こんにちは。
約70カ国の世界一周を終えて、日本に帰ってきた女忍者(@nappy_saya)です。
今後どういう職種につくか迷っていましたが、決めました。
Webデザイナーになることを!(パチパチ)
Webデザイナーになることを決めた私は職業訓練に3ヶ月通いました。
職業訓練が終わったあとは、就職活動を開始!
そして1ヶ月の就職活動を経て、無事にWeb製作会社のWebデザイナーとして就職できました。
31歳の未経験でWebデザイナーとして就職できるか、とても不安だったのですっごくうれしいです!
そこで、Webデザイナーになりたいけど就職できるか不安な方に向けて・・
「職業訓練に通ったあと、私がどうやって転職活動してきたか」詳細を書いていきます。
- 未経験だけど、Webデザイナーとして転職したい人
- Webデザイナーとして就職するために、何からすればいいかわからない人
- Webデザイナーを目指して就職活動しているけど、中々うまくいかない人
- 職業訓練を受けたあと、Webデザイナーとして就職したい人
こんな方が参考になる記事を書いていきます。
※この記事は、未経験の方に向けた記事になります。
30代のWebデザイナー(経験者)の方で転職を考えている方は
Webデザイナーの先輩がこの転職エージェントを使って転職成功してたので。
未経験でWebデザイナーの転職活動をしてわかったこと
未経験だけど、Webデザイナーになりたい!
手に職をつけて、将来子どもができたとしても働ける職業がいい。
何もスキルを持っていなかった私は、そう考えてWebデザイナーを目指しました。
何からやればいいかわからなかったので、フリーランスでWeb系の仕事をしている知人にアドバイスをしてみました。
その方が、無料で通える職業訓練校(Webクリエイター科)をお勧めしてくださり通うことにしました。
そして、職業訓練が終わりかけの頃に、就職活動を始めたのです。
すると、どうでしょう。
就職活動をするまで知らなかったことがたくさんあり、中々苦労することになるのです。
年齢は多少は関係あるよ
今まで「年齢なんてただの数字でしょ?」って思って生きてきました。
でも、未経験がWebデザイナーを目指すのに年齢はやっぱり関係あります。
海外(特にヨーロッパ)に行くと
年齢を気にしせず色んなこと挑戦してる人によく出会う。 30代で大学に行き新しいことを勉強することも特別ではなく普通の感覚。年齢はただの数字という考えをもってる彼らから「歳なんて関係ないよ」と言われることは心地よかったけど、妊娠だけは歳関係あるからまじ嫌— さや@女忍者🟣 (@nappy_saya) January 16, 2020
未経験は30歳以下、なんて明記してるとこもあれば、年齢が問題で書類審査で落ちるところもあります。
実際に面接で、「あなたの年齢で未経験でWebデザイナーになるのはうちの会社では厳しい。」と、はっきり言われたこともあります。
IT会社にもよりますが、「平均年齢20代!」「30代が活躍!」なんてところも多いです。
私も、面接していただいた時に、Webデザイナーのマネージャーが20代後半なんてこともあって驚きました。
「未経験可」と書かれてあっても中々受からない
求人を見ていると、「Webデザイナー未経験でもOK。知識がなくても基本から丁寧に教え
なんて書かれている求人もあります。
職業訓練に通う前に、そんな求人をWebサイトやハローワークの求人表で何個か発見してた私。
勝手にこう思ってました。
ただ、「未経験可」と書かれている求人でも、未経験者は中々受かりません。
ガーン!
それはなぜでしょう?「未経験可」と書かれている求人にも、経験者は多数応募してくるからです。
「まったくの未経験(実務経験なし)よりも、少しぐらい経験がある人を採用する傾向にある。」
そう転職コンシェルジュの人が教えてくれました。
30代未経験者がWebデザイナーに転職するのは中々厳しい
ここまで、読んできて年齢が高めのWebデザイナーの方は不安になられたことでしょう。
やる気と根性があれば、30代でも未経験でWebデザイナーとして就職することは可能です。
現に31歳の未経験の私は、Web製作会社にWebデザイナーとして就職できたんだもの・・!
面接に受かるまで私が実践した行動
このときの私の状態は、海外を二年間放浪したため、社会人としてのブランクが2年半ある31歳。
職業訓練校(Webクリエイター養成科)に通う
冒頭にも書きましたが、まず職業訓練校「Webクリエイター養成科」に3ヶ月通いました。
今まで一度も使ったことがなかったPhotoshopやIllustratorを、職業訓練校で基礎から学べたのでとても勉強になりました。
職業訓練校の詳細は、以下の記事がお勧めです。
私は職業訓練に通って勉強しましたが、職業訓練校は退職した人しか通うことができません。
働きながらWebデザイナーの転職を目指す方には、オンラインスクールがお勧めです。
オンラインスクールは朝早くから遅い時間まで受講できるので、仕事終わりでも時間を気にせず学ぶことができるので。
Webデザイナーになりたいけど、何からやっていいかわからない。
周りにWebデザイナーの知り合いがいないから、誰に相談したらいいかわからない!
そんな方におススメなのは、現役エンジニアにオンラインで個別に授業をしてもらえるCodeCamp(コードキャンプ)です。
コードキャンプは入会する前に1回無料体験レッスンができるので「Webデザイナーになりたい」と思ってる方は、ぜひ無料で受けてみてくださいね。
Webクリエイター養成科で学んだこと
- HTML5とCSS3の知識
- Dreamweaver(ソフト)の使い方
- Photoshop(ソフト)の使い方
- Illustrator(ソフト)の使い方
- jQueryの知識
HTML5とCSS3
いちばんよくわかるHTML5&CSS3デザインきちんと入門 (Design&IDEA)
まず初めに、Webサイトがどのような仕組で作られているかを理解するために、HTML・CSSのコーディングを勉強しました。
Web制作会社では、Webデザイナーとコーディングする人(コーダー)が分かれていて、Webデザイナーはコーディングまで担当しないことが多いです。
ただ、コーディングがわからないままWebデザインを構築すると、実装不可能なものをデザインしてしまう場合があるのでコーディングを勉強する必要があります。
Dreamweaver
Dreamweaverとは、ホームページを作成するための編集機能やレイアウトの表示機能、ファイル管理機能など、制作や更新作業に必要な機能がひとまとめになっている統合ソフトウェアのことです。
Photoshop&Illustrator
世界一わかりやすいPhotoshop 操作とデザインの教科書 (世界一わかりやすい教科書)
世界一わかりやすいIllustrator 操作とデザインの教科書 (世界一わかりやすい教科書)
jQuery
Webクリエイター養成科で学べないこと
- Web制作現場での常識
- Web制作の最新情報
- Webデザイン
Web制作現場での常識
Web制作の最新常識
現場のプロが教えるWeb制作の最新常識[アップデート版] (知らないと困るWebの新ルール)
デザイン
Webデザイナーになりたかったけど、デザインのことはWebクリエイター養成科では学べませんでした。
下記にあげるのは、私が独学でデザインを勉強したときに使ったお勧めの参考書です。
履歴書・職務経歴書の作成
履歴書と職務経歴書を用意して、自分がどういう風に生きてきたかを企業の方に知ってもらう必要があります。
参考までに、WEB業界が全くの未経験の私の社会人としての職歴を紹介します。
大学卒業後は、こんな感じで生きてきました・・!
ホットペッパーの営業と原稿製作
大学を卒業してから、リクルートのCV職(契約社員)として、ホットペッパーの営業と製作をしてきました。
これは余談なのですが「なぜ、その仕事を選んだの?」とよく面接で聞かれますが、現キッズライン代表の経沢香保子さんに影響を受けたからです。
転職活動時にたまたま購入した経沢香保子さんの著書「白いスーツで内定を」
この本には「最初は自分が成長できる環境である場所で働いたほうがいい。」というような言葉が書かれていました。
成長できる環境でがむしゃらに働こう、そう思って面接を受けに行きました。
半導体メーカーで営業事務
ちょうどそのときに結婚が決まり、前職を退職することにしました。
これまでの仕事とが激務だったので、定時で帰れる仕事をしたいと思って選んだのは営業事務の仕事。
基本的に定時退社。
営業ではないので、ノルマもなくストレスフリー。前職に比べて、「何て、楽な仕事だ!」と思っていました。
応募する職種に活かせる経験を考える。
さて、前職の私の経験を参考に挙げました。
どちらもWebデザイナーとは全く関係のない仕事です。
この全く関係のないと思われる経験も、Webデザイナーとして働くときに、何とかして活かせないか考えました。
企業は「あなたが当社で働くことで、どんなメリットがあるの?」ということを当然考えるので、活躍するような可能性を今までの職務経験から感じてもらわないといけません。
私はWebデザイナーに活かせる経験として、ホットペッパーでのライター経験を挙げました。
ホットペッパー時代に、お店の利点を限られた広告スペースでわかりやすく伝え、読者を来店させるキッカケ作りをしていました。
Webデザイナーも伝えたいことをわかりやすく伝え、行動を起こさせるということが必要です。
Webデザイナーとして働く上で、このホットペッパー時の経験は活かせると思います。
こんな風に、無理やりアピールしました。
未経験のWebデザイナーは志望動機こそ見られてる
面接に行った際に、面接官からこんな愚痴を聞くことが何度かありました。
「今時の人は、テンプレートで志望動機を送ってくる人が多い。」と。
ここでいう志望動機とは、2つ伝える必要があります。
- なぜWebデザイナーとして働きたいか
- なぜその会社で働きたいか
なぜWebデザイナーとして働きたいかは正直テンプレートでもいいと思います。
でも、なぜその会社を選んだのかは企業ごとによって変わってくると思います。
その会社と自分がマッチしそうだということをアピールしつつ、志望動機に繋げましょう。
【おまけ】ブログはいいぞ!
私が未経験でWebデザイナーに受かった要因として、ブログを続けていたことも大きいです。
ここでポイントなのが、無料ブログではなくWordPressで作ること。
自分でドメイン取って、サーバー借りて、WordPressをするのは手間がかかるけど、その分それができる人と評価してもらえます。
ちなみに、私は「自分でブログを運営していく中でWebデザインに興味が出た」と志望動機に結び付けました。
ブログって色々なスキルが学べるんですよ。
私の周りで30代、40代で未経験でWeb制作会社に受かった人(デザイナーだけでなく、ディレクション、マーケター職)もブログのおかげで就職できた人って多いです。
ポートフォリオを作る
他の職種なら応募するのに履歴書と職務経歴書だけでいいですよね?
でも、WEBデザイナーの面接時には、ポートフォリオ(自分の制作物)の提出を求められることが多いです。
私は職業訓練に通うまでは、一から自分でWEBサイトを作ったことがありませんでした。
だから職業訓練で一からポートフォリオを作る経験は、本当に役に立ちました。
まずは、デザイナーやイラストレーターなどのポートフォリオサイトを集めているサイトを見てみました。
きっと、プロの方のデザインを見て「自分にこんなん作れるのかな・・」と不安になると思います。
でも、大丈夫です。
いきなりプロにはなれるわけではありません。
ポートフォリオは何度も作り直せば大丈夫なので、まずは自分の個性がわかるサイトを作ってみましょう!
参考までは私が作ったポートフォリオサイトを載せておきます。
私は、自分のポートフォリオに卒業制作・このブログ・名刺を載せました。
トップ写真は、世界一周をしていたときに自分で撮影したものです。
「写真もできるの?」と、面接で会話が広まったので、自分の個性がわかるものを載せれてよかったです。
ポートフォリオはそこまで重要ではなくて大事なのは制作物。
制作物は多ければ多いほど有利です。
一個サイトを作って終わりではなくて、自分で何個もサイトを作って勉強する必要がありました。
制作物が一個じゃわからないから、何個か見たいと面接で言われたこともあります。
求人をチェックして応募
いきなり何を言い出すんだ?と思われるかもしれませんが、就職活動をしていて思いました。
「就職活動と恋愛と営業は似てる!」ってことを。
実際に、自分が好きなだけじゃなくて、相手にも自分を好きになってもらわないといけません。
自分の好きな人を見つけるためには、間口を広げる必要があります。(友達の紹介? コンパ? お見合い? 婚活パーティ?
より自分にマッチする人を見つけるために、まずはどんな人が相手を募集してるのかを知る必要があります。
なので、私は複数のサイトに登録をすることをお勧めします。
まだ登録されてない方は、是非登録してください。
全部無料です。
面接に行く
基本的に、履歴書・職務経歴書で書いたことを面接で詳しく話せば大丈夫です。
自分の今までの経験、自分がどうして、その会社に行きたいか。
そして、Webデザイナーになるために今自分がどういうことを勉強していることをしっかりと伝えましょう。
私は面接に行く前に必ず求人情報をチェックして、どんな人物をその会社が求めているのかを意識するようにしました。
その会社が求める人をイメージできていれば、どう答えるのが正解かがわかると思います。
↓↓質問されるであろうことを予想し、自分が質問されたらこんな風に答えようと妄想しました。
あなたはWebクリエイターに向いてる? 8つの適性チェックリスト
準備していても、予想していなかった質問も来るでしょう。
私が一度、質問で聞かれてすぐでてこなかったのが、「好きなWebサイトはある?」という質問でした。
日ごろから、良いWebデザインがまとめられているサイトを見て、勉強しようと思いました。
実際にチェックしていたサイト集は下記3点!
私の転職活動の結果
書類を応募したのが約20社。そのうち書類審査を通過したのが15社。
なので、7割ぐらいの確率で面接に行くことができました。
ただWebデザイナーの職種に応募して書類を通ったのに、違う職種を薦められることが多かったです。
最後の方は面接に行く時間がもったいないと思って、面接に行く前にこうメールするようになりました。
WebディレクターではなくてWebデザイナーの面接で伺わせていただいてよろしいですか?
最近Webデザイナーじゃなくて、Webディレクターでとお話を頂くことが多くて・・
こう聞くようにしてました。
そして面接に行っても、その会社の社風や社長が自分に合わなさそうだったら、自ら断ったりもしてました、(嫌なやつ)
面接って、「雇ってください。」って評価されるだけでなく、こっちもその会社を評価できる場でもあるんですよね。
面接時に緊張ばかりしてたのですが、そう思っていれば、変に緊張しすぎることもなくなりました。
結果として、20社ほど面接を受けてWebデザイナーとして内定を頂いたのは2社。
これからの就職活動のやり方を変えようかどうか悩んでいた時に、なぜか立て続けに内定がでたのでビックリしました。
ちなみに、就職活動を始めてから内定をもらうまで1ヶ月ちょいかかりました。
未経験でも面接で受かりやすい人
最初は私も、思ったよりもWebデザイナーの面接に受からなくて日々悩ましい日を送っていました。
その中で、インターネットを検索し30代未経験の人がどうやって就職できたのかを研究しました、
諦めずに独自で勉強を続けている人
面接に落ち続けても、諦めに自分の製作物を作り続けて技術を上げることができる人。
自分で製作物を作り続けることで、できることが増える。
そして、そんな努力を続けられるならば、きっと会社でもやっていけるだろう。
そう面接官に思われて、無事面接に受かっている人がいました。
私の就職したWeb製作会社で一線を張っている人もそういうタイプの人ばかりでした。
ただ、自分でいくら作り続けてもその努力が間違っていても意味はない。
そういう意味で、プロのWebデザイナーにその製作物を見てもらったほうがいいです。
面接はWebデザイナーの人に触れ合える絶好の機会です。面接を受けるときに、製作物のアドバイスも一緒にもらうようにしましょう。
転職エージェントをうまく利用できる人
実際に転職エージェントにお世話になりました。
転職エージェント(マイナビ)で働いている友達の友達にお勧めされたから!
ワークポイントはIT業界の転職サービスの実績が高いから登録しておいたほうがいいんだって!
しかも、未経験者にもWebデザイナーの就職を紹介をしてくれると教えてもらったので、実際にホームページを見てみました。
これが決めてとなり、登録することに決めました。
実際に利用してみて、私みたいに職業訓練は出たけど実務経験がない人でも、受かった実績がある会社を優先的に紹介してくれました。
また、求人サイトに載ってない非公開求人をたくさん紹介してくれたので、登録してよかったです。
なにより、担当者の方が親身に相談に乗ってくれたので、就職活動疲れをしている私の心を安定させてくれました。笑
業界の動向を教えてくれたり、無料で面接対策や履歴書・ポートフォリオなどにアドバイスをしてくれますよ。
さいごに
「未経験だけど、Webデザイナーになりたい!」
何もスキルを持っていなかった私ですが、無事に就職することができました。
私が内定を頂いたのは、運的要素がかなり高かったのですがそれでも行動しないと何も始まってませんでした。
行動したからこそ、運を見方につけれたんだ思ってます。笑
- Webデザインを勉強する前の方・・コードキャンプ(現役の方に何でも聞けます!)
>>コードキャンプの評判は?Webデザイナーになりたい人は無料体験するべし!
私の経験上、自分ひとりで悩むばかりではなく、周りに頼ったほうがうまくいったので。
自分に合った会社がみつかるように、諦めずに前を向いていきましょうね。
正しい努力してれば、報われますので!
以上、【30代未経験】WEBデザイナーに転職できたのでうれしい気持ちをこの記事で書いていきました。
次はあなたの番だぞ!!
未経験でWebデザイナーになりたい方はコードキャンプで無料体験レッスンを!
経験のあるWebデザイナーの方の転職はレバテックキャリア
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