ナミブ砂漠で、前ならえ!アラサーになっても、こんな絶景なら、くだらないことではしゃげるんだよ、
ということで、夕日を見に訪れたDUNE45。
先にナミブ砂漠を訪れていた世界一周アヤレミ旅 のアヤさんに、こう聞いていた。
「さあちゃん。ナミブ砂漠まじキツイよ!ダナキルよりきつかったよ!」って。
アヤさんも、私と一緒で体力なし子。
・・え!
ナミブ砂漠がきついなんて、聞いたことないんだけど!
世界一過酷なツアーと言われているダナキルを超えるきつさなんて・・
それは、恐ろしい。
そんな訳で、覚悟して及んだナミブ砂漠。
到着した、DUNE45(ナミブ砂漠の名称)はこんな場所。
この砂丘の上を登ります。
歩くのが遅い私に、歩みを合わせてくれるてれさ。
・・
アヤさんが話していたことは大正解だった。
砂丘を登るのが、こんなにも辛いと思わなかった。
そして、自分が皆と比べて、こんなにも体力がないなんて思わなかった。
あれ?一応ヒマラヤトレッキング成功したのになぁ。
あん時は、なんか変なアドレナリンが出てたのでしょう。
何度も「もう、このまま一人で下に降りよっかな。」と、諦めそうになりながら無事、上の方へ到着。
てれさよ。
「もう、しんどい。登れへん!」 って、愚痴ばっか言うてごめん!
(あーめんどくさい女。)
登り切った先から見たナミブ砂漠は、想像通り綺麗だった。
・・
・・でも、もっと赤いもんだと思っていたから、ちょっとばかし拍子抜け。
ナミブ砂漠と言えば、紅白でMISIAが生中継しながら歌っていたことが印象に残っていた。
あんときテレビで見たナミブ砂漠は、もっと赤色じゃなかったっけ?
そう思い検索したら、ナミブ砂漠の色は、さほど赤くなかった。
人間の記憶って、なんて曖昧なんだろう。
*
夕日まで、まだ随分と時間がある。
私たちアラサー8人は、時間を潰すように記念撮影タイム。
砂埃が舞い込む中
何枚も、何枚も写真を撮った。
知らない人同士。
きっと、もう会うこともないだろう人と、何枚も何枚も何枚も集合写真撮って何が面白いんだろう。
批判承知で書けば、私はウユニ塩湖にいた時、こう思ってしまった。
このナミブ砂漠の時に、そういう感情が産まれなかったのは少ない時間ながらも、一緒に旅する中で、みんなのことを好きになってたからだと思う。
旅は、一期一会。
そう思えば、ウユニ塩湖のツアーでも、皆と過ごす時間をもっと大切にしておけば良かったと、少しばかり後悔・・
まだまだ、日は沈まない。
Photo by JUNYA&EIMI
でも、最初登って来た時と比べれば、砂の色が心なしか赤くなってきた。
相変わらず、砂埃はやまない。
照りつける太陽に汗をかき、砂埃が舞う中、夕日を待つ。
想像したよりも、辛い環境。こんな時は、瞑想するに限る。
*
夕日が沈み切る前にタイムオーバー。
宿に戻る時間が、近づいてきた。
降りるのは、登るよりも数倍楽。
一気に、駆け下ります。
完全な夕日は見れなかった。
でも、みんなと一緒にはしゃいだDUNE45。
辛かったけど、今思えば本当に楽しい思い出になった。
いや、ほんとキツかったけど。
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