- ヘナタトゥー(メヘンディ)は私でも出来るの?
- どうやって練習すればいいの?
- どんなデザインがあるの?
今日はこんな疑問をもつあなたに是非読んで欲しい記事!
こんにちは、ヘナタトゥー大好きな女忍者(nappy_saya)です。
私が初めてへナタトゥーを知ったのは、インド!
一見すると、タトゥーみたいなヘナタトゥー。
でもヘナタトゥーは、全く痛くありませんでした!
私は初めて、ヘナタトゥーをしてもらってから、ヘナタトゥーの面白さに気づきました。
今日は、ヘナタトゥーのデザインの意味、海外でヘナタトゥーをするときの注意点、自分でヘナタトゥー書く方法などを書いていきます。
初心者でも練習すれば、自分でヘナタトゥーを書けるようになるよ!
この記事を読んで、ヘナタトゥーに興味がでてきたら是非挑戦してみてくださいね。
ヘナタトゥーとは
まずは、ヘナタトゥーのことを簡単に。
ヘナタトゥーとは、ヘナを使ったタトゥーでメヘンディと呼ぶこともあります。
でもヘナタトゥーは全く痛くないし、消えます。
ヘナは植物!
ヘナタトゥーでは、ヘナの木の葉を乾燥させて粉末にしたものを使います。
ヘナの色素を利用して、皮膚に色をつけることができるのです。
ヘナはインドや北アフリカなどの乾燥した地域で育ちますが、あの世界三大美女のクレオパトラもネイルをヘナで染めて楽しんでいたんだとか。
日本にもヘナは浸透していて、ヘナを髪に塗って染めるヘナカラーを美容院のメニューでもよく見るようになりましたよね?
ヘナタトゥーはどれぐらいで消えるの?
ヘナタトゥーは肌の角質をヘナの色素によって染めるのですが、日がたつとどんどん色が薄くなっていきます。
どれぐらいの期間で消えるかは、使うヘナの種類や本人の体質によって違いますが、だいたい1週間~2週間ぐらいで消えます。
※後で詳しく書きます!
ヘナタトゥーは強くこすれば消えやすくなるので、ヘナタトゥーをした場所はできるだけこすらないようにした方がもちがよくなります。
ヘナタトゥーとジャグアタトゥーとの違いは?
ヘナタトゥーと同じくジャグアタトゥーもまた、植物の染料で肌を染めるタトゥーです。
ジャグアタトゥーは、「ウィト」と呼ばれる熱帯が原産のフルーツの果汁を使って肌を染めます。
『陸海空 こんな時間に地球征服するなんて』のディレクター「ナスD」が、絶対にとれない染料を顔に塗ってしまうというニュースが以前話題になりました。
彼氏とデートなう。
に使っていいよ。
彼氏と遭難なう。
にも使っていいよ。 pic.twitter.com/5U5tReZAvB
— 陸海空 地球征服するなんて (@chikyu_seifuku_) 2017年6月8日
このナスDが顔に塗った染料は、ジャグアタトゥーで使う染料と一緒のものなのです。
なので「絶対にとれない!」なんてことはない(笑)
ジャグアタトゥーはヘナよりも長持ちし、2週間~3週間ぐらいで消えます。
基本的にヘナタトゥーとジャグアタトゥーは同じなのですが、最大の違いは色!
ヘナはオレンジや茶色に染まりますが、ジャグアタトゥーは濃紺に近い色になります。
なので、ジャグアタトゥーの方がヘナタトゥーよりも色が濃く、本物のタトゥーに近い色。
でもデメリットもあって、ジャグアタトゥーの方がアレルギーがでやすい!
特に敏感肌の方は注意してくださいね。
ヘナタトゥーをする上での注意点
ヘナトゥーに挑戦する前に、必ず知っておいて欲しいことがあります。
ブラックへナ(黒色)は危険!
まずは、この写真をご覧ください。
この写真は、私がインドでヘナタトゥーをしてもらった時の写真です。
左も右も同じ「ヘナタトゥー」ですが、やってみると色々と違いがありました。
- ヘナの色
- ヘナタトゥーが消えるまでの期間
- 値段
左ヘナタトゥーは茶色ですが、右のヘナタトゥーは黒色です。
でも、この右側のヘナタトゥーはいわゆるブラックへナ。
私は知らずにやりましたが、実は肌によくないものでした。
通常ヘナタトゥーは、天然のものなら肌に害はありません。
でもブラックへナは、ヘナに化学薬品をまぜて黒くしています。
毛染めが頭皮によくない要領で、ブラックヘナは肌にあまり良くありません。
7歳の少女が旅先でブラックヘナをして大やけどしたことが書いてある記事。
かなりショッキングな画像ですが、いかにブラックヘナが危険かがわかります。
Amazonや楽天でもブラックヘナのヘナコーンが普通に売られてますが、必ずパッチテストしてから試してください。
海外旅行先でヘナタトゥーをする場合は注意!
日本でヘナアーティストにヘナタトゥーをしてもらう場合、ブラックヘナが使われることはまずないと思います。
日本のヘナアーティストは、ブラックヘナは危険だと知っているので、使わない方が多いからです。
私もインドで知らずにブラックヘナをしてしまいましたが、海外では普通にブラックへナでの施術が行われています。
《注意!》
カオサン付近ではヘナタトゥー(2週間くらいで消えるタトゥー)をすることができるんですが、近頃2週間経っても消えないヘナタトゥーが蔓延してるそうです。やけどのようなあとが残ってしまうという話ですので、カオサン付近でヘナタトゥーを入れる方は気をつけてください。 pic.twitter.com/0ybBgwPB9S
— 旅丸sho🎒旅する経営者 (@tabimarusho) 2018年7月5日
現地の人の肌はブラックヘナを使っても大丈夫かもしれませんが、肌質は人によって違います。
なので、充分注意しましょう。
ちなみにインドにも、化学薬品をまぜてないノーケミカルのヘナもあります。
色々な種類のヘナコーンが、普通に道端で売っています。
インドの先生に聞いたところ・・
上. very bad
中. not good
下. good
もしも、インドでヘナコーンを買う時はこの写真の一番下!黒髪女性のを買いましょう。
インドでヘナタトゥーを練習してきた!
では実際に、自分でセルフでヘナを描く方法、練習法を書いていきます。
私がインドでヘナタトゥーを教えてもらった方法を共有します!
私はブッダゲストハウスの近くにある、ヘナタトゥー屋さんでレッスンを受けました。
姉妹でヘナタトゥーをされてます。
インド人が書くヘナタトゥーって正直雑なのも多いけれど、この二人の書くヘナはすごく綺麗。
『私にもヘナを教えてほしい!』って駄目元で言ってみたら、快くオッケーしてくれました。
一日約2時間、100ルピー(約200円)という激安価格です。
ちなみに、日本でヘナタトゥーを習ったこともありますが、一日約4時間で7000円ぐらいでした。
習うだけでなく、実際にヘナタトゥーを描いてもらうのもオススメ!
詳しい値段は忘れちゃったけど、デリーでするよりもお手ごろ価格で、完成度がすごかったよ。
自分で描くヘナタトゥーの練習方法
直接肌にヘナタトゥーを描くのではなく、まずは鉛筆で紙に書く練習から始めます。
最初は簡単なものから、お手本のデザインを模写します。
慣れてきたら、より複雑なデザインを鉛筆で紙に書きましょう。
鉛筆で書くことに慣れたら、ヘナコーンで鉛筆で紙に描いたデザインをなぞって練習します。
そして、いよいよ!
人の肌に、ヘナコーンで描いていきます。
鉛筆で描くのとヘナコーンで描くのは全然違います。難しい!
ヘナコーンだと線が安定しない。
めちゃくちゃ時間かかったけど、私が人の手に書いた初めての作品です。
ヘナタトゥーのやり方
自分でヘナタトゥーをする方法を書いていきます!
①まずは、Amazonや楽天などでへナコーンを入手。
ヘナコーンができたら、肌にヘナを描いていきます。
ヘナコーンを書くときはコーンの先端をハサミで切ってから使うのですが、切りすぎてしまうと線が太くなってしまいます。
最初にでてくるヘナはペーストが柔らかくなってたり硬くなってたりするので、自分の書きやすい状態のヘナがでてくるまで、ヘナを出して調整。
私はいつもティッシュの上にヘナを出しながら、ヘナペーストの様子をチェックしてます。
②ヘナタトゥーをしたい場所にヘナを描く。
最初のうちはデザインブックやインスタを見て、自分がいいと思ったもデザインを真似して描くことをオススメします。
ポイントはヘナをたっぷり出して、肌に乗せること。
もしヘナで描いた箇所を修正したい場合、すぐにふき取ればまだ色は付いていない状態なので大丈夫です。
指やティッシュを消しゴム代わりにつかいましょう。
③ヘナを乾かす。
ヘナのペーストが乾くまでそのまま放置します。
使うヘナペーストによって置く時間はかわってきますが、長くおけばおくほど色づきます。
私はインドで買ったヘナコーンを使う場合は、5時間~8時間はヘナを取らずにそのままにしておきます。
④ヘナを剥がす。
ヘナは乾くと自然とポロポロと落ちます。
注意したいのが水を使って落とさないこと!
色づいたヘナは最初はオレンジ色をしていますが、日がたつにつれて濃くなって、茶色に発色していきます。
私の場合、ヘナを剥がしてから3日目ぐらいがちょうどいい発色具合になります。
⑤ヘナを落としたいとき。
日が経つにつれてヘナタトゥーは薄くなってきます。
もしヘナタトゥーをすぐに落としたい場合、私はオイルを落としたい箇所に塗ります。
ここでのオイルは、アルガンオイル、ココナッツオイルなど、肌につけてもいいオイルです。
ヘナタトゥーのデザインの意味
ヘナタトゥーはインドの結婚式では欠かせないもの。
花嫁の幸せを祈って入れるヘナタトゥーですが、ヘナタトゥーのデザインにはそれぞれ意味があるんです、
私の大好きなヘナタトゥーアーティスト「サラスヴァティーちえこ」さんの作品を載せながら紹介していきます。
サラスヴァティーちえこさんは、関西在住のヘナアーティスト。
ヘナなけでなく、ジャグアアート、ボディジュエリーも得意。
蓮(ハス)
蓮の花は、「女性の強さや美しさの象徴」をとされてます。
ヘナタトゥーで花のデザインは人気ですが、そのなかでも特に蓮の花は人気があります。
孔雀(くじゃく)
孔雀は「愛情と成功」を表すと言われています。
孔雀の羽が開いているものは「愛情」、孔雀の羽が閉じているものは「成功」を意味します。
蝶(ちょう)
蝶はサナギの姿から美しい蝶へと変わることから「成長」を表すと言われています。
太陽と月
太陽のデザインは、「復活」「再生」「永遠の愛」など、様々な意味があります。
月のデザインは、「女性らしさ」「芸術」の意味があります。
爬虫類(ヤモリ)
ヤモリのデザインは、「幸運」を表します。
デザインには様々な意味・解釈があるので、どれが正解とかではなくて、自分が信じたい意味を信じてください。
さいごに
ヘナタトゥーは楽しい!
私はヘナタトゥーを趣味で始めたのですが、ヘナタトゥー楽しいですよ!
ヘナタトゥーのデザインの意味を上記で説明しましたが、意味を考えずに、好きなデザインを書くのも楽しい。(笑)
世界を旅する中で、色々な人の手にヘナタトゥーを描いてきましたが、ヘナタトゥーができると友達が確実に増えます。(笑)
ヘナタトゥーは最初は難しそうに感じますが、慣れればそれなりにできます!
なのでヘナに興味のある方は、まずヘナコーンを買ってトライしちゃってくださいね。
ブラックへナが使われることも多いですから。
「タトゥーを入れてみたいけど勇気がない方」「手軽にボディペイントを楽しみたい方」に、ヘナタトゥーは超おススメです。
特に露出が多くなる夏、私もヘナタトゥーを肌に書きたくなります。(笑)
意外と簡単にできるので、自分でやってみたいと思われた方は迷わずトライしてくださいね!
以上、本場インドでプロに学んできた私が、ヘナタトゥーのやり方や注意点を書いていきました。
参考になりますように!
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