こんにちは、女忍者(@nappy_saya)です。
2017年1月、フィンランドに1週間ほど旅行しました。
そこには、びっくりするほど日本人の観光客がたくさんいました。
「なぜ、フィンランドはこんなにも日本人に愛されるのか?」
そのときは疑問に思いました。
でも、実際にフィンランドに行って、私は思いました。

いや、旅行しないともったいない!
オーロラにマリメッコに、本物のサンタさんに、かもめ食堂..
フィンランドには日本人が大好きなものがたくさんあります。
今日は存分にフィンランドに旅行すべき理由を紹介していきたい思います。
それでは、どうぞ!
フィンランドは、日本から一番近いヨーロッパ。
まず、フィンランドがどこにあるか知っていますか?
地図を見てもらえばわかりますが、ヨーロッパの北側にあります。(北欧)
何となく遠い国というイメージがありますが、実はフィンランドは日本から一番近いヨーロッパ!
フィンエアーの直行便を使えば、片道約9時間で行くことができるのです。
フィンランドの玄関口である「ヘルシンキ・ヴァンター空港」は北欧有数のハブ空港で、多くの航空会社の便が乗り入れしています。
航空券を上手く買って、フィンランドに途中降機(ストップオーバ)すれば1回の旅行でもう1カ国行けるという、お得な旅行ができます。
フィンエアー限定のマリメッコも貰えて、快適だったフィンエアーのビジネスクラスの搭乗記は、こちらから。
日本人が大好きなマリメッコ。本社の社員食堂に潜入できる。
マリメッコ アウトレットMarimekko outlet
住所:Kirvesmiehenkatu 7, 00880 Helsinki, Finland (地図)
<行き方>ヘルシンキ中央駅のRautatientoriから最寄駅のHerttoniemiまでメトロで10分。
Herttoniemi 駅から、徒歩10分でマリメッコ本社に辿り着きます。
営業時間:月~金 10:00~18:00 土 10:00~16:00
TEL:+358 9 758 7646
HP:http://www.marimekko.com/
日本人が大好きなマリメッコは、フィンランド発祥のブランドです。
ヘルシンキ郊外にはマリメッコの本社があって、本社の中にはアウトレットも併設されています。
ショップは、まさにマリメッコ尽くしで、マリメッコ好きにはたまらない空間でした。
インテリア雑貨に、食器、洋服まで何でも揃ってました。
価格は、日本で買うのより3割~5割引きのお値段で買うことができます。
特に布が安いので、布コーナーにはたくさんの人がいました。

私が行ったときは、I PadとI Pad mini2のマリメッコカバーが激安セール中で、何と1個2ユーロ(230円)ぐらいで買うことができました。
そして、ここにはマリメッコの社員が利用する社員食堂「Maritori マリトリ」があります。
2012年8月に一般客にも開放されたので、旅行者でも気軽に利用できるのです。
<社員食堂>
営業時間:月〜金:10:30~13:00(ランチ)
13:00~15:00(軽食)
HP:http://maritori.juuri.fi/en/
社員食堂とは思えないほどお洒落な空間で、食器やカップ、お盆、テーブルカバー、クッションなどが全部マリメッコでした。
その日の朝に朝食ブッフェを食べ過ぎてしまったいチャレンジできなかったのですが、日替わりのランチビュッフェが11ユーロでいただけます。
ちなみにマリメッコ社員の方は、女性の方が多めでした。
イッタラ・アラビア製品が格安で買える。
アラビア ファクトリー Arabia Factory
住所:Hämeentie 135, 00561 Helsinki (地図)
<アクセス>トラム6,8番「Arabian katu」下車すぐ
営業時間:月~金10:00~20:00(博物館:火~金曜12:00~18:00)
土・日曜10:00~16:00
TEL:+358 2 0439 3507
HP:http://www.arabia.fi/en
マリメッコと同様に、フィンランドを代表するブランドであるアラビアやイッタラ。
アラビア ファクトリー内にあるアウトレットセンターでは、アラビアやイッタラの食器種が3割引き~5割引と、安い値段で買うことができます。
例えばこちらが、セールになってたイッタラの食器の価格表です。赤文字の価格が割引後、下は割引前の価格です。
22cmの白色のシンプルなお皿が、5ユーロとすごくお安くて思わず購入してしまいました。
ただ、全てが割引商品なわけではなく正規価格での商品も置かれてるので、値段を確かめてからお買い求めください。
アウトレットショップだけではなく、アラビアファクトリー内には公共の図書館や、カフェもありました。さすが、フィンランド。
図書館でさえも、こんなに素敵な空間です。
9Fには、デザインラボ、デザインミュージアムアラビアがありました。
ここでは、度々ワークッショップも開催されてうます。
参加したい方は、是非こちらのHPから申し込んでみてください。
映画「かもめ食堂」に登場した店に実際に行ける。
ラヴィントラ かもめ Ravintola KAMOME
住所:Pursimiehenkatu 12, 00150 Helsinki (地図)
<アクセス>トラム3「Viiskulma」下車徒歩2分
または 14、17、18番バス「Merimiehenkatu」下車徒歩2分
営業時間: 月~金曜11:00~14:30(ラストオーダー14:00)、17:00~22:00(ラストオーダー21:00、金曜は~22:30でラストオーダー21:30)、土曜17:00~22:30(ラストオーダー21:30)
TEL:+358 9 657 422
HP:http://kamome.fi
2006年3月公開の日本映画かもめ食堂は、ご存知でしょうか?
小林聡美さん・片桐はいりさん・もたいまさこさんが主演で、異国フィンランドの地でたくましく生活する日本人女性を描いています。
映画の中で小林聡美さんが演じるサチエは、フィンランドの首都ヘルシンキにて、「かもめ食堂」という日本食の食堂を営んでいるのですが
これは、実際に存在する現地の食堂・カハヴィラ スオミ(Kahvila SUOMI)を「かもめ食堂」として使用しています。
「ラヴィントラ」は、フィンランド語で「レストラン」という意味だそうです。
現在はオーナーが日本人に変わり、名前もラヴィントラ・カモメとリニューアルされてます。
実際に足を運んでみると、映画に登場した店内と微妙に雰囲気が違いました。
映画よりも更にお洒落な雰囲気で、居心地のいい空間でした。
実際に、料理を頼んでみました。お店一番のお勧めは、”おいしいフィンランドBOX” 35ユーロ。
9品のフィンランド料理を、それぞれ美しい小皿料理にいれて木箱に詰めて出してくれます。
2017年1月に訪れた際の9品のメニューはこちら。
- ニシンとビーツのマリネサラダ/林檎、西洋わさび添え
- かもめ特性ポテトサラダ/セロリ、ピクルス、マスタードシード入り
- ホームメイドグレイヴドサーモン”かもめレシピ” /マスタードハニーソース添え
- ムイックのライ麦粉焼き タルタルソース
- ブリニ/トラウトの魚卵とサワークリーム添え
- ソンヤのミートボール コメモモ添え
- マッシュポテト 高級菜種オイル
- トナカイ肉のソテー
- かもめシナモンロール
フィンランド名物のニシンに、トナカイ肉と盛りだくさんの内容です。
私たちが、実際に頼んだメニューはこちら。日替わりランチメニュー15ユーロ。
この日の日替わりメニューは、大好きなサーモン。
他にスープにパン、デザートまでついてボリューム満点でした。
そして、映画にも登場したコーヒーは、0.3リットルで4.5ユーロ。
コーヒーを美味しくするおまじないとして度々でてきた「コピ・ルアック」
サチエさんが挽きたての豆に、「コピ・ルアック」と唱えてからお湯を注ぐシーンは、かもめ食堂ファンなら忘れられないシーンですよね?
かもめシナモンロール 6ユーロ
映画の中で、かもめ食堂のいちおしメニューはおにぎりでしたが、最初に街の人たちに気に入ってもらえたのが、このシナモンロールでした。
お皿になったシナモンロールの小ささに少し驚きましたが、かもめ食堂ファンならこの「ラヴィントラ かもめ」はフィンランドで外せない場所。
私たちが訪れた際にも、たくさんのの日本人観光客で賑わっていました。
日本語も通じるし、日本語メニューも置いてあるので、安心です。
まだ映画「かもめ食堂」を見てない人は、是非見てみてください。
きっと、フィンランドという国を好きになるはずです。
日本人好みの美食がある。
フィンランド料理は、日本人の口に合うと思います。特に魚料理がとても美味しかったです。
フィンランドの食材と言えばサーモン。私がフィンランド旅行で一番気に入ったのがフィンランドのサーモンスープ ロヒケイット(Lohikeitto)です。
サーモンの他にジャガイモ、ニンジン、ネギ、たっぷりのバターにミルクを入れて煮込んだスープ。
濃厚なスープに、新鮮なサーモンがマッチしていて、世界一周中に食べたものの中で上位にランクインするぐらい美味しかったです。
また、フィンランドでは狩猟の長い伝統があったので、鹿やトナカイ、ウサギなどの肉が食べられてきました。
今回の旅行では初めてトナカイの肉をいただくことができました。
そんなフィンランドの中でも、特にグルメの街として知られるのがトゥルクという古都。
トゥルクで食べた料理は全て美味しかったので、是非訪れてみてくださいね。
ヘルシンキからトゥルクへは、バスで1時間30分で行けます。
憧れのオーロラが見れる。
日本人憧れのオーロラも、フィンランドで見ることができます。
残念ながら、首都のヘルシンキでは見ることができません。フィンランドの北部で見ることができます。
有名なのは、ロヴァニエミとサーリセルカ。
残念なことに、オーロラはいつでも見れるわけではありません。
オーロラを観測するのに適しているシーズンは、日照時間が比較的短い11月~3月と言われています。
でも、11月や12月は天候の良くない日も多いため、2月~3月くらいがベストシーズンといわれています。
私がフィンランドに行ったのは1月で、今回はオーロラ観測できる街には残念ながら行きませんでした。
でも同じ飛行機に乗った日本人観光客は、嬉しそうにロヴァニエミで撮ったオーロラの写真を見せてくれました。
本物のサンタさんに会える唯一の国。
サンタクロース村 Santa Claus Village
住所:96930 Rovaniemi
<行き方>
●首都ヘルシンキからロヴァニエミ市まで。ヘルシンキから国内線で約1時間30分。
または、列車で10~12時間半。※特別寝台車のサンタクロースエクスプレス号もあり。
● ロヴァニエミ市からサンタクロース村まで。ロヴァニエミ市から路線バスかタクシーを利用。(所要時間は約15~30分)HP:http://santaclausvillage.jp/
上記にオーロラが見れる場所として紹介したロヴァニエミにサンタクロース村があるのはご存知でしょうか?
本物のサンタクロースに一年中会える夢の場所として、観光客にも大人気の場所です。
過去に世界一周されていたMASATOさんが、サンタクロースに実際に会いに行って4つの質問をされてました。
- サンタさんの髭は本物か?
- サンタさんの年齢はいくつか?
- 本のみんながサンタさんからプレゼントをもらうには、どうしたらいいですか?
- サンタさんみたいにたくさんの人に夢や希望を与えて、人を幸せにするには、どうしたらいいですか?
答えが知りたい方は、是非MASATOさんの動画をみてくださいね。
サンタさん、日本語ペラペラすぎて、びっくりしました。笑
ムーミンにも会える。
ムーミン ワールド Moomin World
住所:Kailo,21100 Naantali
<行き方>suomi-isshoisshoiさんの記事をチェック→ムーミンワールドへ誰でも簡単に行く方法!
TEL: +358 (0)2 511 1111
チケット料金:1日チケット 28ユーロ(2歳以下は無料)
ヘルシンキから、バスか列車で2時間~2時間半で行けるナーンタリという街に、ムーミンのテーマパーク、ムーミンワールドがあります。
実際にムーミン達に会うことができるムーミンワールドですが、中には、ムーミンワールド限定のグッズも多くあるそう。
本当の郵便局もあり、そこではムーミン達が描かれた切手を買うことができます。
そして、そこで投函した郵便物には、なんとムーミンの消印が押されるそうです。ムーミン好きにはたまらない場所ですね!
ただ、ムーミンにはサンタさんみたいにいつでも会えるわけでは会えません。
冬の間は、ムーミンは冬眠しちゃいます。
詳しくは、HPをチェックしてくださいね。
至る所にサウナがある。
フィンランドの人口は、約540万人なのに対し、サウナの数は約200万軒にも上ります。
フィンランド航空のラウンジにも、サウナがありました。
フィンランド人は、サウナをリラクゼーションだけでなく社交の場としても活用します。
温泉大好きな日本人と同じ感覚で、フィンランド人は、サウナが大好きです。
また面白い体験として、サウナに入った後に冷たい湖に入るという体験をしてきました。
真冬のフィンランドでなぜこんなことをしたかというと・・
サウナの合間に湖に浸かったり雪の中に転がったりすると、血行を促進すると言われているからです。
もちろん、すごく寒いので一瞬だけしか湖に入りませんでしたが、血行が促進されたのかお肌はツルツルになりました。
日本よりも治安が良い。
フィンランドは世界で、最も安全な場所です。
フィンランドに来る前は、スペイン、そして南米の国にいたのでスリに気を使いながら歩いていたのですが、ここでは女性一人でも安心して街を歩くことができました。
リーダーズダイジェスト誌が世界で行った実験によれば、ヘルシンキで実験的に置き忘れた財布12個のうち、11個が戻って来たそうです。
失くしたお財布や携帯電話が持ち主に戻ってくる国は数えるぐらいしかないのではないでしょうか?(びっくりした事に、イランでも戻ってきたことがありますが。)
森と湖の国なので、自然がいっぱい。
私がフィンランドに到着する際に、飛行機から見た景色です。おとぎ話のような素晴らしい景色ではないでしょうか?
「森と湖の国」と呼ばれるフィンランドの国土は日本とほぼ同じですが、人口は、約518万人です。(北海道の人口は約570万人)
自然が多く、人口密度が低い国。日々の満員列車でぎゅうぎゅう詰めになりながら頑張っているあなたにこそ、是非フィンランドの自然に癒しを求めに旅行して欲しいです。
ヘルシンキよりも、さらに自然がいっぱいあったトゥルクの群島で、私はたくさんの癒しをもらうことができました。
(そのときの記事→ トゥルクの群島を観光。訪れるべきオススメ9選!)
アートとデザインが素敵!
上記に挙げた、マリメッコに、イッタラやアラビア・・日本人にも大人気のブランドを産み出したフィンランド。
そして、フィンランドのお洒落なインテリアも日本人には大人気です。
また、この旅行で初めて知ったのがこの方。
国際的に高く評価されているフィンランドアーティストのトム・オブ・フィンランドさん。
映画やミュージカルや、切手にもなるほど、人気です。
フィンランド人と日本人は、性格が似ている。
「フィンランド人は、日本人に性格が似ている。」と、フィンランド人と付き合っている方に話を聞きました。
確かに、今まで旅行で接してきたラテン系の人たちと違って、どちらかというと無口で穏やか。
自己主張もあまり激しくなかったです。
観光客に対して、フィンランド人は自分から話しかけることはありませんが、道などをこちらから尋ねるととても親切に答えてくださりました。

性格が似ているのが原因かはわかりませんが、親日な人もとても多かったです。
ちなみにフィンランドではfazer社のGEISYAという名前のチョコレートが大人気で、至るところで売られていました。
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このチョコの名前とデザインは、ペーターさん自身が1964年に東京オリンピックに参加してセーリングをすることからインスピレーションを得たそうです。
味は、普通に美味しいミルクチョコレート!
フィンランドに行ったら是非試してみてくださいね。
誰でも英語を話す。
日本人と性格が似ていると書きましたが、違う点は誰もが英語を話すことです。
街行く人に英語で話しかけると、英語で返答が返ってくることでしょう。なので、英語を話せない人が多い国に行くよりも、とても旅行しやすい国です。
ちなみに、一部の地域では英語だけでなくスウェーデン語を話している人もおり、フィンランド語とスウェーデン語の2語が公用語となっています。
フィンランド人は、イケメンが多い。
青い目、金髪。背が高い。日本人が大好きな要素を持っているフィンランド人は、ハンサムな人が多いです。
イケメン率が高いので、街を歩いているだけでも女性は楽しい!

まとめ
いかがでしたでしょうか?
あなたもフィンランドに行きたくなりましたか?
全ての日本人がフィンランドを旅行すべき15の理由。
1. フィンランドは、日本から一番近いヨーロッパ。
2. 日本人が大好きなマリメッコ。本社の社員食堂に潜入できる。
3. イッタラ・アラビア製品が格安で買える。
4. 映画「かもめ食堂」に登場した店に実際に行ける。
5. 日本人好みの美食がある。
6. 憧れのオーロラが見れる。
7. 本物のサンタさんに会える。
8. ムーミンにも会える。
9. 至る所にサウナがある。
10.日本よりも治安が良い。
11.森と湖の国なので、自然がいっぱい。
12.アートとデザインが素敵。
13.フィンランド人と日本人は、性格が似ている。
14.誰でも英語を話す。
15.フィンランド人はイケメンが多い。
次の旅行は、フィンランドに決まりですね!
私も、あと一回はフィンランドに訪れる予定です。