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カロ族にはたして会えるのか?

2020 7/09
カロ族にはたして会えるのか?

順調に進んでいたエチオピアの民族めぐり。

1日目 :ハマル族のブルジャンプ

2日目 :ダサネチ族の集落を訪問

 

でも1日目の夕食時に、ブルケン(ドライバー)からこんなことを言われていた。

 

カロ族の村には行けないよ!川が氾濫して、道が悪いからね。

 

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え!何だと?

 

ボディーペイントが特徴のカロ族。

ゆかさんにその存在を聞いて知ってから、会えるのを楽しみにしていたカロ族。

 

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そのカロ族さまが、見れないだと!?

・・

私達は人数が6人と多かったので、チャターしたのは四駆じゃなく、ボロめのミニバス。

ツーリストホテル従業員との打合せ時に、『ミニバスでも、カロ族の村に行けるよ。』って話だったのに・・

 

ブルケン曰く

『たとえ四駆でも、カロ族の村には行けないよ!川が氾濫して、道が悪いからね。』

話が全く違う。

( ゚д゚)

私達の中で唯一、SIMを購入していたゆかさん。

ツーリストホテルに電話して、事情を話してくれました。

 

『え?カロ族の村に、行けないの?』

ホテルの従業員も驚いてたみたい。

 

ブルケンと従業員が直接話した結果。

『ドライバーがそう言ってるんなら、行けないよ。』

 

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やっぱり行けなかったみたいです。(涙)

 

実は2週間前に民族めぐりをしていた人のブログにも、

『川が氾濫してカロ族には行けなかった。』と書いてありました。

 

残念だけど、行けないものはしょうがないのか。(悲)

 

でも、せっかく車チャーターしてるんだから違う民族がみたい!

 

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オモ族は?

 

ブルケン『道が悪いから無理だ!』

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アルボネ 族は?

 

ブルケン(ドライバー)のアイコン画像ブルケン(ドライバー)
そこも道が悪いから無理だ!
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ボディ族は?

 

ブルケン(ドライバー)のアイコン画像ブルケン(ドライバー)
殺されたくないから、いくらお金をもらっても行きたくない!

 

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じゃあ、3日目どこに行こう。

 

ブルケン(ドライバー)のアイコン画像ブルケン(ドライバー)
ジンカに移動しよう。でもムルシ族はお昼から酒盛りをしだして、凶暴になる。

ムルシの村へ行くなら午前中に行かなければいけない。

 

ブルケンの案は、こうでした。

3日目:トゥルミからジンカヘ移動
4日目 :ムルシ族の村 & カイアフールマーケット

5日目 :コンソ族の村 & コンソで解散

 

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え?3日目移動だけ?

 

しかも、それぞれの村には、安価で民間のバスでも移動できます。

私、何のために1日20ドルも払って、車チャーターしてるんだろう。(涙)

 

落ち込んでてもしょうがない。

気を取り直して、2日目はダサネチ族の村の訪問。

 

その後、宿泊先のトゥルミへ帰還。

ハマル族

トゥルミにいたハマル族の女性と仲良くなりたくて、村をウロウロしました。

トゥルミの街では、普通にハマル族が歩いてます。

 

そこで偶然出会ったおじさんとの言葉・・

カロ族の村だったら、バスで行けるはずだよ?

 

このおじさんとの出会いから、私達の運命は大きく変わり始めるのだった・・(大袈裟)

その言葉を聞いて、テンションが上がったえいみちゃんと女忍者。

もうこの時から、私は決めていた。

 

何が何でも、カロ族に会いに行こうと。

 

おじさんはカロ族のガイドではなく、ただのおじさん。

カロ族のガイドをできる人を、電話で呼んでくれました。

 

電話を受けてやって来てくれたのは、ハマル族のガイドさん。

 

ハマル族とカロ族の言葉は似てるので、彼は両方の部族のガイドができるみたいです。

(イタリア語とスペイン語が似てるような感じらしい。似てるの?

 

『残念ながら、ミニバスでは行けない。 でも四駆かバイクなら行ける。』

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やっぱりミニバスでは行けないのかい(涙)

 

でも、乗り物を変えれば行けるんだ・・ちょっと希望が出てきた。

 

ちょうどこの時、えいみちゃんを探しに来ていた、じゅんくんと偶然遭遇

。車とバイクチャーターの値段を調べるために、ガイドさんと共に場所を移動します。

(なぜか一緒についてきた子供。親子みたい!

着いた先は、どこかの民家。

 

ここで、ガイドさんが値段を聞いてくれるのを待ちます。

こんな器でお母さんが出してくれたお茶。コーヒー?

でも、ちょっと完飲できないお味。。

 

せっかく淹れていただいたので、みんなチビチビと飲みます。

1時間ほど、ここでポーっと待つ。

 

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1時間あっても完飲できなかったよ、このお茶。

 

車、バイク、それぞれの持ち主にガイドさんが聞いてくれて、値段が出ました。

車だと一台 3000ブル(約17100円)六人で割ると、一人約2850円。

バイクは一台600ブル(約3420円)

すでに、ミニバスのチャーター代で1日1人20ドルは支払っている。

 

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はたして、六人が六人とも追加でこの値段を払ってでも、カロ族に会いたいのでしょうか?

 

六人集まって会議が始まる。

ただ、時間はすでに17時前。

早く決定しなければ、明日の手配に間に合いません。

 

『さぁ、どうしましょう?』とりあえず、皆の様子を観察。

私とえいみちゃんは、追加のお金を払ってでも行きたい。

 

・・でも、他の皆は?

「3000円、払ってまで行きたくないな〜。」という空気感。

 

車のディスカウントを要求しても、車のオーナーは首を縦に振らないみたい。

中々決定しないまま、もうすっかり辺りは暗くなり始める。

ガイドさんもグズグズしてる私たちに呆れ、家に帰ると言いだした。

 

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皆、行かなくても私だけは行こう。

 

そう決めた私は、バイクで行くことにした。

でも一人で、全部の金額(ガイド代、自分とガイドさんのバイク代)を負担するのは、金銭的に痛い。

渋るてれさを道連れにすることにした。

 

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『一緒についてきて!お願い。』

そう、てれさに説得を試みていると、思わぬ声が聞こえた。

 

『えいみもバイクで行く!』これで状況が変わってきた。

 

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えいみちゃんが行くなら、えいみちゃんと二人で行こうかな。

そう考えてると、神様のような一声が。

 

「僕も車で行ってもいいよ。エチオピアなんて、そうそう来ることないんだしこんなチャンスもうないかもしれないしね。」

この言葉をきっかけに、他のメンバーたちも、車で行く空気感に変わってきた。

 

「一人でここで待っててもしょうがないし、僕も行こうかな。」

「あんまり期待してないけど行ってもいいわ。」

「3000円ぐらい、日本に帰ったらすぐ稼げるよ!日本で頑張ろ!

 

・・という訳で、明日はカロ族に行くことになりました。

*団体行動なのに、自分の意見を押し通しすぎじゃないか?と思う人もいるでしょう。

 

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だって、カロ族見たいんだもん!(子供。)

 

元々明日は、ジンカヘ移動するだけの予定だけだった。

自力でジンカヘ辿り着けさえすれば、皆にも迷惑かけない..

 

それに、私は仲良しごっこするために、車をチャーターしたんじゃない。

目的は、民族巡り。

 

行きたかったカロ族に行けないなら、車チャーターした意味が全くない。

平和主義のてれさからしたら、信じられないんだろうけど、周りの目を気にして自分の持ってる強い意見を押し殺す。.

そんな考え、私の頭の中に存在しません。

 

もしそれで、メンバーの誰かと仲が悪くなったとしても一生付き合う訳じゃないんだし、後、数日だけ辛抱すればいい話!

 

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こんなこと書くと、これからの旅に支障がくるかしら・・

 

結果として、私の思惑どおりカロ族に行けることにはなった。

でも、これが新たなトラブルを産むことに・・

 

翌朝。

朝6時に行った待ち合わせ場所。私たち以外は、誰もいない。

しかたなく30分ほど待つ。

皆、眠たそう。

やっと昨日出会ったガイドさんが登場。

でも、チャーターするはずの4WDの姿は見えない。

 

「車、呼んでくるから待ってて。」

そう、言い残し、彼はまた姿を消した。

更に30分が経過。

すると、ブルケン(元々チャーターしてたミニバスのドライバー)が なぜか現れた。

「今日は、このミニバスで行く!」

 

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え?

ミニバスでは行けないんじゃなかったっけ?

ガイドさんは、どこに行ったの?

4WDの車はどこ?

状況がうまく掴めない

 

とりあえず、言われるがままミニバスを止めてあったホテルまで移動。

ホテルの前には、なぜかガイドさんもいた。

 

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ん?なんでここにいるの?

 

混乱しているさなか、私たちの中の一人のメンバーが、ガイドさんに掴みかかる勢いで怒鳴りだした。

「なんで、約束の時間になっても車が用意できてないんだ。謝れ!」って。

 

急に怒鳴られたガイドさんも怒り出した。

「俺だって一所懸命やってるのに、なんで怒鳴られなきゃいけないんだ!」

って感じで。(予想)

 

メンバーの言ってることは、最もだ。

彼は、道理が通ってないことが許せないらしい。

でも、なぜだろう。

 

私はそれを見て、すごく嫌な気持ちになった。

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ガイドさんのことを信頼していたからだと思う。

 

昨日も遅い時間まで、私たちのために色々と動いてくれたから?

色々と、民族の話を聞かせてくれたから?

 

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仲の良い友達が絡まれている。助けなきゃ!

私は、なぜかそんな感覚に陥っていた。

 

怒鳴るメンバーを強めに止め、必死にガイドさんをなだめ謝った。

けれど、ガイドさんの機嫌は直らない。


「俺は、今日のガイドはしない。」

私たちとは、もう関わりたくなさそうだった。

 

それを仲裁したのが、ブルケン。

ブルケンの話によると、チャーターする予定だった車のオーナーが当日になって、チャーター代の値上げを要求してきたらしい。

3000ブルでも、あんなに渋っていた私たち。

 

「この要求を飲まないだろう」と判断したガイドさんがミニバスドライバーのブルケンを説得し、断行を決めた。

思い起こせば、ミニバスではカロ族の村へは行けないという話だった。

 

でも、他に方法はない。

行けるところまで行ってみよう。

「道は俺が案内するから!」こんな感じで、彼は説得してくれたんだと思う。

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きっと、ブルケンは私たちが払う予定だったチャーター代3000ブルが、自分のところへ入ると思ってたんだろうな・・

 

ブルケンだけの力では、カロ族の村へ辿りつけない。

ムスッとしながらも、一度は車内に乗ってくれたけれど、しばらくして新しいガイド(以降、若造ガイドと呼ぼう)にバトンタッチ。

彼は車を降りてしまった。

 

残念ながら、チャーター車は用意できなかったけど、色々と尽力してくれた彼。

嫌な思いをさせて別れるのが、心苦しかった。

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車の外から「バイバイ!」と手を振ったとき、手を振り返してくれたことがせめてもの救い。

 

「ガイドさん降りちゃったね。」てれさが何気なく言った。

「そりゃ、あんなに怒鳴られたらいい気しーひんやろ!」

 

怒鳴ったメンバーにわざと聞こえるよう、私は怒り気味で返答した。

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(あぁ、なんて大人げない。。)

*

予想通り、道は悪路だった。

後ろで寝ているだけの私でさえ、こんなにしんどいのだから運転しているブルケンは、さぞかし疲れただろう。

 

彼には、とても感謝している。

 

「もう、ここから先はこのバスでは無理だ。」

若造ガイドとブルケンがそう判断したので、私たちは歩くことにした。

 

「カロ族の村へは後1キロ。5分だ。」

若造ガイドの言葉を信じ、私たちは歩く。


・・

歩けども。


歩けども。


辿りつかない。

なんで?

炎天下の中、もう30分以上歩いている。

 

我慢できなくなった私は、てれさにマップのアプリを見せてもらう。

カロ族の村らしきとこ。

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ここから10キロぐらい離れてるんですけど!怒

マップを見せても、「ノープロブレム!」しか言わない若造ガイド。

 

(あぁ。殴りたい。)

そんな心の声は無視して、どうするかを考えます。

 

まぁ考えるまでもなく、ヒッチハイクするしか手はなかったんですけどね。

幸いにも、あまり待つことなく、通った四駆二台に乗せてもらうことができました。

定員オーバーのため、男子は後ろ。

次回。ひっぱりましたが、ようやくカロ族の様子をお届けします。


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