【前正覚山】ブッダが苦行してた山へ行き、帰りは何故か警察に行く・・

こんにちは、女忍者です。

ブッダガヤには有名な観光名所がる。

前正覚山とスジャータ村とトトロの木。

何回も何回も、色んなインド人に「ツアー組んで行かない？」と言われてきた。

 

でも泊まっていたバングラデシュ寺のお坊さんに、「連れてってあげるよ！」と言われたので、行くことにした。

はい。無料という言葉に弱いです..

 

ブッダが苦行した山

お坊さんの車に乗って、レッツゴー。

バングラデシュ寺で偶然出会った日本人のともよさん、小坊主くんも一緒です。

山の名前は前正覚山。

山までは、バングラデシュ寺から車で約50分でした。

 

菩提樹の下で悟りを開く前、ブッダはここで6年にも渡って厳しい苦行をしていたそう。

登るはこの山。

うーん。山に登るまで結構しんどい・・

若い小坊主くんは、さすがに余裕。

一人でスタスタ歩いて行きました。

少し登ったとこから見た眺め。

中々いい景色です。

さてさて、ブッダが断食の苦行をしていたのはこの洞窟の中です。

見てわかる通り、入口狭い！

女性でも屈まないと入れかったです。

そして、中も狭い。6人ぐらいで定員いっぱい。暑いし、暗いし、ジメジメ。

私がこんなところに6年もいたら、気が狂いそう。

断食のため、ガリガリに痩せているブッダの像。

小坊主くん、かわいいでしょ。

マハーボディーテンプルも良かったけど、この洞窟もすっごく良かった。

この山を下った後は、スジャータ村へ寄ってもらう予定でした。

でも坂を下っていると、ちょっとした事件が起きたことで行くことができませんでした。

 

お坊さんが怒った事件

その事件というのは・・

インドの青年５人ぐらいいた内の１人が、喧嘩を吹っかけてきたことがキッカケです。

 

インドの青年が、私たちにむかってすごく嫌な言葉を発してきたらしいです。

言葉がわからないので、私は何を言われたのか全く理解できませんでした。

それに対して、すごく怒るお坊さん。

必死で止める周りのインド人。

お坊さんは、携帯で悪口を言ってきたインド人の写メを撮って、「警察に行く。覚えておけ！」的なことを言ってました。

 

帰りの車内は一気に暗い雰囲気に・・

「スジャータ村行こうよ！ねえ？」　なんて、空気の読める私が言いだせる訳もなく、インドの警察になぜか一緒についていきました。

 

「観光客の立場から、嫌なことを言われたと証言して欲しい。」お坊さんにそう言われました。

 

みんなで警察に到着。

事情を説明し、撮ったインド人の顔写真を警察にメールして、報告書をお坊さんは自分で書いてました。

幸い、何も私は聞かれませんでした。

 

「他の人が自分と同じ思いをして欲しくない。ああいうやつらを許せない。」

神聖なる山で、言われたから余計に許せなかったのでしょう。

 

私がビックリしたことは、2つ。

• お坊さんでも怒るんだ..！ってこと
• 悪口言われただけで警察動くんだ..！ってこと

 

カースト制度で僧侶はすごく上の身分にあります。

言ってきたのがお坊さんだから警察は動いたのかな？

それとも、ハイハイ聞いといて、実際は捜査しないとか？

 

ただの悪口で警察が介入してたら、警察がいくらいても足りないよね..！

謎です。

 

ブッダが怒ってるイメージがなかったから、お坊さんが怒ることにビックリしました。

オーガニックファームで、タイの元僧侶ピーナンに教えてもらった。

「良くない感情を心の中から取り除いていつもハッピーな状態でいなさい！」って。

 

人間だもの。
色んな考え方があるもんね。

警察に行ってたら、時間はもう夕暮れに。

今日の観光はもうお終い。

スジャータ村には行けなかったけど、思わぬ体験ができました。

これはこれで良かったのかな？