テントを張り、スーパーで事前に買ってきた昼食を食べた。
私たちはこれから、DUNE45(ナミブ砂漠の名前)の夕日を見に行き、朝日の時間にデットフレイに行く予定でした。
しかし、宿のスタッフさんの言葉・・
「デットフレイは、宿泊先から遠いので朝日の時間には、間に合わないよ。」
私たちが予定していたプランではなく、違うプランを提案されました。
厄介なことに、ここの宿、開閉時間が決まってるんです。
「どうする?」 と、みんなで相談。
「スタッフがおススメしてくるぐらいだから、その方がいいんじゃない?」
多分、みんなそう思ってたんじゃないかな?
でも、珍しくてれさが主張しだした。
「俺は、絶対に朝日をデットフレイで見たい!」 と。
デットフレイって、まるで絵みたいに見える写真で、有名な場所。
絶景特集なんかで、一度は目にしたことあるんじゃないかな?
この絵みたいに見える時間って、ほんの一瞬だけ。
それが、日の出前の時間なんです。
日の出前に間に合わないと、この景色を見ることができない。
てれさは、この絵みたいなデットフレイを一番楽しみにしていたよう・・
『時間に間に合わなかったら、行っても意味ないんじゃない?』
でも、てれさは引かない。
(我らが)daikiさんのブログでは、朝日の時間にデッドフレイへ行き、絵画みたいな写真が撮影できたよう。
やっぱり団体行動なので、みんな多少は周りに気を使う。
自分の思ってたことと違った意見でも、こう強く主張されたら、なんとなく否定しがたい空気間・・
それを、うまくまとめてくれたのが、ゆうじろうくん。
ほんまに上手いことまとめてくれました。
私より年下なのに、大人でできた人です。(しかも料理上手で、いい体してて、空手もできるって、最高か!)
結果、どうなるかはわからないけど・・
私たちは元々予定してたプラン。夕日の時間にDUNE45。
朝日の時間にデットフレイへ行くことにしました。
*
てれさが「ここに行きたい!」って、主張することって、すっごく珍しいんです。
というのも、いつもはその逆で・・
「私が、ここに行きたい!」って言うのを「俺は、行きたくない!」って全力で否定する方。
そして、渋々そこに行った際には、自分が否定してたことも忘れて「来てよかった!」なんて満足している。
まぁ、それにいつも超イライラしてるんですけど・・
加えて平和主義者な彼が、団体行動でここまで主張するってことは、そうとう行きたかったってことでしょう。
どうか、朝日の時間に間にあって、写真通りの絶景が見れますように・・
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