こんにちは、女忍者(@nappy_saya)です!
コルカタに行く前は、コルカタのことをめちゃくちゃ警戒してました。
いや、コルカタじゃなくインド自体を警戒してたな..
でも今回コルカタをゆっくり観光してみて、私はコルカタのことが好きになりました。
これからコルカタに行く予定がある方!
コルカタは「世界一汚い街」なんて噂されてますが、ぜんぜんそんなことはなく・・
思ったよりも良いところでしたよ!
参考までに私がコルカタで観光した場所を記録に残しておきますね。
インドなんて二度と行くか、ボケ!と思ってた
「インドには二度と行かない!」そう心に誓ったのは5年前。
23歳の時に、一人旅で初めてインドに訪れたとき私は心に決めました。
当時の私のmixi日記より引用
「知らない人に着いていっちゃ駄目よ」と念押しされたのに、今日だけで4回はついて行ってしまいました。
無視できなくて…めんどくさくなって信じてしまう…というこの性格。
今日だけは本気で自分のことをアホやと思いました。
しまいには誰を信用していいのか全くわからず、「早く日本に帰りたい!」と泣き出し困らせてしまいました。
しゃべる人しゃべる人みんなが嘘つくので、人間不振に陥ってました。
嘘をつかれて、騙されて・・
もう二度とインドには行かないはずだった。
でも、そんな私が新婚旅行先に選んだのはインド!
ちょうど今から3年前のことだった。
雨の降りすぎで、地面がえっらいことになってました。
そこら中にあった牛のフンも流されてるから相当汚いです。
え?こんなところに新婚旅行?
電車の線路に子供はブリブリのうんこしだすわ、ゴミはあふれてるわで、
『なんて汚い国なんだ!』と衝撃を受けました。
無事に新婚旅行から日本に帰ったものの、夫婦でお腹が痛くなり下痢・嘔吐がとまらない状態になるという御土産付き。
病院に駆け込んだところ、大腸菌ウイルスなんとかという診断をうけました。
人に感染する病気だったので、さらに会社を10日間ほど休む羽目になりました。
すったもんだありまして、私は誓ったはずだった。
インドなんて、二度と行かない。ボケ!
もう懲りてるはずなんです。
何度も騙されて、汚い思いをして、病気にかかって、もう戻ってこないと誓ったインド。
そう誓ったはずなのに・・
今回の旅で、3回目のインドにきました。
1人目を産んだお母さんが、痛すぎて『もう二度と産まない』と誓ったけどいつのまにかその痛みを忘れて2人目を産む。
そんな感覚なんでしょうか?
なぜに、私はインドにこんなに呼ばれるのでしょうか?
今回3回目のインドに行くのには理由がある。
3月中旬にある、インドのお祭り『ホーリー祭』に初めて参加するからだ。
ホーリー祭(Holi)とは、インドやネパールのヒンドゥー教の春祭り。
春の訪れを祝い、誰彼無く色粉を塗りしあったり色水を掛け合ったりしてお祝いします。
祭りが始まると友人知人はもとより、通りがかった見知らぬ人にまで顔や身体に色粉を塗りつけたり色水を掛け合ったりするクレイジーなお祭りです。
色粉を塗りあった後は「ハッピー・ホーリー」と言いながら抱き合うことも多いそう。
とってもハッピーなお祭りをイメージするけれど、実際は「観光客はホテルから外へ出るな」と言われるほど危険なお祭りらしい。
怖いけどワクワク!(´Д` )
実際にホーリー祭りに参加してきた時の記事は、こちらです。
インドは人によって、好き嫌いがはっきり別れる国です。
好きな人は本当に好きな国だし、合わない人は本当に嫌いな国。
私はというと・・
「インドなんて二度と行くか!ボケ!!・・・でもちょっと行きたいかも
こんな感じです。笑
非日常的なことが頻繁に起こる、インド。
私はその魅力に知らず知らずのうちにはまっていたのかも・・?
不思議なものです。
「毎回、毎回、もう二度と行くか!」と思うのに。
コルカタをゆっくり観光してみた
前置きが非常に長くなりましたね.. ごめんなさい。
そんな感情でインドのコルカタに飛行機でぶーんと飛んできました。
コルカタ観光で私が行ったところを紹介していきます。
モイダン公園
コルカタで、ホッと落ちつける場所と言えばここ。
気づきました。私は、どこに行っても公園が好きだということを。
ここコルカタにも、公園があります。
でっかいやつが。
南北3kmに渡って広がるモイダン公園。
とりあえず、インド人がサッカーするのを横目で見ながら、アイスを食べて寛いでみました。
↑よく見ると、ゴミに囲まれてますね・・
なんせ広いから、同じモイダン公園は公園でも
行く場所によって雰囲気が全然違う。
ココらへんはインド人でいっぱい。
綱渡りする少女を見学するインド人。
人だかりをつくるインド人。
・・かと思えば、ココらへんは人が少なめ。
そして、カップルばっかり。
イチャイチャするカップルも・・笑
ココで、インド人のキスを初めて目撃しました。
サダルストリートで、いつものように『ハッパいる?』って 日本語で話しかけてきたインド人。
そう断った。
その時に、分かり易いほどニヤニヤしながら『ロマンチック?ロマンチックしに行くんでしょ!』
って言ってきたけど、そういうことか。
この公園はきっと、インド人カップルがイチャイチャするところなのでしょう。
あの彼がニヤニヤしてた理由がわかった!(笑)
ヴィクトリア記念堂
モイダン公園内にあるヴィクトリア記念堂(Victoria Memorial)
アクセス:地下鉄Ravindra Sadan駅から、徒歩10分。
時間:10時~17時
休日:月曜・祝日
ヴィクトリア記念堂は、コルカタのタージマハルと言われています。
建物の中に入るには入場券が必要(150ルピー)だったので建物の中には入らずに公園だけに入れる入場券(4ルピー)をゲット。
広がるお花畑。
ゆっくりと流れる時間。
そう。私が欲していたのはこういう時間。
ゴチャゴチャ過ごす時間とゆっくり過ごす時間。バランスが取れると、心のバランスも保ちやすい。
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深夜特急を見てイメージしてたコルカタと、私が見たコルカタ。
大きな差がありました。
毎朝ヤギの首をちょん切って、神様に捧げる儀式をするカーリー女神寺院や、インド最大級の風俗街 ソナガチへ行ってないからでしょうか?
ちなみに、ソナガチはなかなか激しいところです・・!
マザーテレサのボランティアもそうだけど、なんか行く気分にならなかったので女忍者は行ってません!
もちろん、ゴチャゴチャした街の風景もありました。
生活臭あふれる風景。
作られた観光地よりも、断然こっちの方が好き。
そして、こんな西洋風の建物もあるコルカタ。
イギリスの植民地時代の面影でしょうか?
コルカタの街は、思ってたよりもずっと平和。
なかなか過ごしやすい街でした。
ゴチャゴチャした雰囲気も、バランスが取れてたら悪くない。
コルカタは人がフレンドリー
コルカタでは人の笑顔を見ることが多かった。
すっごくフレンドリー。
悪い一面がクローズアップされるのが、本当にもったいない!
子供に写真をプリントアウトしてあげたら、すごく喜んでもらえた。
満面の笑顔を見れて、こっちまで嬉しくなった。
「インドで、コルカタの街が一番好き。」そう話していたサンタナのゆりさん。
うん、今ならその気持ちも少しわかる気がする。
事前情報が悪すぎて、警戒しまくってたコルカタ。
イメージが最悪だったこけど、ちょっと良い面を見るとコロッと好きになったよ。
恋愛と一緒だね。
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