- エチオピアのダナキル砂漠に行ってみたい!
- どこのツアー会社で申し込めば、安い?
- ツアーはどんな感じだった?
こんにちは、女忍者(@nappy_saya)です。
エチオピアのダナキル砂漠に行ってきました!
このダナキル砂漠のツアー、実は「世界一過酷なツアー」と言われているんです。
ドキドキしながら参加しましたが、結論そこまで過酷ではなくて、めっちゃ楽しかったです!
この記事では、申し込んだツアー会社・ツアーの内容・持ち物・服装など一挙まとめて掲載していきます
ぜひ、Pocketなどに入れて、あとで見返していただければ嬉しいです!
この記事をみてしっかり予習してから行ってくださいね!
ETT Travel Agencyで申し込み・費用は?
ETT Travel Agency でダナキルツアーを申し込みに行きました。
住所:5th Floor, Nega City Mall, Tito Street,, Addis Ababa, エチオピア
この住所はアディスアベバにある住所。
※私たちはメケレにある方のETTツアーで申し込みました。
2016年、12月末にオフィス移転。
バスターミナルから700m程のMilano hotelの敷地内に移動したそうです。
*
ダナキルツアーは、世界一過酷と言われている三泊四日のツアー。
お値段は定価なんと、600ドル!
しかし、今の時期はオンシーズン。
日本人7人で行ったこともあり、一人300ドルで行くことができました。
(クレジットカード払いも可能でしたよ。)
欧米人なんかは、もっと払ってたみたいで「絶対に金額を言わないでね。」と、お姉さんに念押しされました。
ここのテーブルにあった小物は、ケニアで買ったんだとか。(エチオピアじゃないのかよ!)
ブル払いもできたし、クレジットカード使用もOKでした。
アディスアベバから「ダナキルツアー」があるメケレへの行き方
ダナキルツアーに参加するために、アディスアベバからメケレへ移動します。
チケットは、タイトゥーホテルの敷地内にある旅行会社で前日にゲット。
バス代は460ブル(約 2540円)
早朝5時30分にマスカルスクエアから、出発するバスに乗っていきました!
タイトゥーホテルからは、タクシー1台100ブルで。
バックパックをバスに預け入れ。
その時に、荷物をバスへ入れてくれた人にチップを請求されました。
よく観察していると現地の人もチップを払ってるもよう。
いって金額はしれてます。
大体3〜5ブル(約16円〜30円)
私は無職の貧乏旅行者なので、お金を節約したい気持ちがもちろんあります。
ただ、私はこういうお金を気持ちよく払える旅行者にもなりたい。
・・と書きつつ、後日、勝手にバスから降ろされた荷物に対してチップ代を払うことにあまり納得ができず。
バナナをあげたら、爆笑の後に怒られた女忍者です。
(自分を筆頭に)日本人旅行者はケチな人が多いなぁ。と感じる今日この頃です。
…ケチなことが悪いことじゃ、決してないんだけど。
ただ、この国でこんなに人に良くしてもらって..こんなものまで奢ってもらって..と、
感謝の気持ちをブログに綴ってる私が、こういうとこで出し渋るのは、何かオカシイ。と、自己嫌悪。
よし。今度から、チップは気持ちよく払います!(宣言)
*
バスの到着時間は午後19時30分。
(お菓子と水も、貰ったよ。)
約14時間のバス移動。お疲れさまでした。
ダナキルツアーに持って行った持ち物
ダナキルツアーに私が持って行った持ち物です。
- 着替え
- スニーカー
- サンダル
- カメラ
- iPhone
- 現金(ビール・コーヒーのドリンク代とチップ代)
- 歯ブラシ
- 洗顔
- 化粧品
- 日焼け止め
- トイレットペーパー
- トランプ
- 上着(行った時期は12月。)
雨も降ったこともあり、朝晩は結構寒かったです。
寝袋も貸してもらえたけれど、上着は持って行って正解でした。
持って行けば良かったと思った荷物
- 充電器 (一日だけ、ゲストハウス風なところで充電できました。)
- 懐中電灯 (持ってなかったので、ガイドさんに借りました)
水は1人1日5リットル。
充分な量をもらえます。
ダナキル砂漠のツアー内容
下記、ツアーのだいたいのスケジュールです。
一日目:アフリカの塩湖へ
ツアー会社前に集合し、出発!
朝9時30分ごろ、ETTツアーの前へ集合。
(貴重品含む)荷物を全て預ける。
※貴重品は、カギをかけて管理してくれるので安心です。
トヨタのランクルへ乗り込み出発。
私たちの車は、ゆうきさん、めいさん、てれさ、女忍者の4人。
四日間お世話になる私達のドライバー、ジョセフです。
運転にもきっと性格がでるのしょう。
彼は、超優しい性格。
それ故、常に私達のことを気遣いながらの安全運転でした。
私達が乗った車は、雄大な自然の中をドンドン進んでいきます。
(牛やヤギが道路を塞いでいるのは、この国では珍しいことではありません。)
途中でコーヒー休憩。
沢山の子供たちが集まってきます。
『ペン!』『キャラメル!』
ごめんね。ペンもキャラメルも持ってないんだよ。
買ったはいいものの、あんまり美味しくなくて食べてなかったお菓子をあげます。w
そして、ちゃっかり「ニンニン!」ポーズを教え込む。
エチオピアの女性は、アフリカ一美人なんて言われていますが・・
この子もきっと、超美人さんになるのでしょう。将来が楽しみ!
途中で止まってくれたビューポイント。
エチオピアは本当に自然が豊か。
・・忍者と絶景。
中々、マッチしてるんじゃないでしょうか?
そして、お待ちかねの昼食。
・・お、美味しい。
期待以上の味でした。
それもそのはず?
私達に同行してくれてるシェフのメリーは、この会社の中で一番の料理上手なんだって。
シェフによって結構当たり外れのある、このツアー。
私達は毎回美味しい料理を出してもらえたので幸運でした。
ちょくちょく写真休憩を挟みながら、今日の宿泊先へ到着。
今日の寝床は青空ベッド。
私達を守ってくれるガードマンを待ちます。
この待ち時間。
暑かったのでとても苦痛。
何もしてなくても、汗がダラダラ湧き出てきます。
気晴らしに、現地の人にエチオピアのダンスを教えてもらいました。
一緒に踊ったから、余計、汗かいたけど。笑
エチオピア人。総じてダンス好き。
陽気で、気さくな人が多い印象。
悪名高いエチオピア人ですが、私とてれさは、エチオピア人の人柄が大好きです。
そして夕方、塩湖へむけて出発。
途中で、塩を運ぶラクダさんに遭遇。
暑いのにご苦労様です。
進むにつれて、道路が段々と変わってくる道。
そして、到着した塩湖。
ここでの三点倒立は・・
地面が硬くて、頭がすっごく痛かった思い出。
(いつも、必死です。)
撮ってくれるてれさも必死です。
死海よりも浮かぶ。というこの場所。
他の人のブログを見て、この場所で泳ぐ気満々だったんです。(忍者の下に水着セットしてました。)
しかし、私達が行った時期(12月)は、中に入ることができませんでした。
(気を取り直して)水がより張っている塩湖へ車で移動。
期待していたよりも水は少なく、鏡張りの景色は見れませんでした。
それでも十分神秘的な景色..
私達は 写真撮影に夢中になりました。
クリスマスを見越して、あやさんが買ってきてくれたサンタ帽。
沈みゆく夕日をバックに撮影。
はしゃぎ疲れたけれど、良い思い出になりました。
車へ戻ると、サプライズでワインが振舞われました
トマティーナで出会ったNさん(右)と、塩湖でまたもや偶然の再会をしました。
音楽に合わせ踊るドライバーたち。
ツアー客の私達よりも、楽しんでます。
でも、楽しんいでる人たちを見ていると、何故かこっちまで楽しい気持ちになるから不思議。
弱いくせに3杯ほど飲んだ私は、久しぶりにヘロヘロです。
お酒を勧められて、たくさん飲んだ時でも、気持ちのどこかで気を張ってました。
今は、ヘロヘロになっても大丈夫。
そんな心の緩みから、こんなことになってました。
・・タコみたいに真っ赤。
ひとりで歩くことが不可能でした。
ヘロヘロになりながら眠るこの青空ベッド。最高に気持ちよかったです。
二日目:ナメック星(ダロ-ル火山)
昨日はお酒の力もあり、すやすや気持ちよく寝ることができました。
電気もWi-Fiもない環境。
満点の星空を見ながら、寝る前に皆で聞いた邦楽。
このツアーに参加して良かった。アフリカに来て良かった。
酔っぱらった頭の中で、気分よくこんなことを思ってました。
(まだツアー1日目だけど・・)
*
朝ごはんを食べてから早速、車で移動。
片道約30分歩いて、ナメック星(ダロ-ル火山)へ向かいます。
少し歩くと見えてきた、不思議な光景。
まるで、にょきにょきとキノコが生えてるみたい。
これは、エリンギ?
これは、マイタケ?
もう既に、ココが地球であることを忘れてしまう。
まるで、どこかの惑星にワープしてきたみたい。
ナメック星へ行く前から、こんな光景が広がってたなんて..
驚きましたよ、とても。
*
そして、いよいよ大本命!ナメック星へと足を進めます。
私がこのダナキルツアーへ行きたいと思ったのも、ここで撮影された写真を見て衝撃を受けたからなんですよね。
女忍者がそこで、見た物とは・・
・・
・・
この不思議な色。
見たこともない世界が、目の前に突然現れました。
・・
地球には、まだまだ私の知らない世界があったみたいですね。
・・
初めて見る光景に、無我夢中で写真を撮りました。
この写真。焼きカレーみたいで、なんだか美味しそう・・
この写真は、スクランブルエッグかな?
奥の方で、黙々と煙が上がってます。
写真では伝わりませんが、硫黄の臭いがすごくします。
こちらは地面を撮影したもの。
紫。
茶。
スニーカーで地面を踏む度に、ジュッ、ジュッと音がします。
どうやら靴が焼けてるもよう。
この地面、とても熱いのです。
もし、転んだりしようものなら・・
想像するだけで恐ろしいので、慎重に歩きました。
*
ナメック星の後も、ツアーは続きます。
塩の洞窟。
全部、塩で出来ています。
*
続いては温泉へ。
何でここに来るんだろう。
ナメック星の後だから、少し物足りなく感じてましたが、ここにあるオイル。
病院からもわざわざ汲みにくるぐらい、良質なオイルらしいです。
それを聞いた私は早速、空のペットボトルにオイルを汲んで持って帰りました。
もちろん、汲むのはてれさの仕事!w
南京虫に噛まれたかゆみが収まったり。ダニに噛まれた後が薄くなったり。
ほうれい線がマシになったり。
私にとって魔法のオイルとなりました。
ここに訪れる際には、汲んで帰ることをお勧めします。
*
最後に塩の採掘場へ。
てこの原理で地面を持ち上げてカットして、塩を均一なサイズに整えていきます。
炎天下の中で、一日中行われるこの作業..とても大変な作業だと思いました。
(私はものの20分滞在しただけなのに、この暑さに耐えられませんでした。
こちらが出来上がりの状態。
これをラクダさんが、街まで運んで行くのです。
あぁ。ラクダかわいいよ。
朝から盛りだくさんのツアー内容を終えて、ようやく昼食。
今日の宿泊先へ向かいます。
今日は屋内。
小さな村のゲストハウス(民家)へ泊まりました。
コンセントに、
トイレだってあります。
お母さんが、コーヒーセレモニーをして迎えてくれました。
もう、私はクタクタ。
滝にも行かず、持ってきたトランプで大富豪をしながら、夜が来るのを待ちます・・
三日目:エルタアレ火山
今日の起床時間は、比較的ゆっくり。
昨日みたいにおしっこをする場所を探す必要もなし。
(トイレって、快適だなぁ)
そして、お待ちかねの朝食は・・久しぶりの卵!
久しぶりのパンケーキ!朝から幸せ。
今日は、ひたすら移動する日。頑張るのは、ドライバーさん。
私たちは、ただ後ろで見守ってればいいだけなので、楽チンです。
まぁ、この道は中々の悪路なんですけど。
雨が降ったこともあり、突然川が現れる。
いつもより、更に困難な道だったみたいです。
それでも、なんだか楽しそうなスタッフたち (笑)
皆で声を掛け合いながら、この川をランクルで渡ります。
ランクルは本当にすごい!
道なき道をどんどん進むし、川だって渡っちゃう。
あれで、故障しないんだからね。
さすが、世界のTOYOTA。
途中、川にはまる車を救出したりしながらもなんとか休憩場所へ到着。昼食を頂きます。
そして、またもや悪路を世界のTOYOTA車で進みます。
ドライバーさんのお陰で、いつもより時間はかかったみたいですが、何とか無事到着できました。
スープとパン。軽い軽食をとった後、
今日のメインイベント、エルタアレ火山を見るために出発。
暗い中を片道3時間かけて、歩きます。
体力にあまり自信のない私。
皆が話しながらワイワイ登ってる中、空気を読まずに、一人音楽を聴きながら登ります。
最初の二時間ぐらいは平たんな道。
残り一時間ぐらいで、段々と坂道になっていきました。
岩場を歩くので、歩きづらい。
「ガイドの歩くペースが速い。おいていかれる。」と噂に聞いてましたが、私はむしろ「ちょっと遅い?」と感じるぐらいでした。
それぐらい、歩くペースは人それぞれ!
ピンクの忍者姿で登りましたが、途中から耐えられなくなるほど、暑くなりました。私でも登れるぐらいなんで、きっと皆大丈夫!
・・そして、無事辿りついた火山がこちら。
思わず言葉を失いました。
写真でうまく伝わらないのが残念ですが、迫力..もの凄かったです。
ここでもサンタ帽で記念撮影。
きっと来年のクリスマス、私はしみじみと、ここで見た景色を思い出すのでしょう。
まるで、意志を持って生きているかのように、マグマが動きます。
「アイスランドで見たオーロラを、超えるかも??」
そんな言葉が思わず飛び出すぐらい、ヒゲラマンは写真に夢中。
いつまで見てても、飽きない光景でした。
きっと日本では、危険だからという理由で、こんなに近くではみることができないのではないでしょうか?
ちなみに、ここでの三転倒立は、絶対に止めた方がいいです。
地面にあった、トゲ(火山灰?)が手と足に刺さりまくり、ひどい目にあいました。
でもね、その痛みも我慢できるほど、この光景には感動したんですよ。
(ライトを当てて自撮りしようと思ったら、こんな恐ろしい姿になったけどね。)
1時間ほど火山を堪能した後、10分ぐらい歩き、来た道を引き返します。
今日の寝床は、もちろん野外。
ここの寝床がこのツアーの中で、一番きつかった。
夜食をいただいた後、寝袋の中で寝るのですが、寒くて中々寝つけません。
終いには明け方、ポツポツと降り出す雨。うぅ。辛い。
これがどしゃ降りだったら、きっと世界一過酷なツアーになっていたことでしょう。。
四日目:再度エルタアレ火山へ
朝、もう一度エルタアレ火山へ。(私は寝てました)
下山後、朝食。
昼食。
移動し、17時ごろツアー会社前に到着。
ダナキル砂漠ツアーに参加した感想
大、大、大!満足です。
まさか、ここまで楽しいとは思ってませんでした。
ダロ-ル火山(ナメック星)に、エルタアレ火山。
それをこの目に焼き付けられたことに感動!
最近、ふと思うのです。
死ぬのはすごく怖いけど、いつ死んでも後悔しないぐらい
私、良い経験してるなぁって。
世界一過酷なツアー
・・とは、私は思いませんでした。
確かに、4日間シャワーなしは気持ち悪かった。
青空トイレも嫌な人は嫌でしょう。
でも、片道3時間の登山(・・というかハイキング?)は、思ってたよりも楽ちんだったし、
車内はクーラーが効いてて快適だったたし、
オンシーズンだったので、そこまで暑くなかったし。
なにより、私たち以外の参加者は、結構年配の方も参加されてました。
少し年をとってからでも、充分楽しめるツアーだと思います。
私たちのドライバー ジョセフは、いつも超親切。
男前すぎる性格に、密かに恋してたテスファイ。
そして、シェフのメリーの料理は最高に美味しかった。
陽気で楽しい彼らが、私は好きでした。
ETTツアーで申し込んでよかったです。
最後に
一緒にツアーに参加したみんな。
てれさと二人だけじゃ、絶対ここまで楽しくなかったよ。
楽しい思い出をありがとう。
またどこかで会ったら、大富豪しましょう ♪
※アムステルダムで買った、私のお気に入りのトランプです。
コメント
コメント一覧 (2件)
この記事見て、ETTでダナキルツアーにすごく行きたくなりました!
今まで読んだことのあるダナキルツアーについてのブログって、『超過酷だった』『超辛い』っていうものばかりでしたが、女忍者さんとアヤさんのブログ読んですごく行きたくなりましたー!♡
青空トイレが未経験なので不安ですが笑、今年の夏休み候補です( ・ิω・ิ)
Y子さん
ありがとうございます!
わ!是非行ってほしいです(*’▽’)
ただ、夏だともっと暑いので、私たちよりは過酷だと思いますw
後、ツアーへ行く人数が少なかったら値段があがるかもしれませんので、頑張って交渉を!
青空トイレは慣れれば、爽快ですよ♪
汚いトイレで用を足すより青空の方が快適です!
時間があれば、是非民族巡りも行ってほしいです♪