冬に訪れたフィンランド、トゥルクの旅行記
再開します。
今日は、トゥルク観光編。
↓↓前回までの記事。【移動】ヘルシンキからトゥルクへの行き方 & アイスホッケー
フィンランドの古都トゥルク。
1812年に首都がヘルシンキに遷都するまで、600年もの間
首都として歴史を積み重ねた街です。日本で言うと、京都みたいな感じでしょうか?
ヘルシンキにはない、歴史的な建物があります。
街の中心を流れるアウラ川。
このアラウ川沿いに、お洒落なレストランやカフェが 沢山あり
のどかな川を見ながら食事を楽しむことができます。
私が1月に訪れたとき、アウラ川は氷結していて 白く色付いてました。
派手さはないけど、お洒落でシックな街。
のんびりとした、贅沢な時間を過ごしたい人にお勧めです。トゥルクへの旅行は、あまり聞いたことがありませんが、
ムーミンワールドに行く途中、是非ここにも立ち寄って欲しいです。
私たちは、本当に素晴らしい時間を過ごすことができたので
素通りは、もったいない!
(特に食べ歩きカード★がお勧め。)
街のランドマーク的存在のトゥルク大聖堂。
聖母マリアとフィンランドの最初の司教であるセント・ヘンリーに捧げられた教会は
1300年に奉献されました。
博物館には、聖人の彫刻やカトリック中世の教会銀器が展示されています。
Turun linna(トゥルン・リンナ)
Pyhän Henrikin ekumeeninen taidekappeli
(プュハン・ヘンリキン・エクメーニネン・タイデカッペリ )
住所:Seiskarinkatu 35
電話 +358 2 265 7777
など、トゥルクで観光したい場所は沢山ありました。
*
トゥルク二日目の日。
普段の私だったらあまり行かないところに、連れてってもらったので
その様子をレポートします。
とても、興味深いツアーでした。Tom of Finland tour
まずは、トム・オブ・フィンランドさんの
ゆかりのある場所を巡るツアー。
①Waino aaltonen museumTurku City Art Museum
住所 Itäinen Rantakatu 38
電話 +358 2 262 0850
Waino aaltonen museum で開催されていた
トム・オブ・フィンランド展に行きました。
トム・オブ・フィンランドさんとは?
本名は、Touko Laaksonen(1920-1991)
国際的に高く評価されている
フィンランドアーティストの一人。
彼の伝説的な同性愛者の作品は、
世界中の男性同性愛者の、象徴的な固定観念となりました。
ん?どういうことだ?
稚拙な私の英語訳じゃわからなかったので、
ウィキペディアさんにお世話になりました。
作品においては、
筋骨隆々とした逞しいゲイの姿を描いた。
従前のゲイはひ弱で軟弱に描かれることが多かったが、
トム・オブ・フィンランドの作品は
逞しくてレザーを身に纏ってましたね。
トム・オブ・フィンランド自身もゲイで、作品は彼の友人を モデルにしたみたいですが
すごいモノをお持ちですね..
(写真、よく見たらすっごく過激です。)
②昔、住んでいた家
トム・オブ・フィンランドさんは、ここトゥルクのカーリナ出身。
トゥルクのデザイン賞を受賞したこともある
デザイナーカップルSaana and Oliverさん。
この家をリノベーションして、今は二人で住まれてます。
北欧雑貨がとても素敵。
憧れますね、こんな家。
どこを切り取っても、お洒落な空間に住む
彼らの日常は、instagramから覗くことができます。
住所 Pansiontie 48-52, halli 5255,20240 Turku
電話 +358 40 6703443
2017年にリリースされるトム・オブ・フィンランドの映画。
トム・オブ・フィンランドが身につける、レザー製の衣装を担当したのがこちらの工房。
これまでにも数多くの映画や劇場の衣装をデザイン・製造してきた、有名な工房です。
皆でレザーのアクセサリーを作りました。
それにしても、トム・オブ・フィンランドの作品はかなり刺激的で
18歳未満は、禁止と言う感じでした。
これを推してくるフィンランド。
次回から、トゥルクからさらにフェリーに乗ってたどり着いた、群島について
書きたいと思います。お楽しみに。
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