この記事を書いた人
ブルース
群馬県育ちの33歳、日本と南米のクォーターの男性。
群馬県の専門学校で旅行業務を習い、旅行会社に勤める。
のちにリゾートバイトしながら海外をバックパックするライフスタイルを7年しています。
- 北海道にリゾートバイトしに行きたいけど、実際にどうなの?
- どんな人が働いてるの?
私が世界一周中に出会った友人のブルースが、北海道のニセコに5か月間リゾートバイトに行ってました。
その時の体験談や感想を記事にしてくれたので、北海道のリゾートバイト(リゾバ)が気になる方はぜひお読みください!
北海道(ニセコ)のリゾートバイトを選んだ理由
こんにちは、ブルースです!
東京に長く住んでいたせいか、都会暮らしに疲れてました..
自然の中に自分の身を置くことが好きになっていて、知らない場所で暮らしてみたいと自然と考えるようになりました。
リゾートバイトなら仕事も住む場所も同時に確保できるので、リゾート地で仕事をしてみたかったんです。
前に旅行で北海道に行ったことがあって、その自然に大きな魅力を感じてたのが北海道を選んだ理由ですね。
スノーボードは前から好きだったので、雪山で働くと決めてはいました。
ニセコを選んだのは、世界的にも有名なパウダースノーだったから。
また「日本でありながら外国みたい!」とスノーボーダーの友人から勧められたこともあり、ニセコでリゾートバイトをすることを決めました。
ニセコはこんな場所
札幌から車で2時間くらいのところにあるニセコ。
海鮮で有名な小樽。ウィスキーで有名な余市もニセコの近くにあるので、バスや電車で行くことができます。
ニセコのスキー場は、一つの大きな山から、三つのスキーエリアに分かれてます。
ひたすら登り続ければ、たどり着く場所は同じで、晴れの日に頂上から見える景色は何度登っても感動します 。
エリアによって楽しみ方が違うのもニセコの魅力でもあります。
- 初心者向けのエリアやパークエリア
- 上級者向けのエリア
- ツリーランが楽しいエリア
- キッズのためのエリア
一日じゃ回りきれないほどたくさんのコースがそこにはあります。
またニセコは、パウダースノーとして有名です。
パウダースノーを求めてたくさんの外国人がニセコにあるまるので、ニセコにいると外国にいるような気分にもなりました。
ニセコは、多くのオーストラリア人がビジネスをしてます。
オーナーや若いスタッフは、オーストラリア人かヨーロピアンやアメリカンが多くて、英語しか通じない店も珍しくありません。
さらに観光客は香港やシンガポールなどのアジア人がとても多いので語学を生かせる、または語学を学ぶにはとても適した場所でもありました。
ハマる人はニセコから抜けれなくなります。
写真はニセコを走るワンマン電車
ニセコのリゾートバイト体験談
僕が働いていた環境を詳しく書いていきます。
寮に住める
仕事はもちろん寮付き。
職場から15分くらい歩いて行けるロッジがたくさんある静かな場所にありました。
僕は大きな居酒屋で働いてました。
そのためスタッフが多く寮は三つに分かれてました。
僕が住んでた男子寮はドミトリースタイルで大きな部屋が二つあります。
二段ベッドが六つある部屋で寝て、キッチンやリビング、シャワーはもちろん共同でした。
シャワーは小さな銭湯みたいな作りになっていて4人くらいまでなら一気に入れたので、混むことはありませんでした。
Wi-fiも快適に利用でき、テレビや暖房はもちろん、必要な家具は全部揃ってました。
掃除はスタッフが週替わりでやる形で、清潔さは保られてました。
除雪車も寮の玄関まで来てくれるので、除雪しないで済むのがありがたかったです。
ちなみに寮の前には車7台くらい止めれたので、自分の車を持ってきても問題ありませんでした。
自分が行く場所には、自分と似た者が集まるので楽しいです。
ただプライバシーは基本的にない生活をしてました。
誰かの誕生日の日や正月などのイベント時はみんなで一つの寮に集まりワイワイ過ごします。
月一でみんなで町のバーに遊びに行ってストレスを発散したり、シーズン終わりにはみんなで半袖でスノボーするイベントもありました。
▼寮の外からの写真
職場は居酒屋
職場は鍋料理で有名な居酒屋とバーが合体したような場所。
刺身、焼き鳥、オリジナルのカクテルがとても人気の店でした。
12月の時点で2月まで予約がいっぱいだったり、待ち時間が2時間くらいになることも…
とても忙しい現場でしたが、とてもやりがいのある仕事ではありました。
時給はキッチン、ホール、バーテンダー、受付などのポジションや個々の能力(英語できるなど)によって異なってましたが、
時給は1050円~1300円で、休みは基本的に月6回でした。
僕は語学を生かし受付や電話対応などをしてて、フルタイムで働けば月に20万円前後は稼げました。
まかないも1日1食ついてまして、休みのスタッフでも食べに来れるのでそれも嬉しかったポイントです。
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リゾバに来てる人はこんな人が多かった
男女の比は男3:女2の割合。
若い人で18歳、一番上は40歳の人がいました。
20代後半から30歳前後がほとんどで、みんなの目的はほぼ一緒でスノーボード!
でも中には稼ぎに来たりとか、寒いとこが好きだから来てみたとか、僕みたいに好奇心で来たって人もいました。
何シーズンも働いてるスタッフは3分の1くらい。
その他は飲食店経験者、未経験者は半々くらいでした。
英語がまったく分からない人の方が多く、3ヶ月くらい働く人が多かったですね。
店は一年中営業していましたが、4月からはお客さんも少しずつ減っていくので、スタッフも少なくなっていきます。
リゾートバイトの一日のスケジュール
スケジュールはみんなそれぞれ違いました。
ほとんどの人は朝一から滑りに行って、お昼過ぎに戻って、シャワーなどの支度をして、夕方から働いてました。
ただ僕はがっつり稼ぎたかったので11時に出勤。
ランチを食べて仕事をして、15時くらいから休憩。
カフェ行ったり、一回帰ったりして、夕方からディナーの準備に取り掛かってました。
仕事のあとはどこかで一杯飲んでから帰ったりしてましたね。
ニセコはナイトライフも充実していて、バーや音楽が流れるクラブもいくつかありました。
常にどこかしらでDJが回してたり、パーティがあったり、吹雪でも賑わってる町です。
いきつけの店が出来ると、さらに町が楽しくなりますよ。
休みの日の過ごし方
僕は仕事の日は滅多に滑りに行かないので、休みの日に滑りに行きました。
そして、数多くあるカフェやバーに遊びに出かけたりしました。
あと温泉巡りや車を走らせて別のスキー場にチャレンジしたり・・
倶知安(くっちゃん)の室内のスケートボードパークに行ったり、小樽に行って海鮮を食べたり、夜札幌のクラブに行く強者だっていました 笑
連休があれば、函館で一泊したり、札幌の雪祭りに行ったりもできます。
中にはインドアのスタッフ達もいて、家でゲームしてたり、まったり過ごすという休日の過ごし方もあります。
必要な持ち物
吹雪の中で出勤することもたくさんあります。
なので冬にリゾートバイトに行く方は、防寒対策をしっかりする必要がありました。
- 上下のヒートテック2着
- 防水のジャケット
- ブーツ
- マスク
春になるとやや暖かくなり、実は半袖や短パンも活躍してきます。
雪はゴールデンウィークまで残るので観光客はまだまだいますが、ニセコに住んでる人達はスケボーや川下りや釣りやBBQしたりと春遊びをしはじめます。
面白い斜面が多いので、スケートボードやる人はボードを持っていくのをオススメします!
車をニセコまで持っていくことが出来れば、春は大活躍しますね、
仕事が終わればそのまま北海道を一周しに行くスタッフだっていましたよ。
ニセコのリゾバのメリット
毎日朝一に雪山が一番良いコンディションで滑れるがスノボ好きには一番のメリットですね。
ニセコのリフトのシーズンパスは、他の山と比べてとても高いので、リフト券が無料で使えるのも嬉しかったです。
あと外国人も多く働いてるので、外国の友達がたくさんできます。
日本の色んな地方にからスタッフが来るので、全国に友達が出来ちゃいます!
冬のシーズンは仕事も遊びも気の合った仲間と過ごす事が多いのでカップル誕生も珍しくない!
っていうより他のリゾートバイトより多いかもしれない ..笑
ニセコのリゾバのデメリット
まかない以外のご飯は自炊かコンビニか外食になりますが、ニセコには大きなスーパーはありません。
町中での買い物は数件あるコンビニがメインになっちゃいます。
冬の間は24時間やってるコンビニが仕事場と寮の間にあるので、仕事終わりにでも寄ることができました。
主な買い物はニセコの近く、車で15分くらいのところに倶知安(くっちゃん)っていう大きなスーパー数店ある街まで行きます。
社用車などは無いため、車を持ってる人と乗り合いして行ったり、バスで行ったりして、まとめ買いしなけらばならないのが不便でした。
あと、オーストラリア経営者の店が多いからなのか物価が高いです。
カフェやレストランは全部ツーリスト価格なので毎日のように外食は出来ないですね…
ニセコのカフェやバーでは、安くても1杯500円。
例えばバーガー屋でハンバーガーと飲み物で2000円くらい、僕たちの居酒屋での予算は1人5000円でした。
ちなみに倶知安まで行けばとても安く飲食できるので、外食はいつも倶知安でした。
僕の場合ですが、仕事がある時の生活費は食事は自炊なので、カフェ代で1日500円〜1000円程度。
休みの日でどっかに食事に出かけても2000円〜3000円くらいでした。
もちろんどこにも出かけないで寮で過ごすのが好きな人は出費は少ないですし、毎日飲み歩くのが好きな人は出費は多くなりがちです。
北海道(ニセコ)のリゾートバイトはこんな人におすすめ
実際に僕がニセコでリゾートバイトを経験して、こんな人にぜひおすすめしたいと思います。
•外国人の友達が欲しい人
•英語を話したい人
•日本全国の友達欲しい人
•寒いのが好きな人
•北海道行ったこと無い人
シーズンピーク時は忙しくてゲレンデも混んだりしましたが、ピークが過ぎると滑れる時間も増えます。
ゲレンデも人が少なくなるので最後まで楽しめました。
また、自分の職場とだけでは無く色んな人との繋がりができました。
今回は5か月にニセコで過ごしましたが、いつでもニセコに戻れるという環境ができました。
たくさんの仲間にも巡り合え「行ってよかった!」と心から思っています。
北海道(ニセコ)のリゾートバイトの探し方
リゾートバイトのサイトが何個かありますが、おススメ順に紹介していきます。
サイトによって掲載されている仕事が違ったり、同じ仕事でも時給が変わったりします。
なので、一番おすすめなのはここで紹介するサイトに全部に登録すること(無料です)
もしそれがメンドクサイ方は、時給業界NO.1をうたっている「リゾートバイト.com」だけでも登録しておきましょう。
おススメ順位
1位:リゾートバイト.com(時給業界NO.1)
何度も書きますが、スノーボード好きな人にとってニセコは天国みたいな場所です。
せっかくなら、高時給な職場を選び遊びながらしっかりお金も稼いできてくださいね!
以上、北海道ニセコでのリゾートバイト体験談を書いていきました。
この記事を読んでくださった方が、素敵な体験をすごせますように!
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