こんにちは、女忍者です。
チェンマイ市から西に約75キロ離れた、マインドフルファームへ行ってきました。
ボランティア滞在という普通の観光とは違ったことができる場所なので、観光に飽きた方はマインドフルファームで貴重な体験をしてきてください。
私は、マインドフルファームでの5日間の生活で、気持ちのクリーニングができたました。
マインドフルファームに行けば、人生をより良く生きるためのヒントが見つかるかもしれません。
チェンマイ市内からマインドフルファームへの行き方
チェンマイ市内のバス停( ワロロットーマーケット Warorot Market)から出発します。
バスは、1日1便しかありませんので、注意してください。
11時15分発の “サモアン Samoeng” 行き黄色のバスに乗りました。
私たちが乗ったときは少し遅れて、12時に出発しました。
かかった時間は、約4時間。
「パング・ターム・ビレッジのマインドフル・ファームへ行きたい」と告げると、100バーツで連れてってくれました。
※2015年2月当時
手作り感あふれる橋を渡ったら、マインドフルファームへ到着です。
マインドフルファームってどんな場所?
Mindful Farmers(現在英語のホームページのみです。)
住所:Address: 123 Moo 4 Pang Term Village, Maesap, Samoeng, Chiang Mai, Thailand 50250
電話:086-1960304 :Chinnaworn (English & Thai)
電話:086-1844480 :Noriko (English & 日本語)
Email: mindfulfarmers123@gmail.com
午前中の3時間、畑仕事や家を建てたりする作業するかわりに、3食付きで(1泊)200バーツ(約737円)で生活できます。
マインドフルファームには、タイ人の元僧侶パイナンさん、日本人パートナー紀子さん。
2011年に生まれたノバラちゃんが住んでます。
世界中の2,000人以上の人々が、2011年からボランティアとして農場に宿泊したそうで・・
ここに来た人たちは大家族のように暮らし、自然の中で一緒に料理をして働きます。
野菜や果物を育てるだけではなく、ヨガや瞑想を通して、マインドフルネスな考え方をマインドフルファームで学べます。
マインドフルネスとは?
マインドフルネスとは「一つの事」に集中する事で今の自分に気づき、現実をあるがままに受け入れられる状態のこと。
仏教の教えからきてるもので、悟りを開くために重要なものなんだとか。
瞑想は海外のグーグルやインテルなど、社員研修のメニューに取り入れる企業が増えてるらしいです。
マインドフルファームでの一日の生活
6:30 – Meditation/yoga/cleaning time
共有スペースを綺麗にしたり、ヨガする人がいたり、瞑想する人がいたり・・
私たちはアレックス(ディカプリオ似のイケメン!)に教えてもらって、朝食で食べる野菜を探します。
可愛い人参さん。
こうやって採った野菜は水で洗って、食べやすい大きさに切ってそのまま食卓へ並べます。
7:30 – Breakfast
日本人の紀子さんが毎日、毎食、手間暇かけて作ってくれるオーガニック料理。
ブュッフェ形式でいただきます。
肉や魚を使わないベジ料理なんだけど、すっごく美味しかったです。
私の大好きなもち米だったんで基本、毎日食べすぎちゃいました!
ドレッシングもかけないで、採れたての野菜を生でいただきました。
生でいただく野菜はほのかに甘かったです。
朝食の時間も瞑想を兼ねて。
誰とも話さずにただ一口一口、噛みしめることに集中しました。
すぐに飲み込まないで、咀嚼する最低30回。
いつもだったら5分ぐらいで食べ終わる食事が、20分ぐらいはかかります。
噛めば噛むほどに出てくる甘みと旨み。
大自然を見つめながら、BGMはこれでもかっ!ていうぐらいリラックス効果がある鳥のさえずり。
その内の1回がこの朝食のときで、「この素晴らしい環境でご飯を食べてるなぁ。」とほげーっと思ったら涙がツーと頬をつたいました。
自分でもビックリしましたが、一体なんの涙だったのかは謎です。
9:00 – Morning volunteer work
この時は、アボカドに水をあげるチームと家を作るチームに分かれて作業。
アボカドの方が楽かな・・とズルイ気持ちで選んだんですが結構な力作業でした。
まず、アボカドの木の周りを掘ります。
少し坂になってたので、水がアボカドにきちんと渡るようにするためです。
そして、ひたすら水をジョウロに汲み、水をあげます。
私が穴を掘ったアボカドさんが、無事育ちますように。
家を作る作業は、壁に色を塗ってたみたいです。
こっちの方が簡単そう..でした(‥ºั⌔ºั‥ )
12:00 – Lunch and Rest
このパンも手作りです!
パパイヤやバナナ、フルーツも甘くて美味しいし、幸せです。
昼食時と夕食時はお喋りオッケーです。
14:30 – Skill sharing or Thai cooking class
この時間は各自、自由時間です。
私はマインドフルファームのお子さん、のばらちゃんと遊んでもらったり
一緒にイチゴ狩りした時の写真。
のどかな風景が広がります。
パンを作ったりして過ごしました。
パンって意外と簡単に出来るんですね!
帰国したら、『パン作りました。えへ♡』っていう女子力アピールをFACE BOOKで絶対しようと思いました。
16:00-Yoga
会社で無料でできたのに、結局1回も行かなかったヨガ。
この時が人生初体験。
こんなに気持ちのいいものだとは思わなかった!
アルゼンチンの男性が講師になって教えてくれました。
インドで3ヶ月レッスンを受けて、この時が初講師だったみたいですがすごく良かったです。
「Slowly Slowly・・』
優しい声で囁かれる英語に、何度も眠りに落ちそうになっていた。
別の日は、これまたアルゼンチンの女性が講師。
めちゃくちゃ硬い私には、難しいポーズが何個かありました。
人によっても、ヨガのスタイルが違うのでしょう。
17:30 – Dinner
やっぱりご飯の時が一番幸せです。
自由時間中に夜ご飯をお手伝いできるので、美味しいタイ料理の作り方も学べちゃいます。
19:30 – Meditation
瞑想するのは、人生で初めての経験です。
複式呼吸で、何も考えない・・というのは無理なので、とりあえず秒を数えてみました。
1秒、2秒、3秒・・
数えてみる間にも色んな事を次から次に考えてました。
『えーい!もういいや!』ってなって、楽しいことを妄想する。
ピンクの雲の間をプカプカ浮かぶ私。
雲の上におっきいドーナツや、チョコレート、お菓子の家があり、それを食べ巡る。
吸い込む空気は、若返りのピンクの雲の空気。
吐き出す空気は、体に溜まった悪い茶色の空気。
蚊に噛まれる。痒いよー!
寒くなってきた。
寒い寒い寒い寒い。
色んな事を休むことなく脳が考えていました。
瞑想って難しいです。練習あるのみ。
あのブッダなんて6年間、飲まず食わずで瞑想して悟りを開いたんだから・・
続けるのみですね!
夜はキャンプファイヤーを囲みます。
世界各国から集まった人たちと。
スペイン・フランス・ロシア・イスラエル・アルゼンチン・香港・アメリカ・エストニア・日本
私がいた時は合計で20人ぐらいいて、家族のように一緒に生活した。
大声でハクナマタダを歌い笑転げるロシア人やアメリカ人。
そして、急に語り出すエストニア人男性。
「今はこうしてゆっくりすごしてるけど、国に帰ったらせかせかした働きづめの生活が始まる。この光景を僕は忘れないでいたいよ。」と(多分)話してました。
このエストニアの彼は、なかなか面白かった!
ジョギング中に犬に噛まれた青年を、車で街の病院へ連れてくときも『イェーイ!ポテチが買えるぜ!』と嬉しそうについてったり… お酒を隠し場所に隠して飲んでたり…
満月の日。
「パンガン島ではフルムーンパーティをやってるけど、ここでもフルムーンパーティだね!」と言いながら、皆でビール瓶を回し飲みしたりもしました。
言葉は少ししかわからない。
でも、このキャンファイヤーの空気感がすごく好き。
今まで味わったことがないような開放感。
こんな体験ができるなんて、日本にいる時は考えられなかった。
やっぱり旅に出てよかったな!と心底思った瞬間なのでした。
マインドフルファームからチェンナイ市内への帰り方
村から黄色のバスは、毎日午前6時30分ごろに出発して、9:30〜11:00の間にチェンマイ( Waroros Market)に到着します。
1日に1本しかバスはないので、注意してください。
次回→ ここで過ごした5日間。私の心境の変化を詳しくお伝えします。
コメント
コメント一覧 (4件)
涙ってあれやろ?
その時、あくびしたんやろ?
mztさん
あほ!神聖な涙や!
わー!素敵な情報をありがとうございます!
今インドに行きたいので行きたいところの一つになりました!
コメントありがとうございます!
すごく貴重な体験をできたので、オススメです!
瞑想とヨガをここで初めてしたのですが、瞑想に特にハマりました♪