こんにちは。
まだ気持ちの整理がついてませんが、ご報告。
私事で、申し訳ない内容です。
昨日の14時過ぎ、思ったよりもあっさりとした入国審査を終え
無事イスラエルへ入国。
テルアビブ空港から、カウチサーフィンのホスト宅があるエルサレムまでやってきました。
その11時間後の深夜1時、母からまさかの訃報。
「おじいちゃんが、亡くなった。」
・・本当によっぱどのことがない限り、帰らない。と豪語してましたがよっぽどの事が、起こってしまいました。
こんな時にまで、航空券代をスカイスキャナーで検索し
「高っ」とつぶやいてる自分が少し嫌です。
母からの文字だけの知らせなので、まだ実感が沸きません。
しかし告別式に参加するということは、否応なく現実を突きつけられるわけで。
帰るのが怖いです。
「葬式で、皆が、特におばあちゃんが悲しんでるの見たくない。」
そんな子供のようなことを言う私に対して・・
「見たくないんなら目閉じといたらいいやん。でも、孫なら最後にちゃんと見届けてあげたら。」
という、てれさの返答。
産まれてから、私が結婚して家を出るまで。26年間をいっしょに過ごしたおじいちゃん。
(こんなこと言ったら怒られるだろうけど)帰ろうか、帰らまいか正直悩みました。
本当は、現実から逃げたい。
でも、とにかく帰ることにしました。
きっと、今帰らなかったら一生後悔するだろうから。
・・というわけで、今またテルアビブ空港まで戻ってきます。
これから24時間以上かけて、11月10日。日本へ到着予定です。
乗り換え待ち時間10時間という超憂鬱な航空チケットです。
ただ、これで旅は終わりじゃなくて・・
また、イスラエルへ戻ってくる往復チケットを購入してます。
今の旅に慣れた生活。
そして、旅への欲望がなくなってしまうのが怖いので、日本滞在は1週間ぐらい。
帰国・・というより、日本へ旅するという気分で日本へ行きます。
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祖父の死に対して、思ってたよりも冷静でいられるのは
「いつかは、こんな日が来る。」
旅中ずっと、シュミレーションしてたからでしょうか。
死は悲しいもの。
そんな考えを覆す、ルーマニアの世界一陽気な墓へ行きました。
墓には故人の人生が画と共に記録されていて、その墓を笑いながら見ることで、死を追悼するという独特な文化がありました。
ルーマニアのサプンツァ村には「世界一陽気な墓」がある。
故人の生前の生活や死因がかわいい絵柄で彫られてまして、墓を見た人がゲラゲラと笑っていたのが印象的でした。
自分の死を感じた村人は人生を振り返り、墓に記載する詩を考えます。
人の死亡率は100%。
どのような詩を刻みたいですか?😗 pic.twitter.com/szooyNapBP— さや@女忍者🌼旅するクレバー (@nappy_saya) November 10, 2018
死は、必ずやってくるもの。
その最後を悲しむだけじゃなくて、生前どうやって生きてきたのか。
一緒に過ごした時のこと。
それを思い出し、見送ってこようと思います。
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帰国を決めてから、時間が全然経ってないので日本へ行くんだという実感がまだまだ沸きません。
世界一周っていっても、お金さえだせば、こうやってすぐ帰れるんだ。
なんか冒険心がないなぁ、なんてちょっと興ざめしたり。
なんだか変な気分です。
日本にいる時間はあまりありませんが、会える人は会いましょう。
まとまりのない、文章。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
コメント
コメント一覧 (4件)
こんにちわ
ご冥福と逝く末をお祈りいたします
日本でご家族方と少しゆっくりされるのも良いかもしれません
ひとまず、この旅お疲れさまでした
以前のコメントでも書かせてい貰いましたが、例え一日中宿に籠っていたとしても旅は旅です。日本に帰っても旅の中です(人生が旅。とかそんな安い言葉を言うつもりはありませんがwww)
日本に帰って、おじい様に最後の挨拶をされて、落ち着いた後、また考えてみては如何ですか?
この先 この旅 この人生
何を見て 何を聞き 何に触れ 何を知り
何と出会い 何を感じ 何を思い 何に生きようとも
女忍者さんの想うがまま 信じるがままに生きてください
では良い旅 良い道を
一路平安
orishin manzlef さん
コメントありがとうございます。
最初こそ、日本に帰ることにも戸惑いましたが、今はだいぶ気持ちの面でも落ち着いてきました。
とりあえず、ゆっくりしますね。
コタツでみかん食べながら、映画見てぐうたらしたいです。
日本へは、約10か月ぶりに戻ります。
この10か月、それはそれは濃い生活を送ることができました。
一度、この生活を振り返るのもいいかもしれませんね。
振り返ったうえで、今後の旅。
私が素敵だな、面白いなって思う旅を続けたいです。
ありがとうございます!
お祖父様、御愁傷様でした。
世界にたった1人のその方がその方自身の人生を生き切ったことから残された自分たちが学ばせて頂けることはとても多いといつも思います。
きっかけは大事な方とのお別れという悲しい出来事とはいえ、短い日本滞在でワンクッション置いてみるのは今の女忍者さんにとっても大事な時間になるかもしれませんね。
(あ、でもコタツでミカンほどはまだ寒くない気が…今日20℃でしたから、東京ですが。)
お祖父様も愛孫ちゃんが飛行機で駆けつけてくれるんですもの、嬉しく見守ってくれてますよ!
自分も割と本に人生指南を求めて乱読しがちなほうですが、エリザベスキューブラーロスという臨床医の「ライフレッスン」という本、もしかしたらおすすめです。
「年収何億円の筆者による成功本」的な胡散臭い如何にも儲け主義がイヤラしい自己啓発本とは真逆の内容で、その人らしくどう生きるかについて魂の叫びレベルで、いろいろ揺さぶりかけられました。
初めましてm(_ _)m
度々、見させてもらっていたのですが初めてコメントします。
自分も今世界一周していて、家にも高齢の祖父がいるので、旅中は「もし亡くなったら帰国どうしよう」と考えたりしていました。
お葬式も行きたいけど(もちろん帰るまで生きててもらいたいですが)、なんか自分の中でちゃんと一周してから帰りたいって気持ちもあって、一度帰ったら旅の気持ちが切れちゃうんじゃないかなーって思ったりしてましたが、ブログを読み「日本へ旅する気分で…」という発想を知りました。
日本も今まで回った国の1つとして考えたらって思うと、帰国にもそんなに抵抗がなくなったように感じることができました^^
まあ、日本のウマウマなご飯食べたり、100均で爆買いとかもしたいんですけどね(笑)
ブログ楽しみにしていますので、再開した世界一周も頑張ってくださいo(・`д・´。)