モシから、マラウイのカタベイまでバスで移動。
この移動、なんと34時間もかかりました。
この移動は、とにかく時間がかかった。
モシから、カタベイの宿に着くまで、かかった時間はトータル34時間。
モシから、まずはタンザニアのムベヤへ。19時間のバス移動。
治安がよくなかったムベヤでトラブル
ムベヤから国境までは、少し距離がある。
深夜2時に到着したものの、バス会社はオープンしていた。
15000シリング(約780円)で、国境までダイレクトに行くというバスチケットを買う。
深夜3時すぎにバスは出発。
けれど・・
乗ったバスの中で荷物代を、一人2500シリング(約130円)要求された。
バスは国境まで行かず、国境まで行く道の途中で降ろされる。
結局荷物代は払ったし、国境までは待機してたバイクタクシーで、3000シリング(約156円)で行った。
闇両替に注意!
乗せてくれたバイクタクシーの彼は言った・・
「この先、マラウイクワチャは両替できないよ。」と。
完全に頭が動いてない私たちは、彼の言葉をまんまと信じレートは多少悪かったものの彼から換金した。
※タンザニア側のイミグレの敷地内で、もう少し良いレートで換金する場所がありました。
畜生。騙されたぜ。
国境が空くのは、朝7時。
それまで時間があったので、私はてれさに荷物を預け、朝ごはんが食べれる店を探しに行った。
朝6時ごろ。流石にまだ空いている店はなかった。
そして、てれさの元へ戻る途中、大声と笑い声が聞こえた・・
荷物があった場所へ戻ると、てれさの姿がなかった。
荷物を置いて、てれさは消えていたのだ。
普段の彼なら、荷物を置いてどこかへ行くことはない。
彼に何かトラブルが起きたことは明らかだった。
悪い想像が頭を駆け巡る。
二人分の荷物を残しこの場を離れるのも怖かったので、とりあえず私はその場所で待機。
すると、10分ほどして、てれさは息を切らし帰って来た。
見ると腕を少し怪我していて、血が出ていた。
お金を奪われていたてれさ
事の真相は、こうだった。
私がいない間に、知らない人に話しかけられたてれさ。
男:「さっきの両替、偽札が混じってないか?見せてみろ!」
てれさ:心配になり、お金を財布から取り出す。
男:素早くお金を奪って逃走。
てれさ:男を追いかけてる時に、木の枝で腕を切る。
意気消沈しているてれさ。
その状況を見ていたのか、イミグレの中にいた警察官が、ポリスレポートを書いてくれると言った。
ポリスレポートを書いてもらっても、現金は保険で賄えない。
それでも、一応てれさは警察へ行った。
そこでなんと!なぜか犯人が捕まっていて、無事にお金を返してもらったらしい。
イラン、エチオピアに続き、盗難にあってもなぜか返って来るてれさ。
運が良いのか、悪いのか・・
そうだ、ここはアフリカだ!
なんとかお金をかえしてもらい、徒歩でマラウイの国境を超える。
マラウイは、緑が多い。
どことなくスリランカの風景に似ていた。
以前はいらなかったけれど、最近日本人も、ビザが必要になった。
その金額は75ドルと、中々良いお値段。
75ドルを支払ったら、すぐにビザを発行してもらえるものと思っていた。
けれど、「上司がまだ来てないから。」という理由で待たされる。
40分待っても上司は来ない。
流石に業を煮やし、「早くしてよ!」 と抗議する。
「知ってる?ここはアフリカだよ?」
職員が放った言葉。
「お腹が空いたから、早くしてよ!」 そんな理由で少しセッカチだった私。
「外に、食べに行っておいでよ!」
そんな職員の言葉に甘えて、朝ごはんを食べに行った。
めちゃくちゃ美味しかったスープとバナナ。500シリング(約78円)
ご飯を食べ終わり、イミグレに戻ると上司が出勤したのか、直ぐにビザをもらえた。
ここからムスズまでは、4000シリング(約625円)
ムスズからカタベイまでは、1300シリング(約203円)
この移動も、すごく過酷だったけど、思い出したくもないので省略。
宿に着いて荷物を開けると・・
※どこかで盗られたもよう
ロッジのシャワーから、水がでない。
水が流れなくて、トイレにウンコが浮いていた。
久しぶりに、ウワーッと叫びたくなった過酷な移動日なのでした・・( ゚д゚)
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