MENU

ヨガとピラティスはどっちが痩せる?それぞれの効果を比較します!

2020 7/15
悩めるウサギのアイコン画像悩めるウサギ

  • ヨガとピラティスってどう違うの?
  • どっちの方が痩せる?

ヨガかピラティスどっちに通おうか迷ってる方!

この記事に参考になればうれしいです。

 

女忍者のアイコン画像女忍者
今回は、現役のヨガインストラクターのRiEさんにヨガとピラティスの効果の違いを聞いてみました。

 

この記事を書いた人

RiE

RiE

ヨガ歴10年、講師歴6年のフリーヨガインストラクター
週10本ほど、ヨガクラスを担当。
趣味は美味しいものを食べること、料理、読書、美容です。
Instagram: irie_yoga_life

 

こんにちは!

ヨガ講師・ヨガインストラクターのRiEです。

ダイエットや美容効果だけでなく、リラックスやストレス解消にも効果的なヨガ。

女性の人気お稽古ランキングで上位に入るほど人気ですよね!

RiEのアイコン画像RiE
ヨガと同じように人気なのがピラティスです!

 

ヨガもピラティスもマットの上で呼吸に合わせて行いますが、似ているようで実は全く違うのです!

ヨガとピラティスには、どのような特徴や違いがあるのでしょうか?

それぞれの歴史と効果をこの記事で紹介します!

 

目次

ヨガとは

ヨガは、今から(紀元前2500年)頃のインダス文明にあると言われている健康法です。

ポーズや呼吸・瞑想を行うことで、身体本来の機能を高める効果があります。

 

RiEのアイコン画像RiE
日本では、ヨガ=女性が行うものというイメージが強いですよね。

ですが、ヨガはインドで発祥され、修行僧の身体法として男性が実践していたものでした。

主に呼吸法や瞑想などで心を無にして呼吸を行い、心身のバランスを整えていたと言われています。

 

RiEのアイコン画像RiE
また、ヨガには「繋ぐ」「結ぶ」という意味があります

 

心と身体をひとつにまとめる、自然や宇宙と調和するなど、

ありのままの自分を受け入れて、自らと調和していくことを目的としているのです。

ダイエットや美容効果にフォーカスされがちですが、本来は肉体だけでなく精神的な効果を目的としているのです。

 

ヨガの主な効果

ヨガは、腹式呼吸と共にゆったりとポーズを行います。

日常生活では使わない筋肉をほぐすことで、血流促進の効果があります。

 

血行が促進することで、肩凝り、腰痛、頭痛、生理痛、生理不順、冷え性、不眠症といった身体の不調が軽減されます。

また、骨や関節を動かすことで内臓の位置が正しいポジションに戻る、全身のバランスが整えられるなど様々な効果があります。

 

RiEのアイコン画像RiE
瞬発的な激しい運動は行わないので、運動が苦手な方も楽しむことができます。

 

体内に酸素を取り入れる有酸素運動として、ダイエット・心身の健康維持・柔軟性を高めたい方など性別を問わず様々な年齢の方が行うことができます。

体幹を意識しながらポーズを行うので、インナーマッスルが強化され姿勢が良くなって身長が伸びたという人もいます。

 

ヨガは腹式呼吸

ヨガではポーズをとることよりも、呼吸が大切です。

様々な呼吸法がありますが、基本は鼻から吸って鼻から吐く腹式呼吸です。

腹式呼吸

腹式呼吸

鼻から息を吸ってお腹を大きく膨らませ、鼻から息を吐いてお腹を凹ませます。

横隔膜を上下に大きく動かしながら、安定した呼吸のリズムで繰り返します。

 

日常生活ではなかなか呼吸に意識を向けるということが少ないですが、忙しい時やイライラしている時ほど呼吸は浅くなったり止まってしまいがち。

呼吸の速さや質は、自分でコントロールすることが可能です。

 

意識的な腹式呼吸は、副交感神経を優位にします。

精神的に深い落ち着きをもたらし、リラックス効果やストレス解消へ導きます。

 

呼吸が深くなると体内に酸素が行き渡り、気分が明るくなって前向きになります。

集中力もアップして、穏やかな精神状態でいることができるのです。

 

心と身体の安定を求めるならヨガ

エクササイズの一環としてヨガを行なっている方もいらっしゃいますが、ヨガのルーツは修行僧の身体法です。

 

アーサナ、呼吸法、瞑想で心と身体を結んで身体の緊張をほぐし、心の安定と安らぎの状態を作ることを目的としています。

ヨガは、精神的にリラックスしてストレス解消しながら身体を整えたいという方にオススメです。

 

ピラティスとは

ピラティスは、20世紀前半にドイツ人のジョセフ・ピラティス氏によって提唱されました。

RiEのアイコン画像RiE
20世紀前半というと、ヨガに比べて比較的最近のことですよね。

 

幼少期に自身の病弱な身体を改善するために、ヨガを参考に考案されたと言われています。

その後、第一次世界大戦で負傷した戦士のケアのために、リハビリのメニューとして発展していきました。

 

体幹を重視する健康法で、狭いベッドの上でも効果的に行うことができるのが特徴です。

RiEのアイコン画像RiE
筋トレ要素が高く、身体のパフォーマンス力向上や体幹が鍛えられるので、ダイエットやエクササイズだけでなくケガの予防にも役立ちます。

 

ヨガは全身に酸素を届けて身体本来の機能を高めることを目的としていますが、ピラティスはエクササイズを取り入れた身体技法で鍛えることを目的としています。

ヨガを基に考案されているのでヨガに似ていますが、効果的に体幹を鍛えられるメソッドなので、ヨガに比べると早く効果を実感できます。

 

ピラティスの主な効果

ピラティスはインナーマッスルを鍛えることで体幹を強化して、姿勢改善、スポーツでのスキルアップ、ケガの予防に効果的です。

身体の歪みや偏りを整えて身体への負担をなくし、体幹をを鍛えることで猫背や肩こり、腰痛などが身体のトラブルが解消されます。

 

ピラティスを継続することで、正しい姿勢をキープするための適度な筋肉がついて美しいボディラインを手に入れることができます。

また、筋肉量が増えると基礎代謝が上がります。

脂肪を燃焼しやすい、痩せやすい身体となります。

 

ピラティスは胸式呼吸

ピラティスは、鼻から吸って口から吐く胸式呼吸で行います。

鼻から息を吸すうのはヨガと同じですが、息を吐くのは口から行います。

胸式呼吸法

吸う息では横隔膜が下がり、肋骨を上下左右と大きく広げます。

胸の中にボールをイメージして、胸の隅々まで酸素で満たします。

 

RiEのアイコン画像RiE
吐く息では、大きく膨らんだ胸のボールが小さくなっていくイメージで、おへそを背骨に近づけるように凹ませて腹筋の力を使ってすべて吐き切ります。

ピラティスでは、インナーマッスルを鍛えて、姿勢改善をすることを重視しています。

そのためには、交感神経を優位にさせる胸式呼吸法で筋肉に刺激を与え、身体に緊張感をもたらして心身共に活動的な状態を作ることが大切です。

胸式呼吸には、交感神経を優位にさせる効果があります。

 

エクササイズ目的ならピラティス

ピラティスは身体に負担をかけず、強くしなやかな筋肉をつけることを目的としたエクササイズです。

筋肉の深層部にあるインナーマッスルに意識を向けながら、骨盤や背骨、肩など骨格の歪みや偏りを調整して筋肉や関節を動かしていきます。

ピラティス

正しい姿勢に導くことで、ケガをしにくい身体作りにも役立ちます。

インナーマッスルが鍛えられるので、筋肉量が増えて代謝が上がり、脂肪が燃焼しやすい身体を作ります。

 

痩せやすい身体、スタイルアップ効果、ダイエット効果が得られます。

ピラティスは、ダイエットや身体を引き締めたい方にオススメです。

 

ヨガとピラティス、どちらを選んだら良い?

RiEのアイコン画像RiE
ダイエット、体幹強化、姿勢改善、柔軟性アップなど、ヨガもピラティスも効果的には共通する部分がたくさんあるので、どちらを始めようか迷ってしまうかもしれません。

 

  • 自分自身のメンタルを整えながら身体作りをしたい方はヨガ
  • 体幹を鍛えて代謝をアップしたりスポーツでのスキルアップに役立てたい人はピラティス

 

ですが、ヨガでも体幹を使ってポーズを行うので代謝アップの効果はありますし、ピラティスでもリラックス効果やストレス解消は得られます。

ヨガは「吐く息」でポーズを深めてリラックス効果を高めるのに対し、ピラティスは「吸う息」でアクションを起こして体幹部を強化します。

 

ヨガはポーズをキープしながらゆったりと深い呼吸を繰り返しますが、ピラティスは基本の姿勢を取りながら動作を続けます。

ヨガもピラティスも継続することが大切です!

一度、ヨガとピラティスを体験してみて、自分に合う方を取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

さいごに

ヨガは全身に酸素を届けながら心身共に本来の機能を高めることが目的。

ピラティスはインナーマッスルを鍛えることで体幹強化、スポーツでのスキルアップ、ケガの予防に効果的です。

 

どちらも素晴らしい効果が期待できるので、自分の目的に合うものを選んでみてください。

その日の気分や身体の状態に応じて両方取り入れても良いですね♪

ヨガやピラティスで健康美を手に入れましょう!

 

ヨガもピラティスどちらを選ぶか、まずは実際に体験して自分が好みの方を選んでくださいね。

 

 


目次
閉じる