世界一周に行く前に読んでよかったと思う本を紹介します。
こんにちは、女忍者(@nappy_saya)です!
もの食う人びと
2014年4月12日の王様のブランチで嵐の桜井翔さんもお勧めしていた本です。
櫻井翔さんは22歳ぐらいの時にマネージャーに進められてこの本を読んで、感銘を受けたらしいです。
そして、この「もの食う人びと」が櫻井くんがキャスターを目指すキッカケになったそう。
『もの食う人びと』という本が翔くんのバイブルだということをファンじゃない妹から告げられるまで知らなくて「これは読むしかない!」と意気込んで読んだんだけど物凄い衝撃的な本だった
— zakuro (@zakunokiwamioto) 2018年12月29日
本の内容は、辺見 庸氏が世界各国を渡って体を張って『食』をテーマに取材をするルポタージュ。
彼がこの旅で課したルールはただ一つです。
現地の人びとと同じものを、できるだけ一緒に食べ、かつ飲むこと。
長年の飽食に慣れ、わがまま放題で、万事に無感動気味になった
自分の舌と胃袋をぎりぎりといじめてみたくなった
これが、彼の旅の動機になったようです。
『食べる』という当たり前のことをテーマにした内容ですが、
本当に衝撃を受けました。
以下、衝撃を受けたエピソードを一つ引用します。
バングラデシュでの最初の食事。
10数円で食事ができると喜んでご飯をほおばっていた辺見氏。
骨付き肉を口に運ぼうとしたら、
突然『ストップ!』という叫び声。
『それは、食べ残し、残飯なんだよ』
よく見ると、骨には確かに他人の歯型、
ご飯も誰かに押ししがれた後、
腐敗消しのために線香がたかれていた。
「うっ」となって思わず皿を放り出すと、その皿をすかさず奪い取る10歳程の少年の姿・・
バングラデシュでは、
食べ残しが商品化するという日本では考えれない事実が存在するということ。
‐「もの食う人びと」より

テレビ番組『全て当てるまで、帰れま10』とかで芸能人が沢山の量を苦しそうに食べる姿を、当たり前のように、面白がって流している日本の現実に・・
でも、対照的な意見として日本にもこんな人がいました。
『結婚できない男前芸能人』ラーメン王・石神秀幸氏。
(バカリズムさんにちょっと似てますね。)
「素人の作った料理なんて食べたくねぇんだよ!
一生の内の大事な食事を、素人の料理で1回無駄にした。」
石上氏は付き合っていた彼女の手料理に対し「内心こう思っていた!」とテレビで発言し、スタジオ中の女子を敵に回していた人がいた。
この石神氏、365日3食とも外食してるらしいです。超極端ですが、私はこの人の意見好きです。
石神氏ばりに、一食一食を大切に味わうという精神があれば、食べ物を粗末にすることもきっとなくなるでしょう。
現地の人びとと同じものを、できるだけ一緒に食べ、かつ飲むこと。
ただ観光するだけでなく、こうすることでその国のことを深く知るきっかけにもなると思います。
特にこれから旅にでる人に、一度は読んで欲しい「もの食う人びと」の紹介でした。
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