チリで盗難被害。バスの中で荷物丸ごと盗まれました。被害総額20万以上・・

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こんにちは、女忍者です。

チリのビーニャからカラマに向かうバスの中。

 

盗難にあいました。

それはそれは、一瞬の出来事でした。

 

後から調べてみると、このAntofagasta アントファガスタのバスで盗難に合う人はすごく多いみたいです。

どうかチリでバスに乗る旅人さんは気をつけてください!!

 

*

女忍者
あと、2時間でカラマに到着する。そしたら、念願のウユニ塩湖だ!

寝ぼけながら、ぼんやりと目を覚ましたバスの車内。

 

夕方18時30分にバスは出発。

翌日16時30分にはカラマに到着する予定だった。

この時は・・

 

チリのバスは、広くて快適。

お客さんも少なかったので、私とてれさは2つの席を一人で使った。

快適だったこともあり、バス移動中は終始、寝ていた。

 

カラマに着く手前、Antofagasta アントファガスタのバス停で、バスは停車した。

その間、別の場所に座っていたてれさは、私の横の席にリュックを置いてタバコ休憩のため車内を降りた。

 

てれさがどこかへ行った後、数分もしないうちに何人かの乗客がまた乗って来た。

 

黒いパーカーを来た、最後に乗って来たおじさん。

 

女忍者
あれ?バスのスタッフの人、交代したのかな?

 

私は寝ぼけまなこで、ぼんやりそのおじさんを見ていた。

近づいてきたおじさんは、何か言いながら(スペイン語わからない。)


私の横にあった、てれさのリュックを
上にある荷物置き場に乗せた。

チリ

 

席からは、荷物置き場の全体を見ることはできなかった。

ただ、荷物を降ろした時になる音と、バックの断片をちらっと確認した。

だから、完全に荷物は上にあるものだと思っていた。

 

その後ブランケットを前の席から持ってきてくれたおじさん。

 

女忍者
あ~、なぜかわからないけど、親切心から上にあげてくれたんだなぁ。

 

「グラシアス(ありがとう!)」と私は言い、おじさんはバスから降りて行った。

*

数分後、タバコを吸い終わったてれさが帰ってきた。

「俺のバックは?」

何やら、えらく取り乱している。

 

女忍者
え?上に置いてないの?

 

そう思い荷物置き場を探したけれど・・

上に、てれさのリュックはなかった。

 

あるのは、身に覚えのない誰かのリュックだけ。

 

私の斜め後ろに座っていたおじさんがそのリュックを指さし、なにやら必死に話しかけている。

そのリュックを開けてみると、空だった。

 

女忍者
・・やられた。

 

頭が真っ白になった。

中に入ってたのは、パスポートに、現金、カード、服、一眼カメラにカメラレンズ、パソコン、ハードディスクに、てれさが毎日書いていた日記。

パスポートがないので、このままカラマに向かってもどうしようもない。

 

その場ですぐにバスを降りた私たち。

日本大使館があるサンティアゴまで、また20時間ほどかけて バスで戻ってきました。

予期せぬ連続40時間の移動。車中泊2日・・

 

 

カメラやパソコンは、また買えばいいんですよ。

問題は、写真データが入ったハードディスクに日記・・

 

思い出は、プライスレス

そう、実感した日。

 

写真データはこまめに保存!

盗られた時のダメージが全然違います。

 

 

誰が悪いの?

そう、いつも足元に置いてるから私のリュックは無事だったのです。

幸か不幸か、盗られたのは、他人(てれさ)のバック。

 

てれさは私を責めます。

「俺の大切なバックを、何で他人に触らせるんだ!」と。

「そんな大切なバックなら、ポンと置いてかんといてよ!」

売り言葉に、買い言葉。

 

悪いのは、私なの?てれさなの?

悪いのは、犯人じゃないの?

 

「俺にも半分、責任があるけど、さやか(女忍者)にも責任あるやろ?」

責任なんか取りようがありません。

盗られたものは、返ってこないんだから。

 

全部失ってしまった、てれさ。

怒るのはもっともだ。

私も別の立場なら、てれさを責めてたのかな?

 

でも、いつも思う。

被害に遭った時、犯人じゃなく、犯人以外を責めるのはなぜなの?と。

レイプ(未遂)にあったとき、セクハラにあったとき・・

いつもいつも、責められるのは私だった。

 

そんな服着てるから・・

そんな時間に歩いてるから・・

そんな態度をとるから・・

 

 

女忍者

いや、悪いのは全部犯人じゃん!!

もう、犯人以外を責めるのは止めようよ。

 

そんな事を車内でぼんやり考えてたら、サンティアゴにいつのまにか着きました。

 

*

話はそれましたが、南米の中でも比較的安全と言われているチリで、私は盗難にあいました。

話を聞いたところ、チリでもバスの中で盗難が結構多いらしく先週はフランス人と中国人が盗難にあったよう。

旅人の皆様、どうぞお気をつけて。

 

今日は日曜日なので、大使館もお休み。

明日から、旅再開に向けて動きます。

 

女忍者
あぁ~、新月のウユニに間に合いそうにありません。。

 

 

 


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コメント

コメント一覧 (22件)

  • 周りの人への
    感謝の気持ちが伝わってこない
    あなたの文章からは
    いつだって

  • ありがとうさん
    そうですね・・
    ごめんなさい・・
    この記事は、完全に愚痴記事ですw

  • 確かに責められたアナタもつらいだろうけど、
    これを読んだ旦那さんはもっと落ちるでしょうね(^^;)
    でも、そういう心の機微を感じられない鈍感さ、物事を複雑にもっていく不器用さがアナタの魅力でしょうか、、っとフォローします

  • 私は、お気持ちわかります。それに、自分のブログですもの、自分の感じたことを書いたらいいと思います。コメントしてる人だって、思ったことをコメントしてるんだから。
    もし、自分自身のものが自分の不注意で盗られたら、落ち込むでしょうが、”たかが、お金で解決できること”と、最後は思うようにしています。本当にしんどいのは、お金では解決できないこと。
    ただ、自分のものを盗られたのではないので、複雑な気持ちになりますね。

  • こんにちわ。私の友人も先々週、カラマで荷物まるごと盗られました。カラマはチリで一番治安が悪いといいますが、本当にその通りですね。
    私は通過しただけですが、平和で安全そうな町にしか見えませんでした。要注意ですね。

  • まーくんさん
    ありがとうございます!
    お互い保険入ってます!(*ノωノ)

  • 通りすがりさん
    ありがとうございます!本当に。
    何も怪我しなくてよかったです!!

  • マツコさん
    うーん。それをわかったうえで書いてるので単に性格が悪いのでしょうw
    物事を複雑に持っていくのも得意ですw
    フォローありがとうございます!( ;∀;)

  • ikukoさん
    ありがとうございます。
    そうですね、私がこのブログで気持ちを吐き出しスッキリしていますww
    誰にも吐き出せないことを、かけるのでこの存在に大変助けられてます。
    たかがお金、されど、お金。
    無傷で本当に良かったと今となっては思います(ああ、でもお金は欲しい。笑)
    いっそ、自分の荷物を盗られた方が・・
    と思いましたが、それはそれで落ち込みそうですね・・w

  • 木村夫婦さん
    あぁー!そうなんですね( ;∀;)
    ご友人さんも災難でしたね。。
    やっぱり、盗難多いんですね。
    チリのイメージが「安全そう」だったのと、バスの中も
    すごく守られてる感もあって(真昼間だったし)油断してしまいました:-<

  • 思ったよりアンチコメントが多くて、びっくりしました!
    少なくとも、今回は結構中立的な記事だと思いましたよ〜。
    まぁ、人気者にはアンチも多いのが世の常ですね( ´ ▽ ` )ノ

  • いつも拝見しています。
    中米の、世界で一番殺人率が高いという都市に4年間滞在していました。もう体験として分かっているかと思いますが、道中本当にお気をつけ下さい。
    会う人、悪い意思があると疑ってかかる方がいいかもしれません。
    道を歩くのは最小限にして、背後を常にご注意下さい。
    現金を持ち歩くのは怖いですし、おすすめしませんが、20ドル札くらいは持っていた方がよいかもしれません。といのも、以前強盗が被害者を現金を持っていない事に腹を立てて、銃で撃ったことがあったからです。
    強盗にあい、銃を突きつけられた時はポケットに手を入れないで、財布の場所を指で差して下さいね。
    バスでの移動はスリの被害の他にも、安全走行の面でも心配です。
    安いバスだと、あり得ないスピードで追い越しをしている車も見かけます。
    中南米では、安全はお金で買うものなので、本当に注意してお過ごし下さい。安いバスと高いバスだと金額にかなり差がありますが、私はいつも無理しても高いバスに乗っていました。
    もう、充分分かってるかと思いますが中南米を強盗被害で嫌いになって欲しくないと思いコメントしました。
    素晴らしい絶景もあり、ほとんどの人は優しく親切です。
    どうか安全に旅行が出来ますこと、願っています。

  • たけむーさん
    コメントありがとうございます!
    私もびっくりしましたw
    思ってないこと書くよりは、いいかなぁ~と。( ;∀;)

  • Sofiaさん
    ご丁寧に、アドバイスいただきありがとうございます!
    世界で一番殺人率が高い!怖そうですね( ゚Д゚)
    チリの(特にパタゴニア)が平和で、すっかり気がゆるんでました。
    気を引き締めなきゃ!
    強盗はあったら、お金渡さないと命が危ないですもんね( ;∀;)
    少額持つようにします!ありがとうございます。
    中南米、絶景が多すぎて辛いです。。
    期限が決まってるので、全部行けないのがすっごくもどかしいです。
    仰る通り、人も親切で陽気で私は好きです!(*´▽`*)
    盗られたとこにもっかい行くのですが、今度は盗られないよう
    警戒度MAXで行きます!
    ありがとうございます!

  • 自分の荷物は自分で管理するべきだとは思いますが、治安の悪い国で二人で旅行をするなら旦那さんの荷物もしっかり見ていてあげるべきだったのではないでしょうか。
    これまでのあなたの考え方を見ていると奥さんとしてどうかと思います。
    そういう女性にわざわざ海外にプロポーズしに行った相手なのでそれで良いのでしょうが。
    でも、いつも批判をされるのは自分など、何か論点が違いますよね。
    旦那さんの荷物は盗まれたけだ自分のはぶじだったからよかったー
    って日記ですね
    としか

  • なんかさん
    そう受けとられたのなら、そう受け取っていただいて結構ですよー。
    なんかさんが思われる素敵な奥さんって、どういう人のことを言うんですかね?
    私の正反対の人ですかね。w

  • 女忍者さんこんにちは。いつも楽しく読ませていただいてます。荷物…ほんとに一瞬なんですね…読んでいてどうやって盗んだのか、ほんとにわからないです(゚o゚;;ずっと旅して記録していたてれささんの気持ちを考えるとこちらも悔しいです。でも命があって良かったと私は思いました。荷物が戻って来るよう祈ってます。気をつけて旅して下さいね。

  • ズッキーニ先輩
    こんにちは、ありがとうございます:->
    ほんとに一瞬のうちに、空のリュックとすり替えられてしまってました!
    本当に今になって、無傷ですんで良かったと思います。
    なにより、今回の旅は無事に帰国することなんで( ;∀;)
    ありがとうございます、注意しますね!

  • 突然のコメントすみません。
    たまたま開いて記事を読んでびっくりしました!私も1年半ほど前に全く同じ場所で同じような被害に遭いました!
    見るからに、同じ人ではないかと思うぐらい格好も手口も似ています!
    まだ旅は続けられていますか?なかなか忘れることはできないと思いますが、せっかくの旅ですので悔いのないように最後まで楽しんでください!

  • 通りすがりの元旅人さん
    コメントありがとうございます!!( ゚Д゚)
    わぁお!お互い災難でしたね・・
    同じ人だったとしたら、そんなに前からそんな犯行が行われてたのですね。。
    私は寝起きだったこともあり、完全に油断してましたww
    お心遣いありがとうございます!
    お蔭様で南米のことは嫌いにならずに、まだまだ旅を続ける予定です(*´▽`*)!!
    悔いの残らないように楽しみたいです。

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