こんにちは、女忍者です。
旅人のみなさま、もう読まれましたか?
はあちゅうさんのこの記事。
旅で人生が変わったとか言う人は中身がゼロなのです
はあちゅうさんがかかれたこの文章について、違和感を感じたので私の感想をこの記事で書いていきます。
世界一周したはあちゅうさん
日本では今「スッキリ!」に出演されてるのかな?
ご存知の方もたくさんいるでしょう。
私がはあちゅうさんを知ったキッカケは、一冊の本。
「わたしは、なぜタダで70日間世界一周できたのか? 」
当時大学生のはあちゅうさんが世界一周に必要な資金をさまざまな企業から集めて、世界一周を達成したというもの。
その時の企画書なんかも載っていて、誰でもはあちゅうさんの真似をしやすいのがこの本のいいところ。
ノウハウ本としてとても参考になりますので、お金がなくて世界一周をためらってる人はチェックしてみてください。
はあちゅうさんと私は同い年。
衝撃を受けました..!!
はあちゅうさんに会った感想
世界一周をすると決めてから、必然的に「ブログを始めよう!」と考えてました。
そんなときにちゅうつねカレッジに出会いました。
ちゅうつねカレッジは、はあちゅうさんと経沢さん(企業家)が運営しているオンラインサロンです。
ブログを始めのはいいものの、文章を書くのが苦手な私。人気ブロガーはあちゅうさんから学ぼう!と考えたわけです。
そして、このサロンのオフ会で実際に、はあちゅうさんにもお会いすることができました。
会ってみて、驚いたことがあります。
イメージとは正反対で落ち着いてて、物静かなイメージでした。
はあちゅうさんは努力の人。
圧倒的な美貌があるわけでもないし、才能があるわけでもない。
圧倒的な努力や工夫で今のポジションまで、上り詰めた人だと思います。
はあちゅうさんの本「半径5メートルの野望」
そんなはあちゅうさんが書かれてる本で特にお勧めの本があります。
行動するよりも、あれこれ悩んでいる時間のほうが長い人の夢は叶いません。
悩んでいるフリをしても、叶える努力なんてしていませんから。
悩んでいるうちは、動かなくてもいい理由が立つから、
みんな無駄に悩むのです。それに見合う努力もしてないくせに、
自分の人生への期待値が高すぎる-半径5メートルの野望より
なにか悩みがあった時に読み返す本なのですが、私の心にずーんと響いた言葉がたくさんあります。
旅で人生が変わったとかいう人は中身がゼロなのです
そんな私が崇拝しているはあちゅうさんが、今回こんな記事を書かれました。
海外にやたら行く自己啓発系の人って「旅=クリエイティブ!クリエイティブな私に、ほらみんな!憧れて!!」というオーラを発しているんだけど、ひとつの場所で淡々と仕事するほうがよっぽどクリエイティブだと思う。私は仕事が好きな人が好きだし、旅人の言葉より仕事人の言葉のほうに重みを感じる
— はあちゅう (@ha_chu) 2016年3月20日
旅での刺激は外部からもらえる刺激なのに対して、日々同じことの繰り返しのように思える、目の前の仕事から刺激を産もうと思ったら、自分で面白さを見出していかなくちゃいけないからだ。そっちのほうがよっぽどクリエイティビティが必要だと思う。
— はあちゅう (@ha_chu) 2016年3月20日
はあちゅうさんの書いてあることは正論です。
観光だけだったら人生は変わらない。
でも、私はこの文章に違和感を感じました。
世界一周を売りにしてるこのブログなので、私の意見を少し述べておきましょう。
一つだけはあちゅうさんの文章に反論したいことがあります。この部分です。
人生観変わりましたとかって言ってる人は
別にエアーズロック見ても
ピラミッド見ても、モルジブの海見ても、モアイ像見ても
マチュピチュ行っても、ウユニ塩湖見ても
ガンジス川に飛び込んでも
「感動」はするけれど、人生観がそこまで変わったりはしません。
だから、そういうことで、人間として薄っぺらいと思う。
何か見たくらいで、自分が根本から変わるくらいの薄い人生を歩んできた人ってこと。
そんなら鎌倉で大仏でもみて人生変えろよ、って感じです
わざわざ海越えなくてもさ…。
そりゃあね、何かを見て変わることってほとんどないですよ。
見るだけじゃね。
私が言いたいこと。
私自身、実際に何かを見るだけじゃ人生観は変わりませんでした。
でも、そこにいる現地の人や旅人との触れ合いによって、変わることならたくさんありましたよ。
はあちゅうさんみたいに、中身がある人ばかりじゃない。
はあちゅうさんってすごい人で、中身がすっごくある人なんだと思うんです、
下記、「はあちゅうさん、スゲー!」って思ったエピソード。
私は読むことと書くことの変態だった。
小学校の頃、1時間目から給食の時間まで、教室にあった本を読み続けて、
気が付いたら、目の前に給食があった。その間、先生がなんで注意しなかったのか、本当に不思議だ。
もしかしたら周りで何か起こっていたのかもしれないけど、私の目と耳には何も入ってなかった。それほどまでに夢中になった本がなんだったのか、今では全く記憶がないのだけれど、
その日、私は給食当番だったみたいで、
「なんでいなかったの」と、友達に怒られたことだけは覚えている。
あと、その日の献立はシチューだった。中学3年の夏休みには300冊の本を読んで、図書カードを見た先生に「嘘書くな」って言われたし、
高校の時は通学時間に本が読みたすぎて、友達と一緒に学校に行くのを辞めたら関係が微妙になって教室にいづらくなった。
でも、皆が皆そんな経験をしてきたわけでも、何かに熱中できるわけでもなく・・
自分が何者なのか模索中の人も、たくさんいる世の中。
だから、「旅に出て人生観が変わった!」っていう人も多いんです。
中身がない人だからこそ、旅に出るべきだと思う。
中身のない人は、人生が変わりやすい。
ちょうど、昨日のバス移動中。
長澤まさみ主演の「ガンジス河でバタフライ」を見たのです。
自分の意思で何も決められなかった、考えもしなかった就職活動中の女子がインドに来て、自分の頭で考えてたくましく成長していくって話。
これを見たから、言う訳じゃないけど自分を変えるのに、旅という非日常的な空間ってぴったりだと思うんです。
特に一人旅!
だから、人生を模索中な人や中身がゼロな人は、旅で人生が変わりやすいんです。
私は中身がないから旅で人生が変わった!
はあちゅうさんは、中身があるから旅で人生が変わらなかった。
しかも、はあちゅうさんの旅って観光のことを指している。
旅での人との出会いで、人生は変わるかもしれない。
中身がない人の方が人に影響を受けやすいので、より人生は変わりやすいと私は思う。
こんな言葉もあるぐらいだしね。
人間が変わる方法は3つしかない。
- 時間配分を変える
- 住む場所を 変える
- 付き合う人を変える
このぜんぶが当てはまる旅は、人生を変えるのにもってこいですよ!
中身がゼロの私は、初一人旅のジャマイカでもちろん人生観変わりました(笑)
コメント
コメント一覧 (14件)
こんにちわ
はあちゅうさんの言われようといている事は理解できない事もありませんwww
ブログを書いている90%以上の方が、同じ場所に行き、同じような事をして、同じような事を想う。
そしてそれをネットで拡散したり、日本に帰った時に自己啓発セミナー(旅を主題にした会)を開いたりして、同じような彼らを量産していく。
模造品だから、自分の言葉が無く、面白味も、彼ら独自の特別性も無い。
これも資本主義がもたらした悪しき効果でしょう
とは言え、「だから何だ?」と言われればお終いです
昔の凄い技術を持った職人が必要なくなり、程度は低いが大量生産で「安く早く」が求められる時代です
旅をしているつもりで、日本から出ていない旅行者がTwitterやfacebookやブログで逐一どーでもいい報告をして、読み手もそれで満足する。
需要があるのだから、それも仕方のない事です
ただ。彼らの行動や思想の是非はともかく、彼らの事を批判することによって自分もその程度のレベルに下がってしまいます
自分は自分。彼らと自分は違う。と思うのであれば。自分の世界に没頭すれば良いだけだと思います
批判する時間やエネルギーを自分の成長に使うべきかと
とは言え、私もこうやって批判をして。自分のレベルを下げているのですがwww
旅に関わらず、他人の言葉など気にせず自分の人生を楽しまれてください
これからも気をつけて良い旅を
一路平安
>旅=観光じゃないんです
僕も同じところに激しく突っ込みたくなりました。「旅=観光」と捉えてしまった時点で、そりゃあ受け身だし、そんな事ではそうそう人生は変わらないと思います。はあちゅうさんの主張は「旅=観光」という仮定の元でのみ成り立つ正論ですね。
ちなみに僕は旅に出て人生観が変わる事はなかった派です。細かな気付きは山ほどありましたが^ ^
こんにちは。
旅で人生変わった人がいてもいいんじゃないかと思っています。
私は、「旅=人生」のつもりで旅しています。だって、1年も2年も旅行に出れば、それで、人生の数十分の1になるのだし、割と大きな割合じゃないですか。
ただ、疑問なのは、どうしても情報が日本語によるものなので、日本人同士同じような場所に行き、ロンプラだと違う場所に人が集まることがあるということです。どこに行くことが自分にとって良いのかの見極めは、私にはなかなか難しいです。
”こうしたらいいのに”と思ったり、思われたり多分してると思いますが、「人それぞれ」と考え、自分の行き先を模索しています。良い旅を。
orishin mazlefさん
コメントありがとうございます。
私も旅のルートや費用など、先人たちのブログでどうしても調べてしまうのですが
このやりかただと、同じ場所に行き、同じような事をして、同じような事を想う。
当然、こうなってしまうのでしょうかね・・
でも、この記事を書いていて思ったことは、結局自分が楽しければなんでもいいかなぁーと。気負わず行きますね、ありがとうございます。
だいごろさん
こんにちは!ブログ読ませていただいておりました。
カウチサーフィンやヒッチハイクを積極的にされていた旅のスタイルは、
確かに観光だけじゃなく、読んでいて面白かったです。
変わらなかった派ですか。
やっぱり、人それぞれ。行ってみないとわかりませんね!
ikukoさん
こんにちは。
確かにそうですね、そう考えれば大きな割合です。
「旅=人生」のつもりで考えていれば、同じ世界でも、違った見方で見ることができそうですね。
私もどこに行けば正しいかわかりません。
(南米行くとこ行くとこ、日本人ばかりですね。別にそれがいいとか、悪いとかではないですが。)
そして、以前なら楽しいはずだったルート選びが苦痛でしかないです。なぜでしょう。
ありがとうございます。健康にだけは気を付けて旅します。
この手の記事を見ていつも思うのが、みんな個人的意見と事実をごちゃまぜに考えているなぁってことです。
本当に旅人の中身がゼロなことを言いたかったら、一般人100人と旅人100人を、心理学的手法で精神が充実しているか比べるってことをしなければなりません。そういう前提のもとの主観的意見なのに、あたかもそれが事実かのように反応しすぎな気がします。
ヘイトスピーチ系はだいたい程度の低い個人的意見なので、気にせず自分が正しいと思うことをしていればいいと思います。それが自分自身の充実にもつながるので!(ていうのがアドラー心理学でしたよね?^^)
たけむーさん
コメントありがとうございます!
なんて、論理的なコメントなんでしょう( ゚Д゚)
さすがです。
そうですね、結局は人それぞれの感想で、自分がどう思うかですもんね。
アドラー心理学・・つい忘れがちです:-<
始めまして、いつも楽しくブログを拝見させていただいてます。
さて今回のテーマの件ですが
「しょうもないことで【ご報告】を多用する女子と同じくらい苦手だああああ…(´;ω;`)」
とは〇ちゅうさんが述べてますが、苦手ですあなたがと思いました、結局この人の言ってる
事やってる事はブーメランみたいなものですね、自分の事言ってんのかな?と思ってしまい
ました(何だかんだ仕事にもしてるし)。 意外とこの人自分自身が本当は嫌いのかもしれませんね。
旅は自由で楽しくて辛いけど良いものだと思います、それでよいと千差万別、十人十色、
得るものもあれば得られないものもある、観光だろうと世界一周だろうと。
ではご夫婦の無事と健康を祈りつつおいとまさせていただきます。
kyoさん
初めまして!コメントありがとうございます!
千差万別、十人十色・・
ですね!
長く旅を続けていると、応援ばかりでなく批判されることもありますが
気にせず旅を続けるよう心掛けたいです!ありがとうございます(´ω`*)
はあちゅうさん、(内容は置いといて・・)こうやって、色んな人にシェアされて
数多くの意見をもらえる記事を書くってすごいなぁと思っております( ゚Д゚)
アクセス数を稼ぐため、狙って強い言葉を選んでるんでしょうけど、すごいです。
はあちゅうさんの意見は間違っていないとは思いますが、彼女自身も
今の地位に立つのに世界一周という体験やそれに関しての情報を発信した事が1つの大きな要因と言えるのではないでしょうか?
実際、彼女のブログは若いころの方が今よりはるかに面白いです。
ブロガーとしてアクセス数が欲しいので強い言葉を使ったのでしょうね。
僕自身、社会人になってから英語を勉強して、ヨーロッパに1人旅してドイツ、オランダ、ベルギーといった経験は公私ともにネタにもなれば、自分の行動範囲を広げた良い経験にもなったと思います。
まぁ・・・人生観を変わるというより、行動範囲が広げられたというのが正しいと思います。
何かをするために準備(努力)して実施するという体験は人生にプラスになるから。
ケンさん
コメントありがとうございます!!
全員が全員そうではないと思うのですが、
私自身が、旅かきっかけで、価値観が変わったから、ちょっと書いてみたくなりました。
行動範囲が広がると、見えてくる世界も違ってきますもんね!
何かをするために準備(努力)して実施するという体験は人生にプラスになるから
↑これ思いっきり、同意します(*´▽`*)
おはようございます。
少し古いブログのようですが、皆さん興味深い反応ですね。
私は忍者さんのバランス良い配分と、学びに対する素直さを感じました。
そもそも、お金がどれだけあったって好奇心と行動力がそこになければ、“旅なんてしない“わけです…
そして、想像力と洞察力がそこにあれば、その経験は毎回一層ずつ厚く積み重なります。
井の中しか知らない蛙と、経験から大海を俯瞰できる、
多くの価値観に理解を示せる蛙はもはや同じではありません。
逆に薄っぺらく表面だけをなぞって、何ヶ国行きました! とか、本を何冊読みました!
なんて、その数字にいったい、どれだけの意味があるのでしょうか?
そこで、何かを感じとることができなければ、どこに行っても何を経験してもその人の厚みは増さないわけです。
価値観も変わらなければ、今までにない新しい視点も得られません。
それは、逆説的に自分自身の洞察力と感受性を、あまり認識できないということに、他なりません。
私は、もっと多くの人に本当の世界を知って欲しいし、それによって得られた気付きや視点から、
自分自身や日本という国にも、もっと関心を向ける大きなきっかけとなって欲しいと願っています。
私の旅のテーマは『人間とは?』です。
それは、多くが負の遺産ですが、それを目の前にしても尚、
何も感じない人や当時の背景を想像できない人もいるでしょう…
旅を大切なものと思える人は、そういった経験の積み重ねを自身の成長の厚みとして感じられるからこそ、
そこに違和感を覚えたのではないかと思います。
これからも、好奇心と悩みながらの成長の行方の更新、楽しみにしています。
忍者さんのファンより
古い記事もお読みいただきありがとうございます!(=゚ω゚)ノ