- リゾートバイトで旅館で働くのってどんなことするの?
- キツイイメージがあるけど、実際はどうなんだろう?
旅館の仕事に興味がある方は、ぜひ読んでってくださいね。
今回は実際に2年ものあいだ、リゾートバイトの旅館で働いたたけしさんに記事を寄稿していただきました。
この記事を書いた人
たけし
リゾートバイトで2年間旅館で働いてました!
当時の趣味:ビリヤード・食べ歩き・国内旅行
こんにちは!
私は過去にリゾートバイトで旅館で働いてたことがあります。
思ったより居心地がよく、結局2年間もの間、旅館で働くことになりました。
リゾートバイトの募集で旅館はとても多いです。
なので、「旅館でリゾートバイトで働くのってどうなんだろ?」と思ってる人も多いのではないでしょうか?
そんな方のために、今日はわたしが旅館で働いていた経験を話していこうと思います。
旅館の仕事はリゾートバイトの中でも、勤務体系が他の仕事と違い特殊です。
旅館の仕事に応募する前に、まずはこの記事をよんでしっかりイメージしてみてください。
リゾートバイトを選んだ理由
以前から「地元を離れて生活をしたい」と思ってたので、アルバイト雑誌で頻繁に募集している県外派遣に関心をもってました。
雑誌で見た募集状況は、工場内での作業が多く、職種としては車や携帯電話などの部品製造や組み立てのライン作業をしてました。
派遣先の会社で用意した寮に住み込み働くのです。
県外派遣に応募し1年ほど愛知県で工場派遣で勤めておりました。
契約が終わって地元に帰ってきても県外での自由気ままな生活が忘れられず、もう一度県外へ働きに出る事にしました。
数ある派遣会社のサイトを検索していく中で1番に魅力を感じたのが「リゾートバイト」です。
時給・待遇・仕事環境は前回の派遣先よりも充実してました。
何より地方のリゾート地で旅行感覚の様に楽しみながら仕事が出来るのに憧れを感じ、サイトに応募をしました。
全国的に多くのリゾート地を紹介している事もあってか、仕事はすぐに見つかりました。
私は結局このときに、リゾートバイトで2年間働くことになったのです。
リゾートバイトの待遇
勤務地は、愛知県の南に位置する南知多の旅館。
当時の待遇は以下の通りでした。
寮費:無料
水道光熱費:無料
送迎:あり
賄い:昼食付き(部署により朝食も付きます)
その他:自宅から現地までのみ行き掛け交通費の支給あり
勤務地によって、時給や待遇面に対して違いはある様ですが、平均的に考えると時給は1,000円前後でした。
また従業員の拠点として周辺に寮を用意してくれている所がほとんどです。
気軽に働きに行ける体制を取っているので、選びやすくなっています。
収入は、シーズンによりバラツキがありました。
時間 | 仕事内容 |
---|---|
3〜5月 | 1か月約24万 |
6〜10月 | 1か月約28万 |
11〜2月 | 1か月約20万 |
私の働いていた旅館では、6~10月が繁忙期。
泊まりに来る人が多かったので、自然と収入も増えました。
外食や遊びに行く事も多かったですが、生活費は月で10〜15万円。
残ったお金はしっかりと貯金に回すことができました。
リゾートバイトに持っていったもの
現地へ持参した物は、下記の通りです。
- 携帯、財布、煙草
- 現金5万円程(片道交通費は除く)
- 歯ブラシ歯磨き粉などの洗面用具
- 2日分の着替え
着替えや洗面用具などは、現地でも買うことができます。
軽量化も可能ですが、私は必要以上の出費を抑えるため、少し大きめのバックに収まる範囲で荷物を用意しました。
しかし勤務地によっては周辺にコンビニやスーパーなどの店舗がないなどの田舎町も存在します。
なので、上記に挙げた4点の項目は準備しておくのが無難です。
現金は多く持っているのに越したことはないです。
やはり現地でATMや銀行が近場に存在しない事もよく聞く話なので、5万円程度は現金で持っておくと良いでしょう。
用意された寮
私が住んでいた寮の立地状況はこんな感じでした。
- ワンルーム
- 職場の裏側
- 海岸沿い・山沿い
入寮する事になった部屋はレオパレスの様な作りとなっており2階建てでした。
ワンルームの個室で、8部屋ありました。
同じ建物が2つある為、14人まで住み込が可能。
寮の目の前に仕事場である旅館があるりました
通勤時間はわずか30秒!
私は住んでいる量は送迎の必要はありませんでしたが、車で10分程離れた場所にも寮が幾つか用意してありました。
職場からは遠いですが、最寄り駅の近くだったので、あえてこの場所を選ぶ人もいました。
旅館での勤務時間
私の勤務時間は、だいたいこんな感じでした。
時間 | 仕事内容 |
---|---|
9:00~12:00 | 食器洗い・布団の片付け・風呂掃除・雑用 |
15:00~17:00 | 食器洗い |
19:00~22:00 | 食器洗い・布団の片付け・風呂掃除・雑用 |
休日は不定期でした。
宿泊客によるチェックイン・チェックアウトや昼食などのタイミングで仕事になるため、
旅館での勤務時間は他の仕事と比べると非常に変則となっています。
旅館などの宿泊施設の多くは共通語として「中抜け」と呼んでおり、1時間から長い時は6時間以上の休憩となります。
中抜けは12時~15時・17時~19時までとなっており、それまでは待機する事になります。
逆に言えば自分の自由に出来る時間と言っても良いでしょう。
旅館の客入り状況によっては、15時~17時の仕事がカットになったり朝晩の勤務時間が少なくなるなど日によって差があります。
逆に繁忙期ともなれば、基本的な勤務時間から1~4時間の上乗せされる事もあります。
私の働いていた旅館は周辺に海水浴場がある為、主に夏シーズンが繁忙期となり宿泊客や昼食などの来客が多かったです。
旅館での仕事内容
- 食器洗い
- 風呂そうじ
- 布団式
- その他雑用
わたしが働いてた場所は、「洗い場」と呼ばれている部署。
基本的に朝・昼・晩の食事等を終えて作業場に運ばれてきた食器を洗うのが中心となっています。
しかし、洗い場といっても役割は幅が広い!
食器洗いだけではなく、朝はチェックアウトをした人や朝食に出ている客室の布団を押し入れに片付ける所から始まりました。
全室の部屋を一通りの片付け終わると次は作業場に戻り朝食後に下げられてきた食器を洗う事になります。
流し台で軽く食器の手洗いを行い高圧洗浄機に食器を通し片付けるのが一連の作業。
食器が作業場に届く時間差もあるので、洗い物が少なくなると、あいまを見て客室の露天風呂を掃除に行きます。
その後、全ての宿泊客の食器が作業場に届くきます。
残りの洗い物を行った後に、他の部署(主に掃除係・接待)の方でエアコンの掃除や窓ふきなど簡単な雑用。
それが終われば、一旦【中抜け】となります。
5時になると宿泊客以外に昼食としての来客もあるので、下げられた食器を洗う事になります。
主に食器洗いのみを行い2時間程の作業で9割の食器が片付くと、19時まで【中抜け】になります。
19時になると宿泊のチェックインから夕食に客室を出る事となりますので、その間に客室に入り人数分の布団敷きを行います。
全室の布団式を終えると、次は夕食後に下げられた食器を洗い終えて、一日の仕事が終了します。
休日の過ごし方
- 離島巡り(篠島)
- リゾート地の周辺を探索
- 漫画喫茶
- 外食
旅館へ働きに来た当初は送迎車を利用して、旅館周辺から最寄り駅付近の探索などを行いました。
山に囲まれた最寄り駅や海水浴場など。
今まで来た事のない場所だけに行くので、ちょっとした冒険の様な感覚を楽しむ事が出来ました。
2年間に及ぶ住み込み生活ともなれば、周辺の地域も一通り覚えると休日の過ごし方が落ち着いてきました。
長期的な住み込み生活となれば、休日は外食や漫画喫茶に行く事が多くなりました。
あまり遠い場所へ遊びに行く事は少なく地元民の様にありふれた生活をする様になっていました。
地元の友人が旅館に来ていた時は、離島巡りとして篠島へ行き民宿に泊まりました。
一緒に海鮮鍋を食べたりして、観光案内をしている内に地域に馴染んできているのが実感していました。
現地で親しくなった人と一緒に食事をしたり、その人の車でドライブをして観光案内をしてくれたりと人情に恵まれた休日を送ることができました。
リゾートバイト(旅館)で働くメリット
- 契約期間の幅が広い
- 旅館で社員になれる事もある
- 仕事の合間に遊ぶ事ができる
- 観光ができる
- 祭りや行事に参加ができる
派遣会社によりますが、契約期間は2~3ヶ月の短期から選ぶ事ができました。
なので、全国のリゾート地を楽しみたい人には大きなメリットと言って良いでしょう。
また、旅館側と自分の意向により契約の延長をすることが可能となってました。
自分にとって居心地の良い場所でしたら長期的に働き続ける事も十分にあり!
旅館側が社員として迎え入れてくれる事もあります。
私が確認した所では派遣として4年程同じ旅館で働いている人もいて、よほど居心地が良かったのか日々充実したリゾート生活を送っていました。
リゾート地だけあって周辺の景色が非常に良いのもメリットです。
仕事の合間に景色を眺めたりして気分を落ち着かせるなど自分にゆとりのある気分にさせてくれます。
地域や季節によって祭りや行事などのイベントもありました。
仕事の中抜けや休日などに参加して地元の人と触れ合う事が出来るのも魅力のひとつです。
旅館で働く醍醐味は、1番にリゾート地を満喫しながら仕事が出来ると言って良いでしょう。
リゾートバイト(旅館)で働くデメリット
- 移動手段
- 害虫が発生する
- 職場における対人関係
旅館から駅までが遠い場所にありました。
職場である旅館から寮までの送り迎えには送迎車がありますが、プライベートでは交通手段はバスだけ。
不便なところもありました。
そして場所にもよりますが、夏になると旅館や寮などに虫が発生します。
大自然に囲まれているだけにサイズの大きな害虫が多く、避けて通る事は難しいでしょう。
自然の多い環境なのでしょうがありません。
虫が苦手な人はやめておいた方がいいかもしれません・・
対人関係については、なにもリゾートバイトに限ったことではありませんが、職場内の人間関係には付けた方が良いです。
現地で働いている人や自分と同じように地方から来た人など。
全ての同僚が良い人とは限らず、自分にとって不利益を与えてくる事もあります。
もちろんいい人も多かったですが、自分と合わないと感じる人も中にはいました。
それによって早い人で入社から僅か1週間程度で、荷物をまとめて寮から出ていく人もいました。
しかし逆に言えば、職場の人との関係に問題がなければ、仕事が長続きし働き続ける事が出来るでしょう。
旅館のリゾートバイトまとめ
リゾートバイトは基本的にメリットが多く体験者の多くは楽しく仕事ができると思います。
特に旅行が好きな人とは相性がよく、1度はやっておいた方が良いほどにお勧めできる仕事です。
私も募集していたサイトで記載されていた通り、自然を満喫しながら働く事が出来ました。
旅館の仕事は中抜けにより長時間の休憩があるため、仕事が忙しくてもヒートダウンができます。
非常にゆとりをもって仕事ができるので、私は2年も働いてたんだと思います。
リゾートバイトに来ている人は、地方から出稼ぎに来ている人が多かったです。
リゾバで働く目的は、私と同じような目的(観光・出会い)の人が多く、普通の職場よりも気が合いやすかったです。
季節によって求人の募集人数が少ない所もありますが、全国のリゾート地を紹介してくれるところがほとんどです。
地域を選ばなければ、直ぐにでも働きに出る事も可能です。
これからリゾートバイトを始めようと検討している人!
特に旅行が好きな人にリゾートバイトはとてもオススメです。
長い人生の中で、ぜひリゾートバイトを楽しむ時間をつくってくださいね。
同じ仕事をしてるのに、申し込み会社によって時給が違うなんてこともあります。
損だけはしないよう、高い時給で働くことをおすすめします!
リゾートバイトのサイト:オススメ順位
1位:リゾートバイト.com(時給業界NO.1)
コメント
コメント一覧 (1件)
昔を思い出しました。
知多半島の付け根辺りに高浜市が有ります。
私が22歳、京都市に観光に来ていた3人の1人と高浜まで行き1回限りのデートをしました。
♬ 初めてーの チュウ でした。
さやさんは、焦る人事が多いとTwitterで言っていましたが、私はよく動きすぎと言われていました。
このデートも、当時は豊田市までしか高速道路は無く、そこから下を走って京都から3時間かけての移動でした。
動きすぎ、今も時々動きすぎますし調べすぎも有ります。
Facebookで有る方が最近フィジーについて書かれていました。するとすぐに調べ出し、1晩で飛行機やら治安 ホテル ビザなどなどを調べつくしました。
そして、今年7月の初旬に行ったん帰国し、8月にモロッコのエッサウィラ行きの片道航空チケットは取って居りホテルも予約してある、そのホテルは以前行ったことのあるホテルでオーナーと仲良くなったため約束は守らなくてはいけないと、来年2020年1月の末位までお邪魔し、その後どうにかフィジーに行ければと思っています。
調べすぎ。
上記のエッサウィラのホテルに行ったのは、有る女性26歳が同行して下さいと言ったのでエッサウィラに行ったのですが、この女性も愛知県の知多半島の高浜市の近くと言っていました。
帰り際に
「ひろさん一緒に住もう。」と言って帰って行きました。
この女性には、一切手は出していませんがそう言い残して帰って行ったのです。
彼女、アフリカのナイジェリアに住んでいるとeチケットを見せてくれました。
たぶん、海外青年協力隊。
私は昔から海外青年協力隊などに興味が有ったので調べました。
調べすぎで、見つけました。
この事を、彼女にLINEで言い「ナイジェリア」に行くと言ったら返信が途絶えてしまいました。
調べすぎ、今もです。
さやさんがこの記事に書いているホテルは『花乃丸』か『活魚の美船』では無いかとおもいます。
いい所ですね、私も客として行ってみたいです。
引いたでしょう、そこまで調べると相手が怖がりますし、ストーカーのようで気持ち悪いでしょう。
私はただ調べるのが好きで、どんどん調べて行きます。
でも、キモイでしょう。
済みません、お許しあれ!!!