケッシュへ行く場合
①CTMバス
出発:ティネリール 8:30前後
到着:マラケッシュ 16:45
②Supuratours バス
出発:ティネリール 12:30
到着:マラケッシュ 20:30
③民営バス
出発:ティネリール 9:30
到着:マラケッシュ 18:30前後
④stcrバス
出発:ティネリール 20:30
到着:マラケッシュ 翌朝5:30
カサブランカに行く場合
① CTMバス
出発:ティネリール 8:30
到着:カサブランカ 16:45
鉄道かCTMか民営バスに乗り換えて、約3時間半
②民営バス
出発:ティネリール16:00、17:00、19:00発
到着:カサブランカまで約12時間
③stcr社
出発:ティネリール20:30発
到着:カサブランカ8:30着
アーモンドに泊まった体験
トドラ渓谷で泊まった日本人宿アーモンド。 すごく居心地が良かったので紹介します。
アーモンドの詳細
バス停まで迎えに来てくれた執事のアドブゥ。
アーモンドへのアクセス方法
バス到着時刻にあわせて、スタッフの方がバスターミナルまで迎えにきてくださります。
事前にホームページから予約するすことをオススメします。
アーモンドはティズギ村にあり、バス到着場所ティネリール市より相乗りタクシーかミニバスで一人7dh(約85円)
所要時間約20分で着きます。
アーモンドは、日本人のみちよさんとモロッコ人の旦那さんで運営されてる宿。
日本食が食べられるという、のりこさんの宿も有名みたいだけど、 アーモンドよりちょっとだけ値段がお高め。
安さにつられて、アーモンドを選びましたが、アーモンド思ってたより快適でした!
みちよさんに「アブドゥは、少年みたいに純粋で、すっごく良い人なの。」と聞いていました。
謎だったけど・・うん、その意味がわかりました。
とりあえず、彼はとてもとても良い人でした。
良い人過ぎて、こっちが心配になるぐらい良い人でした。
イメージはドラマ「いいひと。」の草薙君!
すれ違いだったけど・・到着したときにいた女子3人組。
スッピンだったので、顔隠し。
彼女たちもアドブゥ大好き。
そう、ここに泊まった人は、アドブゥの魅力の虜になるのです。
前半のアドブゥの写真を見て、気になった方も多いでしょう。
彼が持ってるのは、アーモンドとモロッコの国旗とトロフィー。
宿の名前にもなってるアーモンド。
ここティネールも、アーモンドの産地として有名。
春には桜にも似たアーモンドのピンクの花が咲き乱れ、とっても綺麗みたいです。
「撮って、撮って。」
彼がそう言ってきたトロフィーとアドブゥ。
どうやら、山登りの大会で優勝した時のものらしい。
そう、彼は山登りのチャンピオンでした。
※以下、アーモンドの価格。HPより引用
素泊まりで個室及びドミトリー1名様1泊60dh。
夕食込みで100dh、朝食パンと飲み物のみで10dhより。
1週間以上の滞在者は長期割引で1泊50dhです。
同じ管理人での運営ですので、エッサウィラと合わせて1週間でも1週間割引料金が適応となります。
アラビア風のインテリアが可愛い共有ルーム!
部屋から見える景色。
ここでは、自然に囲まれたスローライフが楽しめました。
川に洗濯しに行ったよ!
洗濯がしたい!
これまたのどかな場所。
木に生っている果物を、手あたり次第に私にくれるアドブゥ。
見てください、この嬉しそうな顔!
彼は、人に喜んでもらうことが大好きなタイプです。
(何かゴソゴソやってるなぁ~)と思ったら、採った果物が流れないように石を置いて、冷やしてくれてました。
「洗濯終わったら、食べてね~!」だって。気が利きすぎます。
川で洗濯するなんて、初めての経験!
いつもは嫌いな洗濯も、ちょっとした楽しいイベントになりました。
名物のタジン鍋
アブドゥが作るタジン鍋は絶品!
アーモンドに行ったなら是非食べてみてくださいね。
タジン鍋、昔日本でも流行ってましたよね?
完成。これだけなのに、すっごく美味しい。
アブドゥが作ってくれたタジン鍋は、全部美味しかった!
まるで、娘のように可愛がってくれたアブドゥのお母さんとも写真を撮りました。
アブドゥが忙しい時はアブドゥのお母さんが来て、美味しいクスクスを作ってくれました。
キッチンもあるから、自炊もできます。
でもアブドゥの手料理は美味しいので、一度試してみてはいかがでしょう?
おもてなしがスゴイ!
お腹が空いたときに、自分で作らなくてもご飯が出てくる。
ちょっと、甘いものが欲しい時に、コーヒーを入れてくれる。
暇そうにしてたら、外に連れ出してくれる。
いつも私の様子を気にかけてくれたアブドゥ。
「また、戻ってきてね。ここは、あなたの家だから。」
また行く約束は不確定だからできないけれど、もう一度行きたい場所が増えました。
ありがとう、アドブゥ。
トドラ渓谷を探検してみた!
ロッククライミングの聖地「トドラ渓谷」
ドドーンとそびえたつ渓谷は、圧巻の景色。
ロッククライミングをプチ体験!
「忍者の衣装での、ロッククライミング楽しみにしてます。」
そう誰かに言われたけれど、結局本格的なロッククライミングはやりませんでした。
この時期は、ちょうどモロッコ人たちの観光シーズン。
やっぱり皆さん、涼しいとこを求めてやってくるのでしょうか?
たくさんのモロッコ人が、車でやって来てました。
水をバシャバシャ掛け合いながら、小川で水遊びする子供たち。
楽しそうにハイキングする家族。
ワイワイと写真を撮りあう若者たち。
うん。モロッコは今日も平和。
人が楽しそうにしてる姿を見ていると、こっちまで『ニコッ』て笑顔になってる!
やっぱり感情って、伝染するのかな?
ロッククライミングしない代わりに、地力でこんなとこに登ってみた。
こんなとこにも。
あ、こんなとこにも。
『なんで世界一周してるの?』って、聞かれることがある。
『色々な景色を見たいからだよ。』っていつも適当に答えてる。
このトドラ渓谷の景色。
日本じゃ、中々お目にかかれないでしょ?
ノマドを発見!
ノマドワーカーが益々日本で増えそうな気がするけれど、その言葉の由来にもなっているノマド。
季節によってアトラス山脈を越えて、家を変える遊牧民。
ノマドは実在したのです。
出会えて、ちょっと感動しました。
わ!すごい!
泊まっているゲストハウスまで帰宅します。
途中で出会った少年。
モロッコの子供は、相変わらず可愛い。
私もいつかはココに子供と一緒に来れたらいいな。
そんな日は、はたしてやって来るのかな..
まとめ
モロッコの秘境といわれるトドラ渓谷に行ってきた体験をまとめました。
- アーモンドってどんな場所だった?
- トドロ渓谷への行き方は?
- トドロ渓谷ってどんな場所?
これから、トドロ渓谷に行こうと思っている方。
だいたい、トドロ渓谷に行くイメージはできましたでしょうか?
自然豊かなトドロ渓谷!
モロッコに旅行する際は、是非訪れてきてくださいね。
コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちわ
確かに戦隊モノが戦ってそうですね・・・しかし怪人はいないようですがwww
壮大な荒野と遊牧民。日本の方々がイメージしている中東そのものなのではないでしょうか?(実際はアフリカですがwww)
クライミングの有名な場所かもしれませんが、旅のスタイルは人それぞれ。
そこに行ったから、それをしなければならないという強迫観念に捕らわれていては旅を楽しめません(そんなこと私に言われるまでもないでしょうが)これからも貴女の旅を続けてください
次回のブログも楽しみにしています
一路平安
orishin mazlefさん
コメントありがとうございます。
一路平安。素敵な言葉ですね!ありがとうございます。
これで、怪人がいたらもっと面白い写真が撮れてましたね・・
いなくて残念です。(笑)
確かに、アフリカというよりは中東なイメージですね。
(黒人の人もそんなにいなかったから余計にそう感じます。)
仰る通りで「ここに行ったんだから、せっかくだからあれも見なくちゃ。
これも見なくちゃ。」と、ヨーロッパで旅疲れをしてました。
モロッコには、旅疲れを癒しに行ったので、気持ち穏やかに過ごすことができました。