スペイン語環境に身を置くため、快適だった日本旅館を離れて、日本人宿以外のホステルにチェックインしてみた。
ここのホステルは、女子トイレとシャワーに鍵がない。(ビニールカーテン越しに、シャワー浴びてるの丸見え!)
ホットシャワーはたまにぬるい。
キッチンは狭くて、設備が乏しい。
洗濯を干すスペースがない。
朝食が微妙。そして遅い。
この宿は、一泊100ペソ(約700円)と、ブエノスアイレスで最安ライン。
安いからしょうがないことなんだけど、いかんせん、物価が高いと思っていたブラジルよりもコスパが悪いことが悲しい。
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ドミトリー(相部屋)に泊まっている以上、同室の人はとても重要。
そっちの方が安かったから、久しぶりに、女子専用ドミトリーを予約した。
泊まっていたのは、私を除いて二人。
一人はスタッフとしても働いている日系人の彼女。
スペイン語も英語も日本語も、ペラペラだった。
もう一人は、40代のベネズエラから来ている彼女。
私と一緒で、長期滞在用のマンションを探しているところだった。
二人とも親切で、ホットしたのも束の間、その後、ベネズエラ人の彼女に、殺意を覚えることになるのだった..
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ベネズエラ人の彼女は、スペイン語と英語が話せて、その上、日本語を勉強したいそう。
スペイン語を教えるから、後で日本語を教えてね!と言われたので、快く了承した。
アルゼンチンでは、夕食の時間は大体22時ぐらいから。彼女もまた、夕食を準備する時間が遅かった。
時間は夜22時ごろ。
『ご飯を作って食べてからもどってくるから、それから日本語教えてね!』
と言われた。
Si.(はい。)
軽い気持ちで、こう答えたけれど、中々彼女はキッチンから戻ってこない。
今朝は久しぶりに早く起きたこともあり、私は0時すぎにはもう眠くなってしまい、ベッドの中でうつらうつら眠りについていたところ。
そんな時に、彼女は部屋に帰ってきたようで。私が寝てるのなんて気にせず話しかけてきた。
『もう眠いよ〜!寝かせて!』というも、『まだ0時すぎでしょ?』と取り合ってもらえなかった。
『朝6時に起きたから、眠いんだよ』と言うと、『私も6時に起きたよ!でも大丈夫!』と返された。
彼女は基本的にお喋りだ。
私以外の人とも結構長く話してるので、きっとおしゃべりが好きなんだろう。
結局、深夜2時ごろになって、ようやく彼女が眠くなったので、お喋りは終わった。
(Noと言えない日本人)
翌朝
昨日よく眠れなかった私は、朝食を食べた後、昼寝していた。
満腹になった後に寝るのは、すごく気持ちのいいもので。
スヤスヤと寝ていたのだけれど、またしても、ベネズエラ人の彼女の妨害が入った。
『起きてよ!』って。
流石に眠かったから、『ごめん。私眠いの。』と断わって、シーツを顔までかぶりもう一度寝ようと試みた。
しかし、彼女は諦めない。
『起きてよ!saya!saya!』と私が返事するまで、私の名前を呼び続けた。
ホステルをネット上からキャンセルしたい。でも携帯のバッテリーがないから、携帯貸して!
っていうのが用件だった。
「知らんがな!」と思うも、そこはNoと言えない日本人。彼女に私の携帯を貸してあげたのだった。
うん。無理だ..
次に目指しをホステルに、移動しよ(涙)
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